新社会人が悩むフレーズ②
今週も1週間お疲れさまでした。
本日は前回に引き続き、僕が新社会人として過ごした昨年1年間で、特に悩まされたフレーズについて書きたいと思います。
もし呼んでくださっている方がいるのなら、お時間あればぜひ先に前回分も読んでいただけるとうれPです。
今回のフレーズは
「お前は真面目すぎるんだよな!ガハハ」
です。
詳しく説明していきましょう。
これは、上司が冗談を言い出すところから生まれるフレーズです。
特に、その冗談がつまらないほど生まれやすいと言ってもいいでしょう。
新社会人は基本的に上司の言うことを否定できません。
なので例えどんなに上司の冗談がつまらなくとも、決して「つまらないですね」とは言えません。
面白い冗談であれば、素直に笑うなどして和やかにその場をやり過ごすことができます。
が、つまらない冗談に対しては、うまく笑うこともできず、かと言ってつまらないとも言えないので自然な返答もできません。
そんな感じで新人側が戸惑ってるとき、上司から発せられるのが
「お前は真面目すぎるんだよな!ガハハ」
です。
考えすぎている雰囲気の新人に対して「真面目」という単語を使ってやや茶化してきているのがこのフレーズです。
真面目なのは悪いことではないのに、なんだか上司の手のひらの上で転がされているような、なんとも言えない悔しさを覚える人も多いのではないでしょうか。
僕はこのような状況に直面した時、前回の投稿と同様「へへ」と言うことしかできませんでした。
しかし、これに関しては僕が発した「へへ」よりも他にもっと良い返答があったと僕は今では考えています。
その返答とは
「勉強不足でした」
です。
この返答の最も重要なポイントは、とにかく新人らしさを損なってはいけないという点です。
上司が新人に求めることとは何でしょうか。
仕事ができること?
コミュニケーション能力?
たしかにそれもあるでしょう。
ですが、最も求めているのは
新人らしさ
ではないでしょうか。
こんなことを自社の新人が考えてたとしたら、自分が上司ならめちゃくちゃ嫌です。1年目は僕もこんなこと考える余裕もありませんでしたが、今ではそう思っています。
人は自分にないものを持っている人に魅力を感じるとかよく言われますが、
上司や先輩にはなくて新人の自分にあるものなんて、新人らしさぐらいしかないのです。
なのでその初々しさを武器としない手はないのではないでしょうか。
「勉強不足でした」という言葉には、新人らしい、いい意味での無知さが滲み出ており、聞いている上司からしても可愛げのある返答であるように思います。
それだけでなく、ただ笑ってごまかすよりもしっかり上司の話を聞いていた感じが出る、またちょっとしたユーモアも兼ね備えているという雰囲気を醸し出せるのも良い点です。
出過ぎたユーモアは敬遠されてしまう恐れもありますが、あくまで「自分はあなたより下ですよ」というニュアンスを出すことで上司のプライドを守ることができる点が「勉強不足でした」という返答の魅力です。
ということでもしこの記事を呼んでくださっている方の中に新社会人がいらっしゃれば、参考にしてみてはいかがでしょうか。あくまで僕個人の見解なので、諸々の責任は負いかねます。
以上、新社会人として昨年僕が悩んだフレーズについて、2つの記事に分けて紹介してきました。
僕は現在社会人2年目ですが、社会人って大変ですね。何年もお仕事を頑張っている皆さまに心からの敬意を表します。毎日お疲れさまです。
僕も皆さんのように立派な社会人になれますよう精進してまいります。
今の言葉、新人らしくなかったですか?
良い週末をお過ごしください。