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「余裕」のある生活に向けて

「今、何が欲しい?」と聞かれたら、お金でも時間でもなく僕は「余裕」と答えるだろう。

金銭的な余裕、時間的な余裕、余裕には様々なニュアンスが組み込まれている。そして、人は余裕があると、新しいことを始めようと意識が働く。

なんでも面倒臭がってしまうのは総合的に余裕がない証拠。余裕があれば何でも前向きに取り入れられるはずと僕は思っている。だが、なかなか自分自身で余裕がない状況を見極めるのは難しい。

最近分かった方法なのだが、そういうときは極限まで断捨離してみるのがオススメ。予定を詰め込んでるのを極力減らす。不要な出費は減らす。SNSを開かずスマホを見る時間を減らす。等々。

そうすると、生きていて何もつまらない時期に突入する。それは僧侶の如く欲望とは無縁の生活。ストレスも必然的に多くなる。鬱っぽくなる。

その状態になったら、そこから1つずつやりたいことを積み上げていけばいい。自分に必要なものが何なのか分かる。少し前の僕がその状況だった。

何か特別なことがあった訳ではないが、その頃は本当に感覚器官の一部が損傷してしまったように何も感じなくなっていた。喜怒哀楽のない世界にいた。軽い鬱の兆候だったのではと今では思う。

そこから段々と好きな人やモノに触れる時間が増えてきて、些細なことに感情が動くまでに回復した。小さなことでも楽しいと思えることがこんなに貴重なことだったのかとそこで気づけた。

普段使ってるコップを変えてみようか。洗濯機にこんな機能あったのか。こんなキャンペーンやっていたんだ。このレシピ、今度作ってみたいな。

自分に余裕があるかを判断するのは難しい。総合的に測定してくれるAIが近いうちに登場するかもしれないが、今は存在しない。その「余裕バロメーター」に自分で気付けるような工夫が必要だ。

僕の場合、こうしてnoteを書いてるのが余裕の有無に勘付けるヒントになっている。更新頻度が高いと好調を表す。そういった意味でも何かしらのルーティーンは効果があるのかもしれない。

いずれにしても、余裕を持った暮らしに近付けるように日々過ごしていきたい。


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永代 明介
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