うさぎとかめの寓話は、「速さ」と「早さ」の違いを理解するのに役立つかも。
日本語だと、同じ「はやさ」。
とてもわかりにくい。会話で言われると、まったくわからん。
で、
うさぎが、「はやい」というのは、この話では速いという話だ。
かめが最終的に「はやく着いたのは」、早いという話だ。
うさぎは速かったが、到着は遅かった。
日本語の致命的な点は、
「速い」と「早い」は漢字が違うが、
「遅い」はどっちも同じ漢字を使う点だ。
ウサギは速かったが、遅かった(late)だったのだ。
slowだったわけではない。
カメはslowだったが、早かった(early)だった。
この違いを理解できない人間は、人生のありとあらゆるところで、遅刻したり、計画が遅れたり、おかしなことになるだろう。
速くやっても、早くに到着するわけではないからだ。
急いで、速く動いても、結果的に計画が予定道理に遂行されるわけではないのである。
この違いを理解せよ。