大学新1年生が MacBook Pro を持ってきて,Word から pdf への出力の仕方が分からないと言うのです
レポートは pdf ファイルで提出せよとしているのですが.彼にはとりあえず,大学のメディアセンターで尋ねると良いよと答えました.
教員はコンピューターのサポート係ではありません.もう大学生なのだから,自分で選んだコンピューターシステムは自分で面倒を見て欲しい.
デスクトップ OS シェアが大体1割というユーザー数の少ない OS のコンピューターを使うヒトは大変だとは思いますけれど.周囲に尋ねることの出来るヒトがいないのだから.
ああ,Mac ユーザーは 0 の状態から一体どの様に育っていくのか.そういうのには関心があります.
ヒトは OS を使うためにコンピューターを使うのではなく,アプリケーション・ソフトウェアで仕事をするためにコンピューターを使うのですが,そういうマイナーな OS を使う場合,周囲に使っているヒトがいないとアドバイスが得られないわけで.
Mac ユーザーは Mac ユーザー同士で支え合って生きていって欲しいと思うのです.自分が使っている以外の OS のユーザーのサポートなど,普通出来ませんから.
自分がデスクトップ OS シェアが9割に迫るような OS を使う理由は,MS-DOS の時代からもう30年も使っていて経験を積んでいるからとか,周囲に使うヒトが多いので助言が得られやすいとか,ネットに情報が多いとか,逆にサポートする側に回ったときにユーザーが多いので利益を得やすいとかあるんですけどね.
あるいは自分がデスクトップ OS シェアが 1% 程度であるデスクトップ Linux ディストリビューションを使う理由は,サーバー OS が UNIX / Linux である場合が多いので親和性が高いから.それこそ仕事の道具として特化出来るからなのですけどね.
あらためて,Mac ユーザーは Mac ユーザー同士で支え合って欲しいのです.あえて御自身がデスクトップ OS シェアが1割程度の OS のコンピューターを選んでいるのだから.