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高校サッカー選手権優勝を経験した彼らの今

「Spotlight」ではこれまで9回に渡り、選手を支えるスタッフに
"スポットライト"を当てた記事を投稿してきました。

そして今回、大学サッカーの新しい発信として、大学の垣根を越えた対談企画を行います。
これまでとはまた異なった視点から「大学サッカー」「大学スポーツ」の魅力をさらに追求します。

そんな対談企画 第1弾 は
[早稲田大学ア式蹴球部4年 中谷颯辰選手] 
[中央大学学友会サッカー部3年 加納大選手]

静岡学園高校出身の2人による対談です。

どうぞお楽しみください。

Spotlight 第1回対談
−高校サッカー選手権優勝を経験した彼らの今− 

中谷颯辰    ×        加納大
(早稲田大学・4年・DF)   (中央大学・3年・FW)


◯お互いの印象について

−他己紹介をお願いします。

中谷:初めて大を見たのは、ぼくが中学3年生の時です。静岡学園高校と練習試合をした際に、彼は中学2年生ながら高校1年生のトップチームに出ていました。プレーは正直その時が一番衝撃的で、高校1年生チームの中でも一番ヤバいなって印象がありました。後々になってまだ中学2年生だというのを聞いて、そこからずっと印象に残ってました。プレー面はそんな感じです。性格は、後輩力が高いというか、可愛がられるようなやつで、ぼくも完璧に舐められて「お前」とか呼ばれてたんですけど。

加納:言ってないでしょ(笑)

中谷:大学でもそんな感じですけど、高校時代はそういう可愛くて仲良い感じの後輩かなと思います。

加納:彼は、良い意味で変わってるなと思います。発言とか行動が普通の人ではなかったから、この人面白いなっていう風に見てました。

−プレー面はどうですか?

加納:ポジションがFWなので、(颯辰と)対峙することが多くて、クレバーな選手だったのでとても厄介でした。普通のCBと違って頭を使ったプレーが多かったし、足元もあって、よくいるCBではなかったので、やりづらかったです。敵としては。

−味方としてはどうでしたか?

加納:局面を後ろから1人で打開してくれることが多かったので、すごい楽でした。ビルドアップでもボールを持ち運んで数的優位を作って、ということがけっこうあったので、すごく助かるし、頭の良い選手だなと思ってました。

−お互い最も印象的なエピソードはありますか?

中谷:静岡学園の走りで、俺が完全に最後尾なんですけど、大もビリ2くらいにいました(笑)

加納:そうだっけ?(笑)

中谷:こいつ日によって差があるんですけど、たまにめっちゃ遅いんですよ。その時に俺が大を抜こうとするんだけど、彼が抜かれまいとダッシュして俺が諦めて。そのせいで俺のタイムが遅くなるっていうのはあった(笑)

加納:俺は選手権期間かな。自分は寮生じゃなかったから、普段どんな感じなのかなって思ってて。選手権期間はずっと一緒に行動してるから、気になってたんですけど、颯辰くんが部屋で勉強してるって聞いて、この人すごいなって思いました。

−選手権の時にはもう早稲田に入るのは決まってましたよね?

中谷:決まってたんだけど、ルーティンというか、自分の時間的なことで、選手権期間はみんなといる時間もあるけど、夜は必ず勉強してから寝るようにしてたかな。

加納:変わってますよね。

−続いて、サッカーを始めたきっかけに遡りたいと思います。

中谷:在り来りですけど、小学校に上がるタイミングで友達に誘われて、自分の小学校ではないんですけど、隣の小学校のチームに入ったのが始まりです。

−当時からDFだったんですか?

中谷:小学校の時は、自分で言うのもなんだけど、ちょっと圧倒的というか(笑)他の人より上手だった自信があって、その時はエースみたいな感じでやってた。

一同:笑

中谷:それで小学校のチームの監督が、ジュネッスっていうクラブチームの代表で、「お前ならできると思うから行ってこい」って言われて。俺めちゃめちゃイキって行ったんだけど(笑)そこで本当にコテンパンにやられて。しかも右SHとかやって強度高すぎて、もう体力追いつかないわって思った。それで楽なポジションが良くてCBを小学4年生から始めた。

加納:自分は3兄弟の末っ子で、兄貴2人がサッカーやってて、気づいたらサッカーしてました。ポジションはずっとFWです。次男がFWだったのもあって、点取ることにサッカーの楽しさを感じてたので、それでずっとFWです。

◯なぜ静岡学園を選んだのか

-2人はなぜ高校で静岡学園を選んだのですか?

中谷:中学が大阪だったんですけど、大阪とか関西の高校には行きたくなくて、地方の高校の推薦が来たら行きたいなと思ってました。実際に何個かいわゆる強豪校からの話は来たんだけど、勉強とサッカーのバランス、文武両道を両方トップレベルにできるのが静学だなと思ったのもあるし、サッカーのスタイル的にもテクニックが特徴的だったので、最後は藤枝東と悩んだんだけど、静学に決めました。

−勉強も選ぶ過程では大事だったとのことですが、それは早稲田を選んだ理由にも被りますか?

中谷:そうだね、高校1年の段階でもう早稲田行きたいっていう感じになってた。

加納:自分はさっきの話に繋がるんですけど、兄2人が静岡学園で。

−全員静岡学園なのですか?

加納:そうです。みんな静学でサッカーやってて、それを小さい時から見ていて、こんなサッカーしたいな、ここでプレーしたいなと思って、もう迷わず行きましたね。

−プレースタイルも上手くはまりましたか?

加納:そうですね。静学っぽくないってよく言われますけど(笑)、それが結果的によかったのかもしれないです。

−ところで、何か「静学あるある」はありますか?

中谷:静学あるある?

−2人で「あ〜」ってなるようなエピソードがあれば (笑)

中谷:んー、なんだろうね。監督は面白いけどね、あるあるっていうのかわかんないけど。

一同:笑

中谷:でも、学校はサッカー部がカースト支配してる感は否めない。部員も多いし、強いのもあるから、サッカー部の力が強いなっていう印象はあるかな。

加納:サッカー部ばっかだもんね。

中谷:サッカー部しかいない。

−1日のスケジュールはどんな感じですか?

中谷:火、水、木だっけ?朝練は。

加納:うん、そうだね。

中谷: 6時半から朝練して、雨の日はないけど。そのまま学校行って、8時半くらいからかな、わかんない、忘れたけど。それで、文系は6限で終わるのかな。5、6限とかで。理系は6、7限まであって。

−7限!?

中谷:そう、あれ練習何時からだっけ?

加納:四時半とかだったよね、たしか。

中谷:そう、そんな感じで練習やって、自主練もみんな結構やるから21時ぐらいに帰るんじゃないかな。大は実家だけど、寮だと1年は皿洗いとか色々あるんで。皿洗いは19時から23時だから…みたいな。

一同:笑

中谷:19時から23時⽫洗いして、それからご飯の釜とかおかずが⼊ってたトレイとか全部洗って、0 時回っちゃうみたいな。1年は本当にしんどいね。
理系は練習遅れて⾏って最後の試合だけやるみたいな感じでアップなしで⼊れさせられるのもあるあるかもね。来たら監督に「早く試合⼊れよ」って⾔われてアップなしで試合やるっていうのが理系の選⼿あるある。

−今振り返って「静岡学園に⼊ってよかったな」 と思うことはありますか?

中⾕:静岡学園に⼊って良かったこと...うーんなんだろうな。別にどこ選んでてもある程度の⼈⽣になってたかなって思っちゃうんだよな。選んで良かったこと...大からで(笑)

加納:そうですね。良い指導者に巡り会えたから、⼈としての成⻑を⼀番感じました。監督も、顧問も、中学の監督もそうだし。いろんな⼈のサポートがあって、めちゃくちゃ怒られることもあって。⾊々あって、プレイヤーとしてもそうだけど、⼀⼈の⼈間として、考え⽅がかなり良くなったかなと今考えれば思います。

中⾕:俺それ使えないよね⼈間としての...⾔っちゃだめだよね?

一同:笑

中谷:(静岡学園を)代表して試合に出る重さとか、部員が多い分それを感じたかな。早稲⽥に来る後輩誰も知らないぐらいの⼈数で、認識がないような部員が俺らの試合を応援してくれるような環境で。良くも悪くも代表するとか、誰かのためになんか頑張るとかを⾼校サッカーで学べた。やっぱり全国で⾒ても部員が多い場所だったしね。

−優勝した時の選手権を振り返って、思い出に残っていることはありますか?

中谷:俺は、選手権優勝できるなって思った瞬間が何個かあって。初戦でボコボコに勝った時とかは勿論だけど、山田に2点目取られた時、キャプテンが下手くそなパスしてPK献上して。普通「何してんだよ」ってなるかもだけど、俺とか小山(小山尚紀)とかは笑いながら戻ってきたんだよね。「こいつ下手すぎだろ」みたいな(笑)結構みんな笑いながら集まってきて、その瞬間に俺は「勝てるな」と思った。俺はその瞬間が印象深いかな。キャプテンもキャプテンで、「俺のせいじゃない」「切り替えていけよ」みたいな感じで(笑)お前だろとは思ったけど、そのコントラストみたいなのが凄い面白くて。そのとき、みんな余裕あるなって思ったし、まだ勝てるなって印象はあった。


−加納君はどうですか?

加納:俺は、その年はスタメンで県大会までずっと出てたんですよ。それで全国前に怪我をして、全国はずっとベンチ。決勝まで上がって、代わりに出てたFWがめちゃめちゃ調子良くて、得点王とかでそのままいくかなと思ったら、決勝当日の朝に監督に呼び出されて。「お前行くよ」って言われて。あ、まじかみたいな(笑)それが一番印象的ですね。

−実際急遽スタメンを告げられてどのような心境でしたか?

加納:如何せん人が多すぎて、もうワクワクしか出てこなかったですね。さっき颯辰が言ってたけど、みんな楽しんでたというか、0-2になってもやばいやばいみたいな雰囲気にはなってなかったから。そこはチームとしてすごい良かったと思います。

◯なぜ大学でサッカーを続けるのか

−続いて、今日の本題に移ります。なぜ大学でサッカーを続けようと思ったのですか?

中谷:早稲田に行こうと決めたのは高校の文理選択で、当時は勉強面では学年5位くらいで「自分いいところ行けるのかな」と思い始めて大学のこと調べ始めたら、早稲田が一番勉強とスポーツのバランスの平均値が高いと思った。理系に早稲田の指定校があるとわかったから、理系いってみて早稲田チャレンジして無理だったらスポ推でどっかいけばいいし、最悪文転できると思って理系に進んで、結局早稲田(の指定校)を取れたって感じ。高1の段階では大学でもサッカーをやろうという認識で、結局高校の最後の選手権の決勝では良い結果残せたけど、それまでは高校で全国に自分自身出れてなかったし、これといった結果を残せないまま来てたから、このままサッカー続けてもプロ行けないんじゃないかなと思って。自分としてはプロ目指すならサッカー続けるし、目指さないならサッカーを辞めると思ってたから、選手権である程度チームとして良いところまで行ったし、個人としても「このFWやべーな」と思うような感覚はなかったから、まだ上を目指せるんじゃないかなと思って結局はサッカーを続けたかな。

加納:自分は高校の頃からずっとプロ目指してやってきて、高校3年間は大学行くとかは考えないでずっと「プロ行きたい」と思ってサッカーやってたけど、行けなくて、2年の終わりに中央大学から話をもらって、プロも(話が)来てないし、ちょうど自分が3年のときもコロナがピークのときでサッカー出来てなくて、このままでも上手くいかないだろうなと考えて、すぐに中央大学に行くことを決めました。4年間ここで頑張って、またプロ目指したいと思って進みました。

−高校と大学のギャップはありましたか?

中谷:僕はめちゃめちゃありました。初めて俺がランテスト受かって練習に参加した日に、誰かがいわゆるミスをしてて、全体ミーティングでミスを共有してます、みたいな光景が初めのミーティングであったんだけど。それを見た時、俺は初めちょっと怖さを覚えたというか、ここで4年間やっていけるのか、言い方悪いけど、なんか宗教に入ったかのような、自分がなんでこんなところにいるんだっていう感覚になって、その怖さがあったのも覚えている。静学ってスタッフもそうだし、選手もそうだけど、サッカーめっちゃ大好きで、ほんとサッカーばっかりって感じだったから、そこのギャップは凄い感じたかな。

−プレースタイルとかはどうでしたか?

中谷:元々監督に「俺は早稲田の指定校で早稲田に行きたい」って話した時に、今年の早慶戦で実況やってくれた須藤駿介さんが過去に初めて早稲田に行った人ってことで(須藤さんの)経験談とか実際に試合に出た数、試合でトップに出たことがないとか、まあ色々含めて「お前は絶対行かない方がいい」とは言われて。その覚悟の上で入ってた。ある程度理解はしてたものの、やっぱり高校でやってきたことと180度違うことがあったりとか、フィジカル的な要素が強かったりとか。自分は1年でトップにずっといたものの、全く試合に絡めなかったので、やっぱ難しかったなと思います。

加納:自分はサッカーの面でのギャップがすごく多くて。やっぱ静学のサッカーって特殊だなって大学来て感じた。(高校では)個人技が大切だった中で、大学上がって、戦術面の理解度や守備の仕方、攻撃の仕方とか色々学ぶことがあった。高校の頃は考えたりっていうのがあまりなかったから、理解したりついていくのに最初戸惑って遅れをとったり、フィットしなかったなという感じはありましたね。

−プレー以外は意外とすぐ馴染めましたか?

加納:そうですね。同期にも恵まれて、先輩もすごい優しい人たちばっかだったので。私生活や寮生活はやりやすかったです。

◯ここまでを振り返って

−大学サッカーを通じて個人として成長できた部分はどこですか?

中谷:サッカーにおいては、いわゆるDFとしての能力値は上がったと思うし、初めは多分早稲田っぽくない選手だったけど、最近はライターの方とか記者の方からも「早稲田っぽい選手になってきたね」と言われるのは嬉しいと思う。でもその反面、大とか高校の同期が自分の今のプレーを見て、変わったなって悪い意味でも思われてしまう部分はあると思ってる。高校の時の自分の強み、魅力っていうのは、出しにくくなってる。それは多分チームのせいとかではなくて、自分のメンタリティだったり、DFとしてのメンタリティがあってのものだけど。良くも悪くもプレースタイルが変わって、まあでもDFとしては成長したのかな。ピッチ外とか人間性とかの部分でいうと、さっき大も言っていたし、結構いろんなところで言ってるけど、(高校では)勉強とサッカーをただただ結果だけを追い求めていた。サッカーして誰ともコミュニケーションも取らずに帰って、サッカー場だけの関わりが多かった。でも、大学入ってからは数字だけではないような勉強とサッカー以外にも人との関わりを意識し始めた。同期とかは俺がいろんな人とフランクに話していると思ってくれてるかもだけど、高校時代はそうでもなくて。トップの20、30人だけとか、仲良いやつだけとかだったんで、そこは自分の中で変わったところだと思います。

加納:2年半やって、最初トップ上がって、落ちてがあって。自分自身と向き合う時間が増えて、それによって柔軟性が生まれた。いろんなことに対して臨機応変に対応できたり、こなせるようになってきてるとは思います。ポジションが変わったことで自分の武器が何なのか自分自身で分からなくなったこともあったけど、柔軟にいろいろなことが少しずつできるようになったのかなとは感じます。

◯今シーズンへの想い

−中谷君は4年生として迎える今シーズン、加納君は3年生として迎える今シーズンですが、この半年を振り返ってみての感想、そして今シーズンへの想いを聞かせてください。

中谷:今は2部リーグで、あまり良い結果ではないですけど、確実に昇格しないといけないと思うので、ここから後期巻き返していければいいなと思ってます。直近だとやっぱ総理大臣かな。一番大きな大会だし、俺らはそこ優勝しないと冬もないので、チームとしても大事で、リーグ戦の勢いにもなってくると思う。あとは、自分はまだプロは諦めてないので、全国大会で結果や勝ちを積むというのは大切にしたいです。俺は上背がめっちゃあるわけでもないし、なんか目立ったような外見の特徴もないし、プレースタイルもそこまで尖ってないかもしれないけど、チームとしての評価を高めていくことで個人の評価も上がってくるのかなと思うので、総理大臣杯も優勝して、後期リーグ戦も1部昇格まで持っていければ、チームとしても個人としても非常に良いシーズンになるんじゃないかなと思ってます。

加納:今年1部で戦って、振り返ると、良い状況ではない。1部に絶対残留しないといけない中で、やっぱ自分としては出場機会をどんどん増やして、とにかくチームの勝利に貢献するっていう思いが強いですね。近い目標で言うと総理大臣杯があるので、優勝するっていう強い想いがあります。

−両校総理大臣杯を勝ち上がれば3回戦で「早稲田vs中央」が実現します。もし対峙した時にはどうしてやりたいとかありますか?

中谷:(大は)FW?

加納:右SHとかやってるかな。

中谷:俺は(大は)サイドじゃない方が良いと思うので、監督に言っといてください。早稲田とやる時はFWでって(笑)

加納:俺は点取れればいいかな。それでチームが勝てればいいなと思います。

◯大学サッカーを志す人へ

−最後に、この対談の趣旨として、現在の高校生が進路を選択する手がかりを作りたいと考えています。まずは、大学サッカーを志す高校生に何かメッセージをお願いします。

中谷:最近だと大学サッカーの注目度も上がってて、なんとなく大学サッカーに来たいと思ってる人もいるかもしれないけど、競技面で言うと本当に思ったようにはいかないことが多いし、高校とは全く違うし、高校までは「あいつ誰だよ」っていう選手が馬鹿みたいに活躍してることもある。逆に、高校ではめちゃめちゃ名が通った選手が全く出れないみたいな状況もある。そこの覚悟や、高い意識は持ち続けないと、勝負に勝っていけるような場所ではないと思います。競技以外では、やっぱり多くの大学が学生主体で企画やってたり、高校サッカーももちろん素晴らしいけど、より社会に一歩近い形でいろいろなことを学べるので、もし高校でプロ目指してたけど無理だったっていう人も、選手としても人としても成長できるので、ぜひ高い志を持って来れば大きく成長できるのではないかなと思います。

加納:いろいろな人がいる、いろいろなモチベーションでサッカーする人がいる。プロ目指している人もいればそうじゃない人もいるし、だからと言って全力でやってないかと言われればそうじゃない。多様な人と同じ環境でサッカーをすることでいろいろな発見があって、それがまた自分の成長に繋がる。それが大学サッカーの魅力だと思うので、志が高い人には良い環境だと思います。

◯静岡学園の現役部員へ

−ありがとうございます。続いて、静岡学園の現役部員に向けてメッセージをお願いします。

中谷:静学は特殊な組織なので、もちろん今の環境を全力で楽しむことは大事だと思いますし、最近だと結構強いと思うので、結果を残して、プロだったり、大学サッカーでもっともっと活躍できる選手が出てきてくれたら嬉しいなと思います。ただ、さっき言ったように大学サッカーも簡単な場所ではないので、しっかりと進路選択は悩んだ方が良いと思います。

加納:高校生の3年間というのはすごい貴重な時間だと思うので、その3年間で今後の人生が大きく変わるし、今を大切に過ごして欲しいなと思います。それが自分が経験して1番思うことです。今後の自分がどうなるかっていうのは今の自分にかかっています。考えて行動して、成長していってほしいです。

−ありがとうございました!



インタビュアー
佐藤慧一(早稲田大学ア式蹴球部マネージャー)
鈴木愛理(中央大学学友会サッカー部マネージャー)



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