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映像で食べていくとは?♯1 | 映像制作の仕事をしたい!そう思ったら最初に考えて欲しいこと【前編】

みなさんこんにちは。
とうとう9月になりました。天気予報の気温を見ると意外とこの先は暑くなさそうで一安心です。


▼はじめに

さて、早速本題に入ろうかと思います。
前回の自己紹介でも書かせてもらいましたが、僕が今後投稿していく内容のテーマとなるのが、

「映像で食べていく」とは?

です。

あえて「食べる」という言葉を使った深い意味はありません。ただ、1番しっくりくるなと思ったわけです。
なので、「映像で食べる」=「映像業界(もしくは近いところ)で働く」という解釈で大丈夫です。
そんな「働きたい!」という想いをもったみなさんにお伝えしたいこと
今回の内容になります。

では、早速タイトルにもあるように
映像の仕事をしたい!となった人に最初に考えてほしいことをお伝えします。

ズバリ、2つあります

もったいぶるつもりはありません。
その2つはなんなのか。それは、


▪️映像を作りたいのか?それとも映像でお金を稼ぎたいのか?

▪️具体的にどんなポジションをやりたいのか?(全部やりたいはナシ)



もうね、、絶対この2つは抑えてほしいです!!。
特に2つ目は就職活動で、どのような業界にいくにしても当然聞かれることだと思います。僕も散々聞かれました。

しかしながら、たとえば未経験キャリアチェンジして映像業界を目指す方は
この2つが定まっていない方が多いように感じます。
ここをまずは深掘りしていきましょう。


▼映像を作りたいのか?それとも映像でお金を稼ぎたいのか?


ではまずこの2つの問いの意味を整理しておきます。

-「映像を作りたい」とは?

例えば、「このアーティストのMVが撮りたい」や「映画監督になりたい」などはわかりやすく「映像を作りたい」になるでしょう。
また、もっと身近なライトな例でいれば「YouTube編集をしたい!」「カメラを触ってみたい!」なども広義的にこれに当てはまるかと思います。

-「映像でお金を稼ぎたい」とは?

わかりやすく言えば、
もっと今よりもっと楽しく働きたい(就労環境を良くしたい)」や「どうせ働くなら映像業界にしよう」などかなと思います。
映像業界では少ないですが「自分自身が成長できる環境に身を置きたい」も広義的には当てはまると思います。

この2つを見ていただいていかがでしょうか?
「映像を作りたい」は映像へのパッションのようなものを感じ、「映像でお金を稼ぎたい」は映像に対して少し冷めているような印象を受けたと思います。

簡単な言葉でまとめるなら
どれくらい自身は"映像"に執着する人間なのか?
ということを事前に知り、どちら側の人間なのかを判断してほしいということになります。


-なぜどちらを決めないといけないのか?

これはなぜなのでしょうか?
結論から言えば仕事がめちゃめちゃキツく感じるからです。

例えば、、
「映画を将来撮りたい!」と意気込んでいる人が、ビジネス系のトーク番組(例えば経済の話や株や投資の話)にずっと携わっていられるでしょうか?
もしくは、予算管理の業務としてずっとお金の計算をしていられるでしょうか?

おそらく、NOでしょう。

仕事なんだからと最初は割り切れるかもしれません。矛盾を抱えたままでも最初は押し通せるかもしれません。

ですが次第に周りとの熱意のギャップに気づくことになるかと思います。
そして一番きついのが「映画を撮りたいけど今はここで頑張っています!」という人間が周りにほぼいないことです。

自分の夢や目標に対して、停滞感と孤独感は大きな壁になってしまうかと思います。

これは逆の「映像でお金を稼ぎたい」人でも同様です。
お金を稼ぎたい人が、映画制作のチームに入るということにしましょう。
全ての制作現場がそうではありますが、2日間まともに寝れない撮影現場などは多々あります。
ただ、あなた以外みんなは「映画が好きだから・映画を撮りたいから」と励ましあって乗り切るのですギャラは1日分しかでません、なんでこともあるでしょう。
当然周りとのギャップを感じるはずです。

その人にはおそらく、内容はとても難しい投資や株の話をする番組を1日8時間担当しながらお金の計算をして働くほうが幸せと感じるのではないでしょうか?


-どのようにして自分のタイプを判断すべきか?

本質的に自分がどちらのタイプなのか、それを判断するのはかなり難しいです。当然ながら仕事をしながら、学びながら、それがわかることも多々あるからです。

ただこれは残酷なかつ現実的に判断する方法があります。

それは
「休日返上・無給でその仕事に向き合えるのか?」
です。

決して暴論ではありません。
もちろん会社員ではそんな働き方はできません。
ただこの業界にはフリーランスとして仕事をしている人たちがたくさんいます。

その人たちは一般的に休みと言われる日も。自分が作りたいもののために、頭を働かし、手を動かしています。
そのような人たちが自分たちの「好き」「憧れ」を持ち寄って働く現場がこの業界にはたくさんあるのです。
※フリーランスの方がタダで仕事してくれるというワケでは決してありません



▼これは決して優劣ではないということ

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

あなたはどちらだったでしょうか?

「映像を作りたいのか?」「映像で稼ぎたいのか?」これは決してどちらが良いというものではありません。

一般的な働くという観点からみてもそれぞれいい面・悪い面が見えてくると思います。
だたそれらも踏まえた上で自分がどちら側の人間であるのか・そうありたいのかが一番重要です。
ぜひ、これから映像業界を目指す皆さん、興味を持たれている方は考えてみてください。


次回は
考えてほしいことの2つ目の、、

具体的にどんなポジションをやりたいのか?(全部やりたいはナシ)

についてお話ししていきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございまいた。















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