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ユナイテッドアローズ 月次売上概況(速報)-2024年9月

2024年9月の概況を発表しました。


概況

当月は全社売上高前期比121.0%、小売+ネット通販既存店売上高前期比113.7%となりました。

気温の低下に伴いシャツ、カット、ニットなどの秋物衣料の動きが強かったことに加え、ジャケット、パンツ、ワンピースなどのキレイ目アイテムも好調に推移し、既存店売上高は9か月連続で前年を超過しました。当月は前年同月に比べて休日が1日多く、小売+ネット通販既存店売上高前期比に対して+1.5%程度の影響があったと推測されます。

速報数値には収益認識基準変更の影響は含まれておりません。収益認識基準変更の影響は確報値に反映され、速報値から数ポイント程度下がるほか、2023年8月より会員プログラムをリニューアルしたことに伴い、2024年4~7月においては旧制度と新制度の還元率の差による売上高前年比へのマイナス影響が追加発生しています。2024年8月の確報値では、速報値に対して全社売上で0.4ptのプラス、小売+ネット通販既存店売上で2.4ptのマイナスとなっています。全社売上は有効期限を迎えたマイルの失効によるプラス影響が含まれます。

株式会社コーエンの全社売上高前期比は130.0%です。

アイテム動向

メンズ

9月は残暑が続いたものの、秋物のシャツ、カットソーやパンツなどの中軽衣料が強いのに加えて、ジャケット、スーツといったビジネス衣料の動きも良好です。シューズやバッグも前年を超えており、全般的に好調でした。

メンズのヒットアイテム

ウィメンズ

シャツ、カットソー、ニットなどの秋物軽衣料や、パンツ、ワンピースなどの中衣料、シューズ、バッグが前年から高く伸びています。「グリーンレーベル リラクシング」では、春夏シーズンに続き、9月下旬よりテレビCMなどの大型販促の展開により「結論シリーズ」を戦略的に打ち出しています。対象商品はもちろん、ブランド全体の伸びにもつながっています。

ウィメンズのヒットアイテム

(ご参考)「結論シリーズ」特設サイト
特設サイトは下記画像をクリックしてご覧ください。

投資家からいただいた主なご質問

Q. 売上の計画に対する進捗は?
A. 9月の売上は計画を上回って進捗しています。
残暑が続いたものの、秋物商品の出足が強いことが市場から評価されています。

Q. 既存店客単価の動向は?
A. 継続して客単価を上げつつ買上客数も前年を超えています。トレンドマーケットでは、商品クオリティの向上に伴い販売価格を上昇させつつ、買上客数も伸ばしています。ミッド・トレンドマーケットではマーケット特性を踏まえ、販売価格を上げずに買上客数を大幅に増やしています。

Q. ネット通販売上の動向は?
A. ネット通販ではセールを抑制した結果、客単価が前年比115.7%まで高まったものの、買上客数は同100.9%と前年並みにおさえられ、売上高は同113.4%となりました。ネット通販の中でも、自社ECサイトが同136.3%と顕著に強く、ネット通販内の構成比も前年より+6.4ポイントの38.2%まで上昇しました。マイルアップキャンペーンや、秋物の定価販売が良好なことも寄与していると考えられます。

詳細は、当社IRサイト 月次売上概況をご覧ください。