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赤坂アカの世界展に行ってきました

※かぐや様は告らせたいのネタバレを含みます。まだ最後まで読まれていない方はご注意ください。

こんばんは、まえだです。

赤坂アカの世界展に行ってきました。
赤坂先生は現在大ヒット中の「推しの子」や、現在は終了しましたが「かぐや様は告らせたい」を書いた漫画家です。

ちなみに推しの子はかぐや様が連載期間中にスタートしました。
つまり、同期間に2作品を書いていたのです。すごすぎます。

私はかぐや様は漫画もアニメも見ていますが、推しの子はアニメしか見ていません。推しの子に関してはまだそこまで詳しくないです。

なので、今回はかぐや様をメインに感想を綴ります。

率直に思ったことは「かぐや様はやっぱりええな〜〜」です。
なんともバカっぽい感想ですが、素直に思ったことなので書かせてください。笑

まえだ的グッドポイントは

  • キャラクターの成長過程

  • 程よいギャグとシリアスの割合

です。

まずは成長過程について。
始まりと終わりだけを見れば、「みんなすごく成長したな〜」と何となく感じますが、一人一人成長の質、その過程が異なります。
全員のことを書いていては日が暮れるので、今回はメインのかぐや様だけに焦点を当てます。

かぐや様は当初人を全く信じず(とある信頼テストを通過した人以外)、人を頼ることもしませんでした。四宮家という日本を代表する財閥の令嬢であり、人を頼るのではなく人を利用することを教えられてきました。

そんなかぐや様についたあだ名は「氷のかぐや姫」です。
ですが、白銀御行と出会い、生徒会として活動していく過程で様々な人と出逢います。そして、存外利己にまみれた人間だけではないことを知ります。

人間とは生来社会的生物であり、他者との関わりの中で生きています。
この性質は現代でも何一つ変わりません。
かぐや様はただ人を助け、ただ何でもないことでも笑う人に変わっていくのです。
最後のお話でかぐや様は四宮家長男(かぐや様の実兄)によって学園から無理やり離されてしまいます。さらに、あろうことか、かぐや様が望んでもいない人との結婚を強います。

そこで、白銀御行率いる生徒会の出番です。
最終的にかぐや様は窮地を脱し、学園に戻ることも、望まない結婚を退けることにも成功します。
ここがかぐや様の成長をさらに加速させたと個人的には思います。

時には人を助け、困ったときは人を頼る。あの
あのかぐや様が四宮家には勝てまいと諦めた道でしたが、仲間が救ってくれた。これから幾度となく理不尽が降りかかり、中には払えない火の粉もあるでしょう。
それでも、持てるものを使い、努力する。時には人を頼り、人を助ける。
そうやって生きていくのが人間なのです。

長々と書いてしまいましたが、かぐや様が実利だけに基づくのではなく、
社会に生きるものとして関係も重視した人に成長したことに感動です。
私もそうなりたい。

長くなりすぎたので、次の程よいギャグとシリアスの割合。
これはまあ、アニメを見ていてもお分かりでしょう。
終始ギャグ漫画で終わるのではなく、かといって常にシリアスな雰囲気になっているわけでもなく。

私が特に好きなお話は、みこちゃんがイヤホンがきちんと刺さってないことに気づかず、とても恥ずかしい音を聞いているのが生徒会メンバーにバレる会です。
あれはとても笑いました笑


何はともあれ、かぐや様は告らせたいという素晴らしい作品に出会えて良かったです。
1漫画ではありますが、とても多くのことを学びました。
赤坂先生、ありがとうございました。
推しの子も読みます。



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