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世界の印刷~世界の印刷技術の違い・印刷業界の状況~ #1
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こんにちは、ユニットです。
印刷技術は、各国の文化や経済、技術の発展に大きな影響を受けています。
この記事では、日本と他国の印刷技術の違いや、各国の印刷業界の現状について見ていきます。
アメリカの印刷技術と業界状況
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1.デジタル印刷のリーダーシップ
アメリカはデジタル印刷技術の発展においてリーダー的存在です。オンデマンド印刷やパーソナライズ印刷の需要が高まり、これに応じた技術革新が進んでいます。
パーソナライズ印刷とは
デジタル印刷機を使用し、一人ひとりに適した内容を印刷すること。
関連ページ:可変印刷・バリアブルについて
2.エコフレンドリーな取り組み
アメリカでも環境への配慮が進んでおり、再生可能な素材やエネルギー効率の良い印刷技術の導入が推進されています。
3.市場の状況
大規模な印刷市場を持つアメリカでは、印刷業界は多様化しており、特に中小企業によるニッチ市場への対応が活発です。
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ヨーロッパの印刷技術と業界状況
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1.伝統と革新の融合
ヨーロッパでは、伝統的な印刷技術と最新のデジタル技術が融合しています。特に、ドイツは印刷機器の製造において世界的なリーダーです。
活版印刷の復活や、手作り感を重視した印刷物が人気です。
世界を変えた発明-グーテンベルグ印刷機
2.サステナビリティへの取り組み
環境への配慮が強調されるヨーロッパでは、再生紙の利用や低エネルギー消費の印刷技術が普及しています。各国で厳しい環境規制が施行されており、業界全体でのエコフレンドリーな取り組みが進んでいます。
3.市場の状況
ヨーロッパの印刷市場は、多様な文化と言語を背景に、パーソナライズされた印刷物の需要が高まっています。また、Eコマース(電子商取引)の発展に伴い、パッケージ印刷の需要も増加しています。
Eコマースとは
電子商取引とは電子的に行われる取引のこと全般を指す言葉です。
これにはネットショッピングだけでなく、EDIのような専用回線を通した取引や、ネットオークション、イートレードなども含まれています。
一般的にEコマースというと、ネットショッピングそのものを意味しています。そしてネットショッピングができるサイトのことをECサイトと呼びます。
次回の記事ではアジア圏や日本の印刷技術について紹介します!
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