36thSGアンダーライブが奥田いろはのこれからのストーリーの伏線になっている妄想備忘録

○はじめに

奥田いろはが座長を務める36thSGアンダーライブに参戦しました。
最近、歌詞考察やセトリ考察にハマっていたこともあり、アンダーライブのセトリ考察をしたところ、奥田いろはが北野日奈子と対比されていると思う点がいくつもあったので備忘録として残しておきます。

①開幕の「日常」

「日常」は単調で変化のない日々からの脱出を求める姿を描く楽曲です。そんな「日常」は今回のアンダーライブで「日常」(フル)→MC→「Overture」という順番で披露されました。
最後に「日常」がフルで披露されたのは北野日奈子卒業コンサートです。北野日奈子卒業コンサートでは本編の最後に、その際は北野日奈子ラストランとして、アナウンスと同時に彼女がメンバーが並ぶステージから奥へ歩いていく演出から始まりました。それはまさに北野日奈子が電車から降りていくような演出でした。そして、今回は逆に奥田いろはがステージ中央奥から、他のメンバーが並ぶステージ登場にする、まるで電車に乗り込むかのような演出から始まり、同じようにフルで披露されました。

北野日奈子最後のライブでの(本編)最後、同じサイリウムカラーを継いだ奥田いろは初の座長としてのライブでの最初に、逆の演出での披露です。
今回「日常」がOvertureの後に披露されていたのであれば、そこまで深い意味はなかったかもしれませんが、あえてOvertureよりも先に披露したこと、そしてここからが36thSGアンダーライブの開幕だと言わんばかりにOvertureも披露したこと、これらは36thSGアンダーライブが北野日奈子卒業コンサートの続編で、奥田いろはが新たな物語へ歩き出すストーリー性があるように思えます。


②「アンダー」と「落とし物」

今回の「落とし物」を提げた36thSGアンダーライブはアンダー楽曲「アンダー」と対比される内容が多く含まれています。
ここから箇条書きで、「アンダー」の歌詞と36thSGアンダーライブの特徴を照らし合わせて書いていきます。

・「みんなから私のことがもし見えなくても」
→36thSGアンダーライブは、ステージと観客の距離が近く、メンバーの表情や細かい動きまでよく見える、全国のZeppホールで行われました。
ほぼ同時期に行われた櫻坂3期生ライブ、日向坂4期生ライブは乃木坂のアンダーライブと同じ人数規模のライブにも関わらず、キャパが1万人以上の大型会場で行われています。

・「当たってないスポットライト」
 「ステージを支えてる」
 「眩しすぎるわメインキャスト」
 「美しいのはポジションじゃない」
→今回のセットリストのメインコンセプトである、メンバーフィーチャー企画です。
メンバーのフィーチャー企画といえば、今までにも全員センター企画やユニットコーナーなど何度もやってきましたが、今回は一味違いました。
内容としてはアンダー曲(ユニット)、ユニット曲(ユニット)、アンダー曲(ソロ)と、メンバー1人につき3曲も披露しました。
メンバーのトーク等で発信があったように、かなり挑戦的なセットリストとなっており、アンダーメンバー一人一人がメインキャストとして最高のステージを創ってくれました。

・「この場所を誇りに思う」
→34thSGアンダーライブではこんな発言がありました。「私たち14人は選ばれてこのステージに立っています。」
「アンダー」の歌詞「美しいのはポジションじゃない」が指すように今はアンダーでも輝くことができるという一種の諦めがあります。当初のアンダーライブは選抜に選ばれなかった悔しさ、悲しさが熱を生んでいました。しかし近年はアンダーであること、ステージに立っていることを誇りに思う姿勢が強調され、熱を生むために熱くなるアンダーライブへと変わりつつあります。この諦めこそが「落とし物」が指しているものです。34thSGアンダーライブでの発言は「落とし物」の伏線だったのかもしれません。

追記(2024.11.30):アンダーライブ完走後更新のブログで、3年間アンダーで活動するうちに、アンダーであること、ポジションにこだわらないことを本当の気持ちとは裏腹に受け入れてしまっている自分がいたことが書かれています。

・「影は待っているこれから射す光を」
 「まだ咲いてない花がある」
→メンバーフィーチャー企画の「新たな一面」と「個としての魅力」。
これから射す光を待つだけでなく、殻を破り新たな自分はどれだけできるかに挑戦しました。
この点は対比というより乃木坂46全体の成長物語を描いているように思えます。
(名古屋公演DAY2で伊藤理々杏が言っていたように、新たな一面と個としての魅力の2曲は運営が選曲しています。これは奥田いろはと北野日奈子の対比ではなく乃木坂46の成長物語を完璧な物にするための選曲ではと深読みしています。)

以上のように、今回のアンダーライブは「アンダー」の歌詞とは対極のコンセプトが表現されています。
今まで北野日奈子含む先輩方が築いてきた、光を求める場所から輝ける場所へと変化していったアンダーライブ、それに憧れてしまったアンダーメンバーに対して喝を入れるような歌詞になっている「落とし物」に合ったセットリストだと感じました。


③北野日奈子と奥田いろはの直接の対比

2人のライブでのスピーチです。
北野「本当にいつもいつも貰ってばかりで、私の立場が本当は皆さんに与えるべきなのに、本当に皆さんに貰ってばかりで、貰ったもので出来上がりました。」
奥田「幸せな気持ちと、感謝の気持ちと、こういう気持ち達を大好きな皆さんに返していけるように、恩返しできるように、精一杯頑張ります。」(私が参戦した大阪DAY1ですが完コピではないです。)
と北野日奈子は今まで愛を沢山貰い、貰ったもので自分が出来上がったこと、奥田いろはは自分が支えられていることを意識しつつも、これから愛を返していくと未来を見据えた決意をそれぞれ語りました。
この与える貰うという話の始まりは北野日奈子1st写真集「空気の色」です。この「空気の色」で日刊スポーツの取材を受けた際に、休業期間を経た北野日奈子が目標として書いた「愛を与えられる人」、この空気の「色」での与え手としての決意を奥田「いろ」はが受け継いだのは本当に偶然でしょうか?そうとは思えません。

文字が右肩上がりなのは、意気込みの表れだそうです。

追記(2024.11.10):歩道橋初選抜時、乃木坂工事中のインタビューで、皆さんに恩返しできる期間にしたいと、与え手としての決意を語りました。

そしてサイリウムカラーについてです。
今回のライブとは直接関係ありませんが、2人のサイリウムカラーは同じ色の組み合わせです。
北野日奈子 ピンク×黄緑
奥田いろは 黄緑×ピンク
ですが、色の順序が逆になっています。
(奥田いろはについてはピンク×黄緑と言っている方もいらっしゃいますが、公式では黄緑×ピンクとされています。)

乃木坂46公式Twitter

これは2人の役割の違いを象徴しているようにも見え、対照的な関係性が色の順番にも反映されているかのようです。


○まとめ

以上の理由から奥田いろはが座長を務める36thSGアンダーライブには北野日奈子と対比された物語性があると考えました。

予言します。
卒業の場としてアンダーライブを選んだ北野日奈子に対して、奥田いろはは卒業シングルで表題センターを務めます。というより実力で表題センターを掴み取ります。

「落とし物」MVの衣装で奥田いろはが着用する純情の白は、「生まれたままで」のMV冒頭にもあるように、可能性を表す色でもあります。

「落とし物」MV

そして先日初披露された37thシングルで奥田いろはは初の選抜入りを果たしています。この流れから、奥田いろはの物語がこれから大きく展開していくことを確信しました。この先様々な舞台やテレビの出演が増えていき、生田絵梨花を彷彿とさせるくらい無限の可能性が広がっていくはずです。

追記(2024.11.16):舞台「1789-バスティーユの恋人たち-」の出演が発表されましたね。おめでとうございます!


○最後に

私自身は元推しの北野日奈子が乃木坂46から卒業後、2年半ほど乃木坂46から離れており、偶然配信を視聴した真夏の全国ツアー2024の設定温度を聴いてからパレットになりました。
乃木坂から離れている2年半の乃木坂46のことはあまりわからず、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」も観劇できていません。今では何故5期生加入当初から推していなかったのかと思っているので、これからは落とし物をしないようにパレットとして全力で推し事をしていきたいです。
最近パレットになった私ですが、パレットの方々の団結力の強さにはかなり驚いています。
奥田いろは初座長のアンダーライブで落とし物披露時のサイリウムカラー統一の協力願いツイートの拡散力やミーグリの宣伝、USENの落とし物のポチ活、各会場での集合写真などなど推し事への熱意が凄まじいです。
そんな推し事をコツコツと続けられるパレットの方々であれば、この妄想ストーリーを完成させることができると信じています。
これからも末長くよろしくお願い致します。



○あとがき
今回初めてのnoteに挑戦しました🎨
読みづらい文章だったらすみません。。。
いいねコメントもしていただけたら嬉しいです☺️
誤字脱字や分かりにくい部分がある場合も是非コメントで教えていただけたらと思います🙏
最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

いいなと思ったら応援しよう!