中高年の無職は、おじさんのリサイクルを社会が失敗している可能性という仮説。

※適当に書いています。

田舎のコンビニの駐車場には、よくトラックが止まっていて、おじさんたちが買い物や休憩をしている。

ふと思う。このトラックの運転手のおじさんたちは、どっから来たのだろうか?
(新卒でつく人少なそうという適当な推測)

そこで、思い浮かんだのは、もしかすると、どこかの企業に勤めて、その後転職のタイミングでトラック運転手になる人が多いのではという仮説である。

これを発展すると、企業の人員構造は、ピラミッド型になっており、いうならば兵隊に対して、命令する管理職の方が少ない構造になる。
そして、勤続年数を重ねた人のなかから管理職を選出すれば、おじさんがあぶれるということが発生する。

つまり、社会の企業は、若者を雇い、その後おじさんを排出する仕組みに、構造的になっているのである。

そして、そのおじさんたちは、個人業的な働き方の仕事に就くことで、社会に整合性をもって溶け込んでいるのではないだろうか。
トラック運転手も、一種の個人的な仕事の仕方だし、独立職人系もそうである。

もう一つは、別の会社に新人として入ることで、また兵隊から始めるというやりかたである。この場合、勤続年数がリセットされるので、新しい方の会社でうまく組織になじめば、そこからまた兵隊としての年数分いられるし、

新しい会社では、管理職ポジションにつくことができて、排出を免れるかもしれない。

つまり、最初の企業から排出されても、社会にポジションがあるということだ。これをおじさんの社会的リサイクルと名付けよう。

そして、じゃあこれが機能不全になっているとすると、どういうことが起きてるのか推測してみよう。

①企業の中のおじさんのポジション自体が減少している可能性
(・ITによって管理職自体が減少。
・技能が上昇しても、仕事のポジションが社内に存在しない)

②組織性の低い個人作業のような仕事が減少している可能性

③昔に比べて大卒者が増えたため、職業のえり好みがある可能性

④仕事が専門化、高度化し、別の会社に移行してやることの難易度が上昇している可能性

⑤新卒でデスクワーク系(ITの発展によってできた職)に入社するが、排出されると肉体労働系に切り替わってしまうという、職種ジャンルが変わってしまうことが起きるため

⑥別の企業にはいって兵隊からやりなおそうとしても、他の非正規雇用のポジションになっており、正社員ではいりこめないということ

⑦昔は、結婚して主婦をやっていたが、今では、おなじようなことが起きているおばさんとポジションを取り合う

こうやって書いてみたが、結局のところ、組織構造というものがピラミッド型になるのは、どこも一緒なので、就職する前に学校でこのことを説明すれば覚悟もできて、社会のことも理解しやすくなるだろう。

年齢の高い人が偉いという文化は日本や韓国の儒教文化が影響しているんだろう。
年齢の高い低いと、会社での指示系統を分離すれば、もう少し柔軟に組織を構成することができるかもしれない。

政府が欧米型のJOB型に移行するように舵をきっているとすると、レジ袋がなくなったりキャッシュレス化したように、ものすごいスピードで、変化が起きる可能性もある。