![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159183183/rectangle_large_type_2_6a51594107c2bd78ddd23db7774d4474.png?width=1200)
聞こえない告白
タイトル:聞こえない告白
彼女「ふぅ〜、今日も疲れたねぇ。でも楽しかった」
そう言う彼女の後ろ姿を見ながら、
俺もこの幸せなひとときを過ごしていた。
「ああ、疲れたけど楽しかったね〜♪また行こうね」
彼女「うん♪」
「今度はさ、アクアリウムとかも良いかもね。前から行きたいってお前も言ってたし」
彼女「そうだねぇ、水族館、私今まであんまり行ったことなかったから」
「じゃあ今度行こう♪」
彼女「でもこうやってさぁ、2人一緒に居られるのって幸せなことだよね♪」
「ん?ああ♪これからもずっと一緒に居ような」
彼女「…うん。好きだよ」
「ハハ♪そんなふうに言われるとちょっと照れるよ」
彼女「なぁんで〜?照れることないじゃない」
「ハハ、まぁそうなんだけどさ♪」
彼女「あそうだ、今日、喫茶店行かない?ほら、前に教えてくれたあのキリマンジャロがおいしいって有名店♪」
「あーあの店かぁ。良いなぁ、行こっか♪」
彼女「じゃあ私も帰ってすぐ支度し…」
彼女の肩をポンと叩く俺。
「キミカ、ずっと愛してるよ♪ずっと一緒に居よう。喫茶店も今からすぐ一緒に行こうな♪」
いきなり肩を叩かれてビクッとした彼女は、
彼女「………な、なに、だ、誰…」
そう言いながら、
両耳に付けていたイヤホンを外した。
動画はこちら(^^♪
【ホラー】【喫茶店で上映されてる映画の感覚☕】【ドラマ小説】【ショートホラー系~心理ストーリー】聞こえない告白 inaudible confession #心理サスペンス #人間ドラマ