巻尺様
12月に入り、一気に寒さの精度が増しました。
それと同時にお店の方も色んな意味で冷えきって、早く家に帰ってほっと、珈琲でも飲みたい気分です。
先日はお店でのワークショップありがとうございました。
一階にいて二階の盛り上がりを聞き、そして降りてくる皆さん声を揃えて「楽しかった〜」と言われ作ったノートも見せてもらいました。
“この人らしいな”と思う紙の選択やレイアウトなど、それぞれの色が出ていて、外枠のノートとはいえ既に自分を表現しているZINEだったと思います。
今回のワークショップに参加された方が作るZINEも、もしかすると来年のウニマキZINEに並んでいるかもしれませんね。
最近は私も創作意欲が湧き、作りたいと思うモノが後を経ちません。貴重なバスの読書時間ですら、メモ帳を開いて考えを打ち込む時間に使っています。
冷静にやっているふりをして抑えてきた荒ぶる感情を、形にしていきたい時期に来たのかもしれません。残された時間には限りがありますから。せっかくなら、形にしたいモノ、できるモノはすべて出してしまって、それがたまたま誰かの心に残るモノとなり、縁を繋ぐ役に立ってくれたなら、媒介者の私らしいかなと思います。
何を言っているんでしょうか。
さて、前回のお話についての感想を。
自分でも話を書くようになってわかったことは、名前をつけるのは難しい。ほぼ自分が主役だったので、名前はただの飾りにしかならないからとつけてきませんでした。
この話では登場人物に名前がありました。そしてもしかすると、だからこそ活きるのかなと想像しました。そうしたら読んでいく中で"あれっ?"と思う部分があり、それが意図的なのかを考えていたら、裏で繰り広げられる別のストーリーが出来上がりました。見当違いならそれこそあれですが。
でもそんな想像を読者に持たせられるのは、いい話なのだと思います。
次に今回の私のお話。
お題は「師走」「カレンダー」「大晦日」。
正直かなり悩みました。
ひとつ前に書いた話が割と気に入っていただけに、不承不承といったところではあります。名前もあるにはあります。お手柔らかに、脳内に映像を浮かべ、新旧どちらかの声を入れながら読んでみてください。
ドラえもん達が向かった最高にのんびり過ごせると言われている場所、そこで待ち受ける展開とは…?それはご自由にご想像ください。
次回のお題は「正月」「雪」「うさぎ」でお願いします。
それでは、残り少ない2022年を悔いの残らないようお過ごしください。
2023年もこうして何気ない文章のやりとりが出来ているといいですね。
ウニスカ