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旅行好きなシニアの話 (#002 My travel to Australia)

 #001は、旅行の準備をしてAirbnbでの予約をすませるまでの話。#002では、実際に行ってきた感想を書く。#003では、今回の旅行で見えた課題と次の旅行への思いを書く予定。

旅行好きなシニアの話 (#001 My first Airbnb)|リブラ (note.com)

行ってきました

 いろいろありましたが、行ってきましたオーストラリア。楽しかった!!!
もちろん、いくつも失敗はあったが、わが家のモットーは「リカバリできる失敗は失敗ではない」。無事に帰ってきた以上、no problemだ。あちこち歩いて楽しかったし、英語も使えたし、滞在先の部屋もよかったし、と大満足。

宿泊した部屋は快適

 初めてのAirbnbでドキドキだったが、スムーズにチェックインできた。予約した日の2日前ぐらいになると、チェックインの詳細情報が送られてくる。そこで初めて泊まる部屋が何階かわかった。ホストに寄って違うようだが、今回のキーの受け取りは、暗証番号で開けるキーボックスを使う。キーボックスを使うのも初めてなので、どんな感じかネットで見ておいた。
 Airbnbでキーボックスが置かれた場所と暗証番号が通知されるので、その英文通りにやってカギをゲットしてチェックイン。出発前にGoogleのストリートビューで付近の状況を見ておいたので、似たような高層ビルが多いがすぐわかった。リビングがあると、ベッドルームだけのホテルの部屋よりくつろげる感じ。
 さっそく部屋を一通り見て、特に問題なし。ガスがつくか、シャワーのお湯が出るか、トイレが流れるか、キッチンの備品は何があるか、wi-fiは使えるか、などをチェックした。次は、テーブルの上に置かれた、Airbnbのホストからの説明書を読む。wi-fiのパスワード、トイレットペーパーの予備がどこにあるか、ゴミ箱がいっぱいになった場合の捨て方、チェックアウト時の注意など。
 あとは、コーヒーを入れて、ゆっくりリビングのソファでくつろぐ。やっぱり、自分の選んだ部屋はいい。

持っていった物

 今回は、日本から以下を持っていった。

  • 菜バシ(トングとかはあったが、使いなれた道具の方が楽)

  • 包丁とぎ(トマトがすぱっと切れるようでないと)

  • 食事用のハシ(現地のキッチンにあったので使わなかった)

  • スリッパ(Airbnbのホストから、部屋では靴を脱いでと言われていたので)

 菜バシと包丁とぎは、自分が使い慣れた道具なので、持っていってよかった。私にとって、菜バシは必須だったと思う。

食事作りは大成功

 スーパーやマーケットで買ってきた材料で適当に何か作って食べるというのは、普段からやっていることで、特に問題なくできた。野菜多めにして、量の調節もしやすい。キッチン付きの部屋を借りて大成功だったといってよい。
 困ったのは、いくつか買った材料が大容量過ぎたこと。たとえば、スーパーにあった肉類のパックが大きかったので、小さなソーセージを買ってみた。しかし、売り場では小さく思えたのだが、いざ使ってみると思ったより大きい。結局、4日間、このソーセージを夕食に食べ続けた。スーパーにはハムやサーモンの量り売りコーナーもあった。しかし、ハム1、2枚とか頼んでいいのか不安で、誰か買っているのを見ようとしばらく待っていたが買う人がいなかった。結果的に、量り売りでは買えなかった。肉類が続くと、アジア系の食料品を売っている店で豆腐を買って、胃を休めた。
 ドレッシングやソース類も、一番小さなサイズで250ml。滞在中に使いきれないくらいだったので、一種類しか買えなかった。2、3回分で使い切れるくらいの小容量のがあれば、複数の味を試せたのにと思う。店を探し回ればあったのかもしれないが、行った範囲の店では見つからなかった。
 卵は、日本では4個入りや6個入りでも売っているが、だいたい10個単位で売っていた。10個は使い切れないと思い、買わなかった。
 逆に、野菜や果物は、1個単位や量り売りが多く買いやすかった。スーパーのセルフレジでも重さが測れて自動的に値段が表示される。
 量以外の問題点としては、味の見当がつかないで間違えたこと。たとえば、サラダと思って買ったパック入りの総菜が、酒のつまみだったのか、ちょっと塩辛かった。

外食は量を減らして

 朝、ウォーキングしたついでに、店でモーニングを食べてみた。しかし、トースト2枚に卵2個で、はっきりいって多すぎた。残すのも悪くて食べたが苦しくて、午後遅くまでおなかすかなかった。これに懲りて、朝夕は自炊、お昼は軽食程度にしておくのが、ベストだと思った。少し遅めに、サンドイッチやクレープでお昼にすることが多かった。
 カフェが多いので、コーヒーやジュースなどを飲んで一休みはしやすい。クロワッサンも大き目サイズだが、おいしかった。アイスは食べたが、ケーキ類は食べられなかった。この大きさのケーキを食べると、胃にもたれそうだったから。

Activityで最大の危機が

 今回の旅行で最大の危機は、マーケットを見て回るツアーで起こった。集合場所で待っていたらガイドが来た。今回の参加者は何人かと聞いてみると、なんと他の参加者がゼロ。専属ガイドがいるようなものだ。日本でも普段からあまり話さないし、ましてや英会話となると間が持たず、非常にきつかった。精神的にまいってしまった。時間がかなり余ってしまい、近くの観光名所に行くことを勧められて早く解散した。
 英会話の問題を除けば、マーケットの歴史やショップの紹介を聞いて、いろいろな試食もでき楽しかった。一人で見て回ったら、見るだけで試食できなかっただろう。試食した中から欲しい物も生まれ、いくつか買い物した。試食したサラミ?のようなソーセージの中に、和牛を使ったものがあり、非常においしかった(もちろん和牛なのでかなり値が張り、買わなかった)。日本では牛肉といえば、ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶだけど、こんな風に使うんだというのがおもしろい。
 歩いて街を見て回るツアーも、楽しかった。9000歩ぐらい歩くと案内されていたが、結局、歩いたのは5000歩か6000歩ぐらいだった。このツアーに決まったルートはなく、参加者の状況によって変わるそうなので短めにしたのかもしれない。このツアーは8人の参加者だったので、他の人が質問するのを聞きながら、気楽について回れた。
 実は、アーティストが案内してストリートアートを見て回るというツアーだったのだが、アーティストの視点から、このアートの見どころや技法などをパッションを持って語ってくれた。英語での説明は聞き取れなくても、ある角度から見ると立体的に見えるストリートアート、タイルを貼って描いたドット絵風のスペースインベーダなど、自分ひとりでは見つけられなかったようなものもあり、ついて回るのが楽しかった。もし、日本で、建築家の学生が案内する有名建築ツアー、経営史を学んだ人が案内する産業遺産ツアーとかがあったら、ぜひ参加したいと思うんだけど。

困ったこともあったがOK

 英語以外で困ったことは、いくつかあったが、まあ、何とかなった。

  • コインロッカーが選べない(クレジットカードで支払いすると、入れる場所を指定される。指定されたのが一番上の段で、背が低いから出し入れがたいへんだった)

  • 飲み物の勘違い(orange ciderとあったから頼んでみたら、アルコール数%! カフェと思ったが、バーだったのかもしれない)

  • クルーズ船が来ない?(切符を買って集合時間に現地に行ったら、船が一隻。この船だと思って船の前で写真撮っていたら、違う船だったようだ。他の乗客もみんな待っているから、大丈夫だと思ったが不安だった。数分遅れてきた別の船に乗って出発。日本と違って遅れていても何もアナウンスなし。日本に帰って列車が5分遅れでおわびのアナウンスがあるのを聞くと、何か日本に帰ってきた感があった)

ということで、#003に続く


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