警察官歴20年以上の夫が辞めたいと言い出した話 ~夫婦の決断とその結末~

某都道府県警察で、20年以上、立派な警察官として勤めてきた夫が、数年前から警察辞めたいと言い出しました。

警察官には誰でもなれるわけではなく、数々の難関を経て採用され、その後は厳しい仕事をこなしていくことになり、数年も続かずに脱落してしまう人も多い職業です。
そこを乗り越え、せっかくここまで続けてきたのに中途退職してしまうのは、後戻りが出来ない職業ゆえ、重く難しく勇気のいる決断となります。

定年退職まで、もう一踏ん張り勤め上げて欲しいと、妻なら誰しも思うでしょう。
親や兄妹など親族一同も、身内に警察官がいることを誇りに思っているかもしれませんし、いざという時の安心感もあり、辞めると聞いたらさぞがっかりすることでしょう。
警察の先輩たちやその他周りの人も皆一様に、辞めるのは勿体ない、もう少しがんばれ!と言います。

しかし、それでも、もういいや・・・と言う夫に、専業主婦の妻はどう対処するべきか?葛藤がありますよね?
警察官である本人も、辞めたいけど本当に辞めちゃっていいものか?
相当悩むと思います。
そこで、同じような悩みを抱えておられる方の参考になればと、わたしたち夫婦の経験を、これから綴っていきたいと思います。

個人情報やプライベートに関わる話になってきますので、ここから先は有料記事とさせていただきます。

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