ばば様の一人語り(素人が演奏会に行く4)
tomoharu&sasaki怒涛の1月ツアー
感想はまだまだ続く・今回はまだ2回目のアンコールである。
シューベルトの演奏に拍手が止まぬ中、出て来て弾くのが
ショパンのノクターン。
愛も変わらず綺麗なトリルである。
見事に連なった真珠の粒・蓮の台の水の玉。
時間押してるし、お疲れだろうから
アンコールは1曲かと思いきやなんと・・
突然弾き出したのはショパンエチュード10−1
まさかの曲に一瞬で・・出た〜っと声が出てしまった。
会場もどよめいた。
うお〜、この曲が聞けるとは聞けるとは
というてる間に終わる。
短い曲だから。
名前は練習曲だし他の人は早く弾こうとか、
綺麗に弾こうとかであるが。
tomoharuの10−1はもう、すっかりと立派な一つの曲、
気持ちの入り込んだ心が動き出す1曲であった。
ああ、これはねコンクールには無理だわ。
こんな弾き方は今までにありませんて言われるわ。
とっても素敵な曲に仕上がってるもん。
練習曲という範疇には入らないほど完成してる。
その上にアンコール3曲目シューマンのソナタ。
これも美しく心を落ち着かせるように終わった。