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くっしゅ くしぇ

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お題をもとになんか書くマガジン 毎月第2、4週目の木曜日と金曜日の境目に更新。 参加者募集中。お気軽にご参加を♪
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#散文

グレていたのはまさかのそれでで ででん #8 ぐれる

完全に誤解していた 「グレる」って言葉は「愚連隊」から来てるんだと まさかの逆だった。 ぐれてる人たちが集まったのが愚連隊だった。 「グレる」のほうが古い言葉だった。 今回のお題に関して何気なく調べてみたら判明したのだが 結構なショックを受けている。 なんてこった…全く疑問を持ってなかった…… そういうのって、気づいてないだけでたくさんあるのかもしれない 「鶏が先か、卵が先か」 最近とてもよく口にしてしまう言葉だけれど ニワトリタマゴ、なんて耳馴染みのよい言葉達の癖

きゅうてんちょっかのとりのこえ #7 急転直下

窮していた。 自分にとってだけだが、あまりにも明確に出口が見えなかった いくつもの分岐が目のまえにあるのはたしかなのだが どうしても どれもに難があり、どれもが素晴らしいようにも見えてしまい そして、どれもが実現不可能なようにも見えて まったくもって答えにならなかったからだ。 完全に 窮していた 転職をしようと考えていたのは入社した時からだったかもしれない いや、もしかしたらそれよりも前だったかもしれない。 そう、わかっているのに 決断からは程遠い情報がどかどかと自分の中に

あタリはズレとおいてけぼりの小石 #1「あたりはずれ」

コツン、コツン 久しぶりにはいた革靴の踵が町の石畳をたたく、音 似つかわしくないその音をまとうことを避けるのは美意識が作用した当然の道理 そぐわないのは私? あの町? コツン、コツンと靴の音は私をもノックする コツン、コツン ここはドアですか? あの町を歩く私 コツン、コツン ここはドコですか? この街を歩む私 コツン、コツンと進んでいけば コツン、コツンと刻まれる ときが過ぎればすこしづつ、おぼろげになる目的地 そうか、それはちがったんだな もっともっとの確からしさを探