デビュー戦
俺は根岸〇〇。
俺は今日からブラジルの強豪、SEパルメイラスに入団する。
練習当日。
ポルトガル語を勉強していた俺はすぐにチームのみんなと打ち解けた。
ロ「よぉ、お前が日本人だって?」
主「そう。よろしくな。」
ドゥ「俺たちこんな感じでいつもふざけあってるからすぐ慣れると思うぜ!」
ブラジル人が日頃からテンションが高いということは小耳に挟んでいたが、ここまでとは…と、思っていた矢先、監督からこんなことを告げられた。
監「3日後はリーグ戦初戦だ!相手はボタフォゴだ。格下ではあるが油断せずに集中していこう!」選「はい!」
そして、数日練習をしてチームメイトとも親交を深め、迎えたブラジルリーグ第一回戦ボタフォゴ戦、〇〇はベンチメンバーだった。
内容はパルメイラスが終始圧倒して、迎えた後半10分を過ぎて監督に呼ばれ、アップをするように命令される。そして、迎えた後半20分に監督に呼ばれる。
監「ねぎ、相手は完全に守りに入っている。だが、弱点もある。それはスピードが伴っていないことだ。だから、お前のスピードを使って相手の守備を崩して得点を決めてくれ」
主「はい!任せて下さい!」
そして、後半22分、ボールがサイドラインを越えたところで交代を告げられる。いよいよ出場するという緊張があったが、パルメイレンセが、
フ「ねーぎ!ねーぎ!」と、チャントを歌ってくれ、俺は奮起することが出来た。
後半26分、スピードを出しながらロニにクロスを送ると、ロニがヘディングで合わせてゴールを決めてくれた!興奮するパルメイレンセ!
そして後半40分、相手のLSBが疲れを見せ、スピードを出して相手が服を引っ張りながらも掴むことが出来ず俺は1点を奪取して、思わず観客席に飛び込み、ゴールパフォーマンス!
そして点の取り合いになり、終わりの笛が鳴ったのでロニと抱き合う。
こうして、パルメイラスは4−0で勝利した!