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2023年2月 月次売上概況(速報)

概況

2月は全社売上高前期比125.3%、小売+ネット通販既存店売上高前期比125.3%となりました。既存店買上客数が前期比107.7%、既存店客単価も前期比118.2%でともに高い伸びとなっています。

前年はオミクロン株の広がりに伴いまん延防止等重点措置が取られ、特に買上客数に大きくマイナス影響が出ました。当年はその反動が見られ、売上構成比の高い首都圏の回復が顕著だったことが、全体に大きくプラスに影響しています。冬物セールの抑制、春物需要の活発化でビジネス、フォーマル、アウターなど単価の高い商品の動きが良かったことが、客単価増に寄与しています。アイテムではスーツ、ジャケット、パンツ、シャツ、ブラウスなどのビジネス、フォーマル衣料の動きが良く、気温の上昇とともにカジュアル衣料も好調に動きました。

2020年2月との比較では、全社売上高は97.8%、小売+ネット通販が95.2%、小売が91.7%、ネット通販が102.4%、アウトレットその他が116.7%となりました。

株式会社コーエンの全社売上高前期比は95.9%です。

*速報数値には収益認識基準変更の影響は含まれておりません。収益認識基準変更の影響は確報値に反映され、速報値から数ポイント下がります。

アイテム動向


メンズでは、ジャケット、スーツ、セットアップ、アウター、パンツなどが好調です。

ウィメンズでは、シャツ、ブラウス、ジャケット、パンツ、シューズなどが好調です。

春物商品の一部を以下のサイトでご紹介しています。ぜひご覧ください。

2023年春夏コレクション
https://store.united-arrows.co.jp/s/all/preview/2023ss/
春夏展示会での人気PRのスナップ
https://store.united-arrows.co.jp/s/all/focuson/post/47/
人気スタッフのスタイリング紹介
https://store.united-arrows.co.jp/s/all/focuson/post/48/

投資家からいただいた主なご質問


Q. 客単価が大きく伸びた要因は?

A. 冬物セール販売を抑制し、定価販売構成比が前年から3.6pt改善したこと、価格の見直し、スーツ、ジャケット、アウターなど単価の高いアイテムの動きが良かったことが寄与しています。

Q. 在庫の状況は?

A. 在庫については金額ベースで管理しています。秋冬商品についてはセール販売が弱含んだことで想定よりも多めになっていますが、原価があがっていることを踏まえると点数ベースでは懸念になる水準ではありません。春物については3月以降の実需に向けて在庫を確保しており、今は在庫水準をそれほど気にすべき時期ではないと認識しています。

月次売上概況の詳細は下記よりご覧いただけます