当たり前のありがたみを知る。
こんにちは。とげまるです。
昨日やっぱり英語が好きでお世話になっている和田政憲さんと英語関係の人達とでdialog in darkというイベントに参加してきました。
あまり詳しく内容を話してはいけないようなので少しぼかしますが、こちらのイベントでは目が見えない世界とはどんな物なのかというのを暗闇の施設内で体験するイベントになります。
このイベントに参加して感じたのは、いかに普段から視覚情報に頼って生活しているのか、また当たり前は当たり前ではないという事を強く実感しました。
例えば調べ物をする時には最近だとスマホやパソコンは欠かせません。しかし視覚情報がないとそれらの機械を利用することも出来ないですし周りの風景すら目に入れることが出来ません。視覚という感覚がなかったら手で周りの物に触れたり耳でどんな音がするのか、または裸足になってどんな触感があるのか他の感覚に頼らざるを得ないですよね。
そういう事を踏まえると日常から視覚に頼っている割合が圧倒的に多いなと痛感しました。それと同時に周りの風景も当たり前ではないというのも痛感しました。
最新のテクノロジーやアプリが発達するにつれて私達の生活は確かに便利になっていますが、それと同時に周りが見えなくなっているなと思いました。
一つ例を挙げるとするとSNS。フォロワー数が増えれば増えるほど自分は注目されている、人気者だと錯覚しがちですがインプレッション数を増やす為に自分の意に反する投稿をしてみたり、ずっとSNS浸りになってしまうとリアルな世界や当たり前に思われている都会の景色や山の風景が見えなくなってしまうという事態に陥ってしまいます。しかし視覚情報がないと、そういったフォロワー数も目に入らなくなり数字だけでなくSNSそのものが何なのかすら分からない、あるいは周りの風景すらも感じられなくなります。
毎日送っている日常生活を当たり前だと思わず寧ろ「その恩恵」に助けられている事を念頭にもっと周りの人や物に対する関心や感謝というものに気を払っていきたいですね。周囲の何気ない物(空気や水、風景)や人達がお互いに支え合って私達が住む世界を作り上げているのだと思います。一つの感覚に頼るのではなく五感を通じて様々な世界に触れていきたいとも思いました。
視覚以外にも「聴覚のない世界」というイベントも行われているみたいです。2/25まで開催されているみたいなので2月の中旬ごろにまた参加したいと思います。興味のある方は是非参加してみてください!
以下dialog in darkの詳細。