ユナイテッドアローズ 月次売上概況-2024年8月
2024年8月の概況を発表いたしました。
概況
当月は全社売上高前期比114.7%、小売+ネット通販既存店売上高前期比114.7%となりました。
夏物衣料、秋物の新作ともに定価販売が前年から大きく伸び、既存店売上高は8か月連続で前年を超過しました。ネット通販の好調が継続しているのに加え、月中に2度の台風の影響があったものの小売も二桁近い伸びとなりました。当月は前年同月に比べて休日が1日多く、小売+ネット通販既存店売上高前期比に対して+1.4%程度の影響があったと推測されます。
台風の影響により、九州地区を中心にアウトレット店を含む34店舗が1日~2日の臨時休業をいたしました。「月中1日以上休業した店舗は既存店から除外する」というルールを設定しておりますが、当月は例外の措置として、これらの店舗も既存店としてカウントした上で、既存店前年比等を算出しております。
速報数値には収益認識基準変更の影響は含まれておりません。収益認識基準変更の影響は確報値に反映され、速報値から数ポイント程度下がるほか、2023年8月より会員プログラムをリニューアルしたことに伴い、2024年4~7月においては旧制度と新制度の還元率の差による売上高前年比へのマイナス影響が追加発生する見込みです。2024年7月の確報値では、速報値に対して全社売上で3.7pt、小売+ネット通販既存店売上で2.5ptのマイナスとなっています。
株式会社コーエンの全社売上高前期比は122.6%です。
アイテム動向
シャツ、カットソーなどの軽衣料に加え、ジャケット、パンツ、ワンピース、スカートなどの動きが良く、服飾雑貨ではシューズ、バックなどの売れ行きが目立ちました。メンズでは機能性素材のセットアップ、ウィメンズではデザイン性のあるトップスなど、秋物の動きも始まっています。
投資家からいただいた主なご質問
Q. 売上高好調の要因は?
A. 鮮度の高い夏物商品を充実させたことや秋物の出足が良いこと、在庫拡充による販売機会ロスの減少でネット通販の伸びが継続していることが主要因です。
Q. 台風の影響はどの程度あったか?
A. 九州地区を中心に34店舗で1~2日程度の臨時休業が発生したほか、他エリアでも時短営業となった店舗がありますが、売上規模の小さい8月の平日だったため、そこまで大きな影響ではないと見ています。
Q. 客単価が増加している要因は?
A. 価格見直しの影響に加え、前年よりもセール構成比を下げていること、秋物の動き出しが良いことなどが要因と思われます。
詳細は、当社IRサイト 月次売上概況をご覧ください。