2022.6.9「この感情は」
今、この環境に身を置くことになって3週間中の2週間が終わろうとしている。
僕には、今のチームの彼らの気持ちが痛いほどわかって感情的になってしまいそうになる。笑
現役としてこのチームにいた数年前。
毎日、毎日、必死にもがいて戦ったつもりだった。
ただ、夏、チーム全員がいる最後の試合。メンバー外だった。
今でもあの日の朝のクラブハウス、移動中のバス、会場でのアップ中のことは忘れたことは無い。
何が足りなかったんだ、何で自分が外されるんだ。とあの日は本当にムカついて悔しかった。
ただ今考えれば、どんな理由があったとしてもメンバーに入れるだけの絶対的な理由が無かった、それだけなんだろうと思う。
未だに全て納得できているわけでもない。僕もまだまだだ。笑
あのときはサッカーが好きなんて気持ちも一瞬消えたかもしれない。
それくらい衝撃を受けたことを忘れることは無い。
今の彼らを見ていても悩んでいること、会話、僕らが現役のときから何も変わっていない。
たくさん話を聞いて、力になりたい。
あのときの想いを知っている数人、冬まで残ってやったことを語れる数人だからこそ伝えることができる素晴らしい経験があるはずだ。
あの日から数年たった今、地獄のように長く感じたあの1日も今考えればほんの一瞬だった。
だからこそ、今伝えたいのは今の一瞬を大切にすること。
当たり前の日常が当たり前ではなくなったときに、寂しい想いをするのは避けられない。
どうせ寂しくはなる。だったら今を全力で、真っ直ぐに戦うべきだ。