「Epiphany Night」詳細記録:2024年3月8日に都内某所で行われたXM Sensitiveの集い
2024年3月8日に都内某所で行われた陣営の垣根を超えたIngress エージェントの非公式のMeetUPについて、Ingress & Wayfarer(その1) Advent Calendar 2024 12/1分という場で公にしたいと思う。
私、unitarocomは、この集いをサポートする者(副支配人)として報告を行う立場にある。
ただし当日の目的や参加メンバーの詳細な公表は一部を除き控えたい。
(のでお顔は大体非公開のていです)
Sensitive達の招集
まだまだ寒さが残る3月の夜、支配人[某]によって選別されたエージェントたちは都内のとある場所に召集された。
理由や目的、そして誰に呼び出されたのか、そして誰が参加するかも告げられず、ただ一つ「飲みますよ?」という事以外に情報はなかった。
しかし流石は支配人選別のよく訓練された歴戦のエージェント達。
ほとんどの者が理由や趣旨、さらには誰に呼ばれたのかを問う事なく2つ返事で(またある者は東京出張を入れて!)この日の参加を承諾し集結する。
その名も、「Epiphany Night」――それは、Ingressの物語における伝説的な「啓示の夜」にインスパイアされた、陣営を超えた特別な集い。
この集まりに関わるすべての要素は、秘密めいて、運命的であり、Sensitiveたちに新たな啓示をもたらすことを予感させた。
「XM Sensitive」とは?
「Sensitive」とは、ご存知XM(エキゾチックマター)の影響を特に強く受け、共鳴し合う能力を持つエージェントたちの事。
NIANTIC PROJECTにおけるXMの脅威と機会を確認する調査集団の中でも最もはぐれた存在だった。
セーフハウス(隠れ家)と合言葉
当日の会場は普段は賑やかなメイドカフェ。
しかし、その日、その時間だけはセンシティブたちのセーフハウスとして機能した。
外から見ればただのメイドカフェだが、その内側ではエージェントたちだけの別世界が広がっていた。
セーフハウスに入るのには特定の合言葉が必要があった。
店に訪ねてきても対応する愛想の良いメイドが「本日は休業日で・・・」と部外者の訪問を拒絶するがスキャナを提示し
「█████████」――この合言葉を告げることで、
「・・・お待ちしておりました。中へお入りください」と冷たい目と低い声のトーンで迎えられた。
これはセンシティブの抱える高度な情報セキュリティ対策の一環であって副支配人の趣味などではない。念のため。
音楽と映像が紡ぐ啓示の物語
夜を彩ったのは、4人のDJ――支配人、YOCITO、hesokuri、Pocoty。
彼らは、それぞれが「啓示の夜」をテーマに選曲した特別なBGMを披露した。
さらに、映像演出を担当した私ことunitarocomのVJによる映像が流れ、音楽と光が絶妙に融合する特別な空間が生み出された。
それは、単なる視覚や聴覚の楽しみではなく、エージェントたちの感覚を揺さぶる。
冒頭ではCERN(欧州原子核研究機構)による実験初成功時の模様の他、過去のAnomalyの模様や過去のingress reportの他、INGRESS関連の映像が流された。
参加者の証:AG名入りのコースター
この夜、センシティブ一人一人に配られた特製コースター。
自分のエージェント名が刻まれたそれは、単なる「だれがどのドリンク飲んでたかわかんないから自分の名前入りのコースター使おうね」的な意味の単なる記念品としてのSWAGではなく、この夜がどれほど特別さを象徴する証となった。
カクテルで味わう「啓示の夜」
この夜のために用意された特別な飲み物は、バーテンAGのLuck8887が手がけたオリジナルカクテルだった。
アルコール入りの「啓示の夜」と、ノンアルコールの「リクレイマー」は、それぞれがこの集いの象徴ともいえる存在だ。
「啓示の夜」「リクレイマー」の詳細については明日のアドベントカレンダー担当のLuck8887に譲るものとする。
ただ一言でいうと、センシティブたちは特別なドリンクで「XM」そのものを味わうことになった。
そして、この提供されたオリジナルスパークリングワインもまた、特別な契りを意味していた。
mkkkkk、支配人、そして副支配人であるunitarocomの3名の名義により、参加メンバーに振舞われた。
そして乾杯の音頭はmkkkkkそして、当日本当のサプライズで登場したとある人物が開栓を行うことに。
その人物とは・・・・
なんとたまたま日本での日程が合っていた川島さんが!
とあるルート(OkinawaHiroT)からの連絡によりNianticの川島さんが来てくれた。
わずか3日の来日日程のうち、たまたま偶然このタイミングが空いていたそう。
https://x.com/mask303/status/1766370166885998784?s=46&t=OsG_K0ErPQCrpVWn7v-n0g
当然川島さんであってもどんな目的で何をやってるかも聞かされていないという。相変わらずユーザーとの距離感バグってる
川島さんにはご挨拶と開栓の義を担当いただいた。
「皆さんIngressを長い間愛してくれてありがとうございます」という言葉は、全エージェントに届けられるべきものと思う。
忙しい中来てくれて本当にありがとうございます。
味覚で紐解く陣営「色(カラー)」の暗号
陣営ごとに提供された特製カレーも、この夜を象徴する重要な要素だった。レジスタンス専用のブルーBAFカレーと、エンライテンド限定の抹茶BAFカレー。
三角に盛られた白米に陣営色のカレールーをかけてくださいというものだ。それぞれが持つ「色(カラー)」と「カレー」を掛けている。
分かりづらい。「カ」と「ー」しか共通点ない。
最初あまりの青と緑っぷりに「陣営脳カレー」と名付けようとなったがいつの間にか却下された。
単なる料理の見た目を超えたメッセージを込めていた。
エージェントたちは、その一皿から何を感じ取ったのだろうか?
支配人が魔法(XM)をかけるオムライス
支配人自らケチャップで陣営マークを描くオムライスも注文することができた。
今回セーフハウスがメイドカフェであることにちなんでメイドカフェっぽいメニューをとのことである。副支配人が唯一試食しなかったものである。
クイズとSWAG、記憶に刻まれる瞬間
さらに、Ingressに関する問題がクイズ形式で用意された。
センシティブ達はその卓越した知識と直感を駆使しその難解さに挑んだ。
上位入賞者には特別なSWAGが贈られのである。
この景品が何であったかはここでは明かせないが、それが選ばれた者たちにとって特別な記憶として残ったことは間違いない。
(終わりに)未来への啓示
Epiphany Night――それは、ただのMeetUPではなかった。
この夜に起こった出来事や交流は、センシティブたちの心に新たな「啓示」を刻んだ。
そしてその結末は、次なる章「沖縄編」へと続いていく。
XM sesitiveは今後調査の名の下、時には作戦、飲み会、キャンプ、そしてここでは言えない悪企みを行う予定だ。
ある時はメイドカフェで、またある時は小さな公園にブルーシートを敷いてお花見を装い、またある時はダンスクラブで、ある時は誰かの家のキッチンで、そして次は南国のとある場所が我々のセーフハウスとなる。
この調査で副次的に判明した事実のひとつは、残念ながら特異な濃度のXM空間が形成されたとしても、レジスタンスとエンライテンドの争いになんの影響も与えていないということだった。
最後に、この報告書を読むあなたがどの陣営に属していようとも、この夜の秘密があなたの興味をそそり、何かを感じ取ってもらえれば幸いだ。
「Epiphany Night」
XM sensitive副支配人
unitarocom