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健康って何だろう
はじめまして!
ひとりひとりの「生きがい・未来」と向き合うパーソナルトレーナーを志す藤田侑です。
理学療法士として病院・施設で働かせていただき、その経験から健康とは何かを追求しています。
健康とは何だろう、そう思ったこと、聞いたことはないでしょうか。公益社団法人日本WHO(世界保健機関)協会では以下の様に述べています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」
例えば、病気がないAさんと病気のあるBさんがいたとしましょう。
皆さんはどちらが健康だと考えますか?
おそらく、ほとんどの方は病気のないAさんと答えると思います。
ではこの場合はどうでしょう。
病気がないAさん、よく言うことは「毎日同じでつまらない、未来なんてないな」
病気のあるBさん、よく言うことは「今度は何を目標に生きよう、○○やってみたいな」
この場合どちらが健康かは意見が分かれるのではないでしょうか。
ちなみに僕はBさんと答えます。
皆さん様々な用途で病院や施設を活用すると思いますが、いわゆる不健康になってしまったから活用するとも捉えることができると思います。
僕自身まだ大きな病気や怪我をしたことがないので、そうなってしまった方々と完全に共感することはできません。
ですが、病院や施設でたくさんの人と出会い、関わり、その方の人生や生き方を教えていただきました。そんな中で僕が感じたことは、自分の人生や健康との向き合い方です。
病気になれば不健康なのでしょうか、
高齢者になれば不健康なのでしょうか、
僕はそうは思いません。それはその人の考え方や生き方次第で健康にも不健康にもなれるからです。
つまり健康に正解などはなく、それぞれの健康観があればいいと思っています。
杖を使ってでも「100歳まで歩くぞー!」と言う人がいたり、
車いす生活で体が不自由な方でも「私は食べることが幸せ!」と言う人がいたり、
自分自身の中に答えはある、それが健康の本質ではないでしょうか。
僕も実際にいろんな方の健康観に出会ってきました。その人にとっての健康や幸せを見つけて笑顔を見せてくれるのです。
100人いれば100通りの人生があります。
僕は人は死ぬまで「完成(満足)」することはないのだろうとも思っています。
だからこそ今をどう生きるか、
未来をどう生きたいか、
そしてどう死にたいのか、
そのプロセスも大切にしたいと思っています。
「いい人生だった!ありがとう!」
こんな風に死ねたら最高ですよね。
今を生きていたら今が1番輝いています。
今日が1番若い日で、1番経験値がある日で、1番最高の日です。
過去の思い出も大切に、そしてこれからの可能性やなりたい未来を描いて、自分の人生を前のめりに生きましょう。
そうこう考えているうちに自分の中にある健康観が見えてきた気がします。
僕にとっての健康は、
「未来を見据え、今を生きている」状態です。
(だからBさんと答えました。)
みなさんも自分の中にある健康観を一緒に考えてみませんか。