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カレーとコーヒーの相性について

こんにちは、こんばんは。
oceanrich(オーシャンリッチ)です。

皆さんは、カレーとコーヒーの相性が良いことをご存知ですか?
カレーとの食べ合わせは勿論、カレーを作る時の隠し味としても相性バッチリなんです。

今回は、カレーとコーヒーの相性についてご紹介します。


カレーのスパイスとコーヒーの健康効果が似ている!?

スパイスの写真
スパイスの写真

カレーに使われるスパイスは、「香り」「辛味」「色」の3つに分けられます。

〜 代表的なスパイス 〜
香り:コリアンダー、クミン、ガーリック
辛味:ブラックペッパー、ジンジャー、カイエンペッパー(唐辛子)
色付:ターメリック、パプリカ、サフラン

スパイスによって健康効果は様々ですが、抗酸化作用や消化促進、覚醒などの効果があります。

コーヒー好きの方には見覚えのある効果ばかりですね…

コーヒーの写真

コーヒーに含まれている「カフェイン」には覚醒効果が、「ポリフェノール 」には抗酸化作用による消化促進などの効果があります。

先ほどの既視感は、カレーのスパイスとコーヒーの健康効果が同じだったからなんです。実は、カレーに使われるスパイスにも「ポリフェノール」が含まれています。
カレーとコーヒーを一緒に摂取することで、相乗効果が期待できます。


コーヒーがカレーの隠し味になる!?

カレーを煮込んでいる写真
カレーを煮込んでいる写真

2日目のカレーってコクがあって美味しいですよね。一晩寝かせると具材や香辛料の成分が溶け、1日目よりもコクのある深い味になります。

実は、カレーの隠し味にコーヒーを使うと、出来立てのカレーでも2日目のようなコクを再現できるんです。

市販のルーは苦味が少ないので、コーヒーの苦味を足してバランスを補うことで、コクが生まれる
コーヒーの苦味でカレーにコクが出る

そもそもコクとは、味・香り・食感のバランスが良く、濃厚感や複雑さ、広がりや持続性のある味わいのことです。
とくに「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うまみ」の5つのバランスが良いと、コクを感じられると言われています。

一般的な市販のカレールーは苦味が少ないのですが、コーヒーを入れることで苦みが足され、味が複雑になりコクが出ます。

「料理は科学」という言葉がありますが、まさにそんな言葉がぴったりですね。

インスタントコーヒーの写真
隠し味はインスタントコーヒーが手軽でおすすめ

カレーの隠し味に使うコーヒーは、水に溶けやすいインスタントコーヒーが手軽でおすすめです。
インスタントコーヒーは、ルーを溶かした後、コーヒースプーン半分〜1杯ほど入れます。少量であればカレーそのものの味を消さず、ほんのりと苦味やコクを出せます。


カレーのお供におすすめなコーヒー

バランスが良くキレがある コロンビア

コロンビアコーヒーの特徴。フルーティーな香りとマイルドな苦味とコク、芳醇な甘みが特徴。北部・中部・南部の3つの産地で風味が異なる。
コロンビアの特徴

「カレーを食べた後はスッキリした物を飲みたい!」なんて思ったりしませんか?
そんな時には、コロンビアコーヒーがおすすめです。

コロンビアコーヒーは苦味と酸味のバランスが良く、クセが少なくキレのある味わいが特徴的です。ブレンドのベースとしてもよく使われています。

コロンビアは大西洋とカリブ海の2つの海に面し、西側にはアンデス山脈が南北にまたがる為、地域によってコーヒー豆の栽培環境が大きく異なります。その為、「北部」「中部」「南部」の3つの地域でコーヒー豆の特徴も違います。

バランスの良いコーヒーとしてブラジルも有名ですが、バランスは重視しつつもう少し甘みや酸味が欲しい時にはコロンビアがおすすめです。


スパイスの効いたカレーのお供に マンデリン

マンデリン コーヒーの特徴。酸味が弱く、重厚なコクと苦味、ハーブやシナモンのような香りが特徴。ミルクとの相性が良いので、カフェオレやカフェラテにするのもおすすめ。
マンデリンの特徴

スパイスの効いたカレーには、スパイシーな風味のマンデリンコーヒーがおすすめです。マンデリンのハーブやシナモンのような風味が、カレーの香りを引き立てます。

マンデリンは、インドネシアのスマトラ島で栽培されているコーヒー豆です。酸味が少なく、重厚なコクと強めの苦味が特徴的です。日本では、ブルーマウンテンが現れるまで世界一と評されていました。

マンデリンの強い苦味とコクは、ミルクの甘みに負けません。
カレーの辛さが苦手な方は、カフェオレやカフェラテにしてみるのはいかがでしょうか。
乳製品に含まれるタンパク質の「カゼイン」は、スパイスに含まれる辛味成分の刺激を軽減することができるそうです。


カレーにおすすめのコーヒー焙煎度合い

深煎りのコーヒー豆
中〜深煎りがおすすめ

カレーはコクのある食べ物なので、一緒に飲むコーヒーもコクが出せる中〜深煎りがおすすめです。カレーの味を引き立てながら、コーヒーの味も楽しめます。

口の中をよりスッキリさせたい場合は、アイスコーヒーがおすすめです。
アイスコーヒーは酸味を感じやすく香りも薄まるので、酸味が少なく苦味の強い深煎りの豆を使うと飲みやすいです。

カレーとコーヒーは、カレーと似た風味のものにするとお互いの特徴を引き立てます。
カレーの種類やコーヒーを飲むタイミングに合わせて、コーヒーの種類や焙煎度合いを変えてみると新たな発見がありそうですね。


カレーとコーヒーは相性抜群!

カレーとコーヒーの写真
カレーとコーヒーの写真

カレーの隠し味にもできて、食事のお供にもなるコーヒー。意外な組み合わせですが、相性は抜群なんです。

カレーを食べる際は、ぜひコーヒーも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

提供:https://www.uniqstyle.co.jp/


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