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出産がいちばんの治療といわれた話①
37週と3日、もはやルーティーンの検診へ。
2週間前の検診から血圧が高いとは言われていたけれど、病院での計測で驚くほどの血圧を叩き出してしまい、え?マジ?と大汗。
初めてのNSTは、血圧が高くて赤ちゃんが心配なので少し長めに見てもいいですか?と言われる始末。
足のむくみは確かにあったけれど、身体は元気でめまいや頭痛も感じたことはなかった。
名前を呼ばれて診察室に入ると先生から、エコーでは見てみるけどこの血圧だとうちでは産ませてあげられない。ごめんね、本当にごめんね。と大謝罪をくらい、絶対謝るのは違くない?と思いつつも、じゃあこのお腹にいるスーパーエンジェルちゃんはどこでなら産めるんですか?ここで切り捨てですか?もうここで産むものとして入院準備もしてしまいましたが?とはてなだらけ。
なによりいつも優しくておっとりだった先生が少し焦っていて、看護師さんたちになんやかんやと指示を飛ばしているのを見て、おや?マジで大変そうなムーブきた?とまだまだ他人事のような受け取り方しか出来ず。
先生からは、少し時間もらっていい?紹介状書くから、総合病院にこの足でそのまま向かってね。家に帰ったりご飯食べに行ってから向かったり、これは絶対しないで!おそらくそのまま入院になってお産になると思うから、旦那さんに連絡を入れておいてね!と。
いやいや、待って待って。置いていかないで、わたしの思考を。え?わたしこれから入院して出産?まだそのステージに立てる気持ち仕上がってないです!家にやりっぱなしの編み物散らかして来てますけど!でも入院準備済ましといてよかった!よくはない!をぐっとのみこんで、分かりました!というと、たいへんだと思うけど頑張ってね、かわいい赤ちゃん生まれるからね!ファイト!とかわいい先生。
ここまで来て初めての総合病院で入院、出産?費用は?ウェーン!となりながら、夫にもろもろの連絡。え!?あなたと赤ちゃんは大丈夫!?早退して病院行きます!の返信が来て、なんでそんなすぐ事態飲み込める?となった。
もらった紹介状を持って、初めての総合病院へ。よくない方のドキドキが止まらない。いくらなんでもデカすぎる病院、多すぎる人、停めるところのない駐車場。終わりじゃない?②に続く。