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人間ってなんだろう


新語・流行語大賞ノミネート



またこの季節が来た。


この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。

1984年に創始。毎年12月初めに発表。『現代用語の基礎知識』収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。

選考委員会は、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)で構成される。
語を選定した。

新語・流行語大賞とは?


自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。
選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。


毎年思うがこれって何のためなんだろう?
誰の為なんだろう?


自分が世間の流行りに疎いだけかもしれないが「新語・流行語大賞ノミネート」ほとんど知らない。



なんで皆が流行りにすぐに飛びつく前提なんだろう?


ドラマの中で流行ったセリフなどが選ばれるが知らない人が多いんじゃないだろうか?


ネトフリもみんな見てる前提なんだろうね。


実際、新語・流行語大賞にノミネートされた新語・流行語を使ってる人いるんだろうか?


上げ記事が頻繁に多かった案件は、「新語・流行語大賞ノミネート」の対象って事だろうとひねくれた目で見てしまう。


もちろん取り上げられてないのもある。


結局は人間の好みで流行になりうるって事だろうね。


一昔前に流行った○○顔などの流行りの顔もそうだろうね。


皆が皆そう思ってないのにそう思わせる。


脳は「見たいもの」を選んで見ている

「なんだか話がかみあわない」

「あの人の言うことは、どうもよくわからない」

同じ空間にいても、人はまったく異なるものを見ています。

あなたが見ているものと、あなたと一緒にいる人が見ているものは違うのです。

あなたは、あなたが見たいものを見ているし、一緒にいる人は、その人が見たいものを見ています。

まさに、脳のバイアスがそうさせています。

人間は、自分の関心があるもの以外は、見ていないのです。

それを立証した有名な実験が、1999年にハーバード大学のダニエル・シモンズ博士とクリストファー・チャブリス博士が行った『見えないゴリラの実験』です。

内容は、バスケットボールの試合の映像を見せて「何回パスをするか?」を数えてもらうというもの。

実は映像内で着ぐるみの大きなゴリラがダンスを踊っているのですが、普通は気づくはずのゴリラに約半数の人が気づくことができません。

どうして見えなかったかというと、パスの回数ばかりに関心があり、ゴリラが見えていてもゴリラの情報を脳はスルーしてしまったからです。

こうした自分がほしい情報ばかりを集め、それ以外の情報は無視して見えなくなってしまうことを、脳の「選択的注意」もしくは認知バイアスの中の「確証バイアス」といいます。

こんな話がありました。

「友人が信じられなくなりました。先日パーティで、私が離婚していることをほかの人に話しているのを聞いてしまったのです。悪口を言われるなんてショックでした」というのです。

よくよく聞いてみると、そのご友人は別に悪口を言っていたわけではなく、ほかの方の相談に乗っていて、あくまでも一例として彼女に離婚経験があることを話していたようなのです。

ですが、それ以来彼女は、「選択的注意」が働いて、やけに離婚に関するワードや自分に対するよくない評価の言葉が聞こえるようになってしまったのです。

よい評価をされていても、マイナスな情報ばかりに意識が向き、よい情報を脳が認知できなくなってしまっていました。

そして、脳はマイナスな情報が何度も入ってくると、だから「私は人から評価されていないんだ」と確証するようになり、思い込みがより強固になってしまうのです。

この現象は、別名「バーダー・マインホフ現象」ともいわれますが、今まで意識していなかったものを意識するようになると、無意識にバイアスが強く働き始めるようになります。

つまり、それまで所有していなかったブランドのバックを手に入れると、やけに同じバッグが目に入るようになるのは、「選択的注意」で目の前にあるたくさんの情報の中から、同じブランドのバックに注意が向けられるようになったからです。

そして、何度か同じバックを目にすることがあると、確証バイアスの作用でバッグの情報ばかりを集めるようになり、「最近、私と同じバックを持つ人が増えているんだ」という思い込みが確信に変わっていきます。

バーダー・マインホフとは、元はドイツ赤軍のテロリストグループの名前です。

ある新聞記者が友人とバーダー・マインホフの話をした翌日に、友人から「ニュースで見た」という連絡を受けて驚いたという体験談を新聞に投稿したところ、同じような体験談がほかの読者からも次々に投稿されるようなりました。

このことから、認識したとたんによく目にするようになる現象のことを「バーダー・マインホフ現象」ということで広まったといわれています。

脳は思い込みで自然に視野を狭める/なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?


自分が好きなモノ、見てるモノは絶対と思い込んでしまうのではないだろうか?


こうして、声の大きい少数派の発言を信じてしまう。



人間は思い込みで動いてるのかもしれない。


自分は自分だから流行りに惑わされないでほしいです。