オレオレ！カフェオレ

タイトル：オレオレ！カフェオレ

これは或る友人の身に起きた本当の話。
友人はオレオレ詐欺に加担していた。

それを専門的にしている先輩とやらが居たらしく、
その片棒を担ぐため、先輩から頼まれて
いろんな手伝いをしていたと言う。

やがて自分でもそのやり方・ハウツーを学んでしまい、
次は先輩に頼らず、自分でオレオレ詐欺の全部の絵を描き、
その利益を独り占めにできる構図を敷いたのだ。

友人「けっへへw初めからこうすりゃよかったんだ！」
友人は味をしめたらしく、その後もどんどん繰り返す。

そしてある日、また老人を狙い、
人の良さそうなおばあちゃんを引っ掛けることにしたらしい。

「もうやめとけよ！」
俺はそこでいちどそいつにそう言ったのだが
欲望に目がくらんだ人間はもう留まることを知らない。

友人「あ、ばあちゃん！？オレ！オレだよオレ！」

その人の息子を装ったらしく、
その人から大金をせしめることに成功したらしい。

大金ながら初めは口座に送金してくれたそうだが、
残りのお金は実際取りに来て欲しいと言う。
でも行っちゃったらバレるから、そこはうまく…

友人「S駅のロッカーに入れてくれない！？俺いつもそこ使ってるからさ」
なんて、離れ技みたいなことを言った。
そこまで行けばバレる可能性も高くなるが、
もう結構な大金を口座に
振り込んでもらってるから別にかまわん、
と友人は思って、それで本当にロッカーまで
お金を持ってきてくれたら儲けもん、
程度に考えていた。

でもそのおばあちゃんは本当に
お金をロッカーまで持ってきてくれたらしい。
陰に隠れて見ていた友人は、
「うほうほ！やったあ！」
とおばあちゃんがどこかへ行ってから次に自分が出て行き、
ロッカーの前に立った。
とその直後…

強面の男「やっぱり来やがったなこの野郎はwさて、娘しか居ない我が家にどうして息子が居るのか聞かせてもらおうか？」

友人「え…？」

強面の男が数人、友人の前に現れて、
友人はそのままどこかへ連れて行かれた。
どうやらおばあちゃんの計画だったらしいね。

まぁあのあと友人はしっかり処罰を受けさせられて、
今でもひっそり社会で生活してるよ。

動画はこちら(^^♪
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