2023年7月 月次売上概況(速報)
概況
7月は、全社売上高前期比115.3%、小売+ネット通販既存店売上高前期比115.2%となりました。
気温上昇とともにシャツ、カットソー、パンツ、ワンピースなどの夏物衣料全般が活発に動いたことに加え、スーツ、ジャケットなどのビジネス衣料も好調に推移しました。そのため定価販売、セール販売ともに前年同月を超過し、既存店売上高は前年から二桁増となりました。当社の中で売上構成比の高い東京地区の回復が顕著で、実店舗の伸びが全体をけん引しています。
株式会社コーエンの全社売上高前期比は106.9%です。
*速報数値には収益認識基準変更の影響は含まれておりません。収益認識基準変更の影響は確報値に反映され、速報値から数ポイント下がります。
メンズのアイテム動向
ゆったりとしたバスト周りとすっきりとした裾周りを共存させたテーパードシルエットのTシャツや、ワイドシルエットの半袖シャツなどコーディネートに抜け感が出せるトップスが好調でした。着心地の良さと美しいシルエットにこだわったセットアップは、ご自宅でのお洗濯が可能。ビジネスシーンからカジュアルスタイルまで幅広くお使いいただけます。
ウィメンズのアイテム動向
すっきりシルエットのTシャツはトレンドのゆったりシルエットのカラーパンツやキャミソールワンピース、オーバーオールとも相性がよく汎用性の高さから好調に推移しました。1枚で着映えする袖にボリュームのあるカットソーも人気で様々なバリエーションをご用意しています。軽やかな素材感のジャケットはシワになりにくい機能性も備え、ビジネスシーンだけでなく夏の羽織ものとしても着用でき高いご支持をいただきました。
投資家からいただいた主なご質問
Q. 定価販売とセール販売の動向は?
定価販売、セール販売ともに好調に推移しました。コロナ前の2019年7月と比較すると、全体の売上に占める定価販売の比率が上昇しており、セール対象品でなくても必要なものを購入するという消費マインドの変化が見られます。
Q. 買上客数の伸びが目立っているが要因は?
経済正常化と外出需要の増加に伴い実店舗へご来店されるお客様が増加傾向にあります。この動向は東京エリアにおいて顕著に表れています。セール規模拡大に伴い、お買い上げに繋がる率が高まったことも買上客数の伸びに繋がっています。