有給がうまく使えない? 簡単なことだよワトスンくん。 22/11/07 日記
やらなきゃいけないのに、ついつい先延ばしがちなものな〜んだ?
答え:マッサンのドラマを見ること。
……ではなく、インフルエンザの予防接種である。
存在を頭から吹っ飛ばしていたが、そろそろやっておかないと間に合わない気がする。
予防接種は運用保守と同じで、トラブル=感染が起きないとありがたみを感じられない。
自分はこれまでの人生でインフルエンザを罹患した自覚がないので(多分子どもの頃に罹ってるけど、軽度だったか普通の風邪か区別つかなかった)なおさらだ。ただ、理屈では接種した方がいいと思っているので、早速半休をいれた。行かざるを得なくしてしまえば、人間なんだがんだやれるのだ。意志の力ではなく、仕組みで解決するのがスマートな人間というものだよワトスンくん。
見た感じ、高齢者の優先接種はもう落ち着いたようなので、恐らく今なら早々に打てそうだ。また世間が騒がしくなりそうなのでね、こういうのは先んじてやっておいた方がいいのである。インフルの方は翌日に引き摺らないはずなので安心してやれる。
今日はお昼休みに眼医者に行った。
ものもらいをやっちまっていて、ほぼ治っていたのだが一応診てもらった。無事なんともなかった。眼に風をフってされただけだ。あれ、喰らう度に結構致命傷貰ってる気をするんだけど、お医者さまがやってるからなんともないのかな。眼球って意外と頑丈なんだな。よく考えたら、コンタクトレンズも異物で常にアタックかけてるわけだしな。
こういう昼休みの使い方を許してもらえるのはありがたい。
スーパーフレックスなこともあり、時間の融通はつけやすい。最初は一人暮らしだと関係ないかと思っていたが、医者だったり役所に行く用があったりというとき、すっと使えるのが素晴らしい。
ただ、有給消化の速度が著しく落ちるのは明確にネックだ。
時間給を取ろうとするとき、「残業時間も減らせるし、勤務時間縮めて対応すれば?」になってしまう。ホワイトな体制を整えれば整えるほど休み辛くなるなんて、こいつぁ皮肉だな!
帰り、本屋で新刊を買った。
ダ・ヴィンチ・恐山さんの新刊2冊。ちゃんと発売日に手に入れておかないとね。ちゃんと買えてよかった。
個人宛の課金(オンラインサロンとか投げ戦とか)は一切しない私なのだが、恐山さんの有料noteだけは毎日購読している。朝起きて、日経新聞と恐山さんのnoteを読むのが私の日課なんだ。
買った本はこれからの楽しみにとっておいて、青空文庫を読んでいた。
文学ぅ〜〜〜〜〜!!!!!!
何事にも熱中できず、しかし犯罪行為に心惹かれる男が、屋根裏を散歩することで始まる短編だ。青空文庫で80Pなのでわりかしすぐ読み終われる。青空文庫って縦書きビューワーあるんですね。知らなかった、めちゃ便利。しかもページの後ろが透けて見えるんですよ、本物の文庫本みたいに。こういう心くすぐってくるの、嫌いじゃないよ。
江戸川乱歩さんって、その仰々しい名前に反してめちゃくちゃに読みやすく、それでいて引き込んでくるのが本当にすごい。明治生まれの方だというのに、最近のいわゆる一般文芸小説以上に読みやすい節がある。なんで?
その読みやすさで心を抉ってくるので、本当にキツい。「蟲」を読んでからしばらく、二次元美少女の顔にノイズ(隠語)が浮かんでしまいコンテンツに触れなくなる時期があったくらいにはキツい。
作品内容にも触れたいところだが、ネタバレは嫌なのでこれ以上はノーコメント。なんにせよ、中々に「うっっっっっっわ」って感じにさせられた(褒め言葉)。
これは屋根裏の物の怪。
クリボーの色違いだけど、実はクリボーより先にカード化してたらしいぜ。wiki情報だけど。
予防接種のための半休を無事取れると思ったら、後からミーティングふたつはいってきたので取り下げた。
どうなっているんだねワトスンくん。私はシリーズを青い鳥文庫版の「シャーロック・ホームズ最後の事件」と「シャーロック・ホームズの帰還」しか読んでないから、ホームズネタに明るくないぞ。どうオチをつけるというのかね。
女「滝デートしてから、返事遅くない?」
バッハ「LINE変」