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帰り道の女子高生

タイトル:帰り道の女子高生

私が住んでいるのは田舎。
ずいぶん人里離れたところで、
夜道になると辺りは真っ暗。

女の子ともなれば
事件に遭遇するのが怖いところだが、
幸いここは警察が見回り強化してくれていて、
そのぶん治安が守られていると信じていた。

そんなある日のこと。
信じられないことが起きたのだ。

私はいつものように学校帰り。
少し部活で遅くなって、
1人で夜道を自転車で走っていた。その時、
巡査「あ、キミキミ、ちょっと止まってください」
と呼び止められた。

「は?」とか思っていると、
巡査「いくら夜道だからってねぇ…」
私が2人乗りしてると言い出したのだ。

「え?いや、私1人ですけど…?」
巡査「…え?いや、だってさっき…」
そんな事を言われて私は少し怖くなったのか。
背筋がヒュンと凍る気がした。

巡査「さっき乗ってたでしょう?で呼び止める前に飛び降りたでしょう?…さっきの子どこ行ったんだ?」
「ちょ、やめてくださいよ!私1人なんですよ!」

警察は私が2人乗りしてたと言って聞かない。
かなり真面目にそう言われ、
聞いてる内にどんどんどんどん怖くなってしまった。

そうでなくても辺りは真っ暗。
そんな話を聞かされたら、
いやこんな場面に実際遭遇すれば、
女子なら誰だって怖くなるだろう。

巡査「ちょっとそこまで来て」
派出所へ来るように私は言われた。

この時やっぱりかなり怖かったせいもあってか、
警察の人の言うことに素直に従った私。
このまま又夜道を1人で帰るのが怖くなった。
と言うか嫌になったんだ。

巡査「じゃちょっとこっち来て」
派出所の中のドアを開け、
私は奥の部屋まで通された。
そして巡査は鍵を掛けたんだ。

私はそれからPTSD。
でもこの巡査は3日後、
派出所の前で倒れて亡くなっていた。
倒れていた巡査のすぐ横には、
どこの学校かわからない、
女子高生の制服のボタンが落ちていたと言う。

実際3年前、まだこの巡査がここに勤務する前。
この派出所の前で本当にトラック事故があり、
その時に2人乗りしていた女子高生のうちの
1人が亡くなっていたと言う。

動画はこちら(^^♪
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