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BL界の一大ジャンル「893」其の六 いおかいつき先生「真昼の月」

おお、Amazonのリンクが、セットで出ました。織田裕二主演の同名のDVDにもヒットしたんですが、タイトルの由来はここからなんですかね?分かんないんですよ。本文中に記述がないので。

↓こちら旧版なのですが、私は最初こちらで揃えたのですが、こちらにあって完全版にないものがあるとAmazonのレビューにあってですね、完全版なのに?謎ですね。完全版3には10年後も相変わらずな2人の描き下ろしが書かれてて、3だけ買ったんです。でも同人誌もあるので、全て収録されてるかまた謎ですね。すみません。


難波のヤクザの若頭、辰巳剛士✕元刑事、神崎秀一。ぜんぜん年下らしくないけど、年下攻です。しかも、なかなかエグい人で、甘くはありません。鬼畜じゃないけど、目下の物はアリンコだと思ってるんじゃないかな?任侠ヤクザではなく、自分が楽しければいいというヒト。

始まりもセオリーの強姦なのですが、淡々と受け入れる秀一が男前なのか、いろいろあって自我が壊れてるのかって感じ。いおか先生の作品全般に言えることですが、良くも悪くもセックス自体の扱いがわりと軽い。エロスとかもあんまり感じられないかな。(いおか先生ごめんなさい。)

この作品の肝は、なんと言っても、人たらし美形漢気元刑事の秀一の魅力。(はっきり言って、わりと攻はどーでもいい。いおか先生、ごめんなさい。ファンの皆さま、ごめんなさい。)秀一さん、好きだー!!

辰巳の有無を言わせぬ根回しと言質を取られて、辰巳の情人兼調査事務所所長として活躍する秀一さんを愛でる連作ものかな?

別名、「秀一さんと愉快な仲間たち」でも、いいかもしれないです。

そう言えば、BLCDになってました。


おしまい