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エドゥアール・マネ / メトロポリタン美術館
高齢者の健康診断に聴力測定を
難聴と認知症は、7年程前から関係性が大きく取り上げられ、最大のリスクと言われています
先程、アミロイドベータは20年~30年かけて脳に溜まっていくという話の通り、難聴の対策で一番大事な時期は40~65歳と言われています
専門家は、半年ごとの聴力測定をお勧めしています
同時に高齢の方のきこえの対策も重要です
「認知機能低下のリスクがある高齢者では、補聴器を使うことで3年以内の認知機能低下を48%も抑制できる」
という結果も出ています
以前「補聴器を無しくてしまったが、高いからもういらない」と仰られた方がいらっしゃいました
しかし1月程経過するとご家族から、「会話が出来なくなり、急激に認知症状が進んだからすぐに作りたい」というお話もありました
高齢者の健康診断に聴力測定がないのが問題になっています
難聴の自覚がある方でも6割は検査をしていないとのデータもあります
是非必須項目にしていただきたいものです