【最新版たぬえさ3】追加された写真機能の紹介と設定方法
この記事では【Twitch配信中に写真を撮る→画面に表示→写真をローカルに保存→Discordに投稿】までを紹介します。また、自分がわからないところや必要に応じて目次から移動することをおすすめしています!
Vroidでも!Vtuberでも!Vstreamerでも!Live2Dでも!
顔出しでも!超美麗3Dストリーマでも!ゲームの記憶にも!
OBSに出ているものならなんでも撮影可能!
この記事の文字数:10030
📔はじめに
先日、Xにて少しお騒がせしましたうにのれむです。
ポラロイドカメラの写真を撮るシステムをXで聞きまわって実際に導入してみて、実際にしばらく使ってみることで視聴者とのコミュニケーションやいつもの配信のお礼に写真を導入することである程度自動化して配信者さんの負担を下げることができるのでは…?と考えたのが発端です。
それをみた、たぬえさ3開発者さんがOBSと連携して簡単にスクリーンショットを撮影した上でそれをローカルに保存することができるシステムを考えてくださったので配信実装ができました!現在はDiscordでのみDLすることができるたぬえさ3.0.9ver以降の機能になります。以前のバージョンや現在(12/9執筆地点)でWEB上からダウンロードできるたぬえさ3.0.8では動作しませんのでご注意ください。
今回の記事では写真を撮るシステムを導入してDiscordに共有することができるシステムを作るためのHowTo記事になります。基本的には他のページに移動することなく1から導入することができるように説明していきますので、目次を参考にしながらわからないところが生まれたらこの記事に戻ってきてみてください。
🔍まずダウンロードするものを確認しましょう!
たぬえさ3の最新版のダウンロードが必須です。現行版のREADMEに開発Discordサーバーがありますのでそちらに参加してください。
また、この記事の一番下にもDiscordの招待リンクをつけました。
たぬえさ3で撮影したスクリーンショットをDiscordに送るためにDiscord用の英語製BOTの導入が必要です↓コチラ↓
①たぬえさ3の3.0.9バージョン以降版を用意しよう!
まず、このシステムを動作するためにはOBSでスクリーンショットを撮る機能が実装されているたぬえさ3の3.0.9ver以降が必要になります。
Discordサーバーの参加方法は現行バージョンをダウンロードしている方はREADMEから進む方法がありますので、現状まだたぬえさ3をダウンロードしていない方は公式ページからダウンロードしてからREADMEをみて参加してください。
その後、たぬえさ3のDiscordサーバーに進んで、
#お知らせの類
チャンネルから開発版3.0.9verのたぬえさ3を導入しましょう!
②チャンネルポイントで写真を撮るチャンネルポイント作ろう!
まず、配信に導入するための準備をしましょう。
Twitchのチャンネルポイントのページで写真を撮るチャンネルポイントを作成します。
③たぬえさ3でチャネポ操作画面を作ろう!
必ず初期設定を終えておきましょう!初期設定についてはたぬえさ3のマニュアルにもありますのでそちらを参考にしてください。
ここではOBSとたぬえさ3連携~たぬえさ3でのチャンネルポイントの設定まで確認していきます。
まず、OBSとたぬえさ3の連携を済ませていきます!
OBSの設定が済んでいる方はここの部分はスキップして問題ないです。
OBSとの連携にはWebsocketの導入が必要です。
うにのれむは安定して動くOBS29.1.2を使用してOBSを構成してますのでご参考ください。また、こちらのNOTEには明記しませんが、OBSはダウングレードもできますし、仮に失敗してOBSアップデートしていても、ダウングレード後に配信の設定も7~9割程度は保持されますのでご安心ください。 12/9現在ではOBSver30はあまりおすすめしていません。
OBSに接続するための設定ーたぬえさ3での操作画面
OBSに接続するための設定-OBS側の接続画面
接続されているかを「WebSocketサーバー設定」の画面から確認できます。
たぬえさ3とうまく接続ができているか確認しましょう。
接続ができていたら、リモートアドレスが表示されます。
これでOBSとたぬえさ3の接続ができていると思います。
たぬえさ3からOBSを操作できるようになりました!
これらの操作はスクリーンショットを取得するのに必要なので一つひとつ設定して間違えなく接続しましょう。
📸たぬえさ3でチャネポ報酬をトリガーにスクショを撮影してそれを表示してみよう!
ここからは実際にチャンネルポイントからスクショを撮影して表示ができるように設定していきます!
🔧トリガーを作る
今回はチャンネルポイント【Take A Photo!】を引き換えられた時に写真を撮るようにしていきます。同時に特定のローカルフォルダ(たぬえさ3フォルダ内)にスクショを保存します。
※⑩´ ⑩でもしチャンネルポイントがでなかった場合
たぬえさ3を起動したままチャンネルポイントを作成した場合はこのリストの中に出てこないことがあります!その場合は以下の操作をします。
🔧トリガーの中身を作る
次にトリガーの中身を作成していきます。
具体的には
🔊写真が撮られるタイミングがわかりそうなカウントダウン&写真の音
📖写真を撮られた風に見せるためのやつ
💾写真をローカルに保存するためのやつ
の3つを作ります。
まず、2.写真を撮られた風に見せるためのやつから作ってみましょう。
これが導入できるとだいぶ完成した感じします。
📖写真を撮られた風にみせるためのやつの導入
次にスクショ画像が出る場所を設定しましょう。
ここまで設定してみたら保存ボタンを押してプレビューをして試してみましょう。
💡写真を上手く見せるためのヒント
このまま実装でもいいですが、少し工夫することでもっと良くすることができます。
また、この記事の最後の方にさらに詳しくうまく見せるためのヒントを載せていますのでご参考にしてください。
具体的には
・OBSのシーンに写真を撮るためのシーンを作ってそのシーンの撮影をします。
→これをするメリットは普段の配信画面に影響なしで写真を撮影できます。
また、自分で付けたい額縁を設定したり、特別なメッセージや日付を付与することもできます。
この[写真用]のシーンをOBSコマンド対象に設定します。
この状態で写真を撮影すると、次のように写ります。
💾写真をローカルファイルに保存するためのやつの導入
それではたぬえさ3でスクリーンショットをローカルファイルに保存していくためのオペレーションを作成しましょう。
ここでの設定では<📖写真を撮られた風にみせるためのやつ>と同じ設定にしておきます。ここで設定した[スクショの大きさ]で画像が保存されます。無理やりその大きさに変形させられることを頭に入れておきましょう。
また、うまく保存する方法としてあらかじめわざとOBS側で元よりもさらに大きく変形させることで好きなサイズの写真をつくることも可能です。
🔊写真が撮られるタイミングがわかりそうなカウントダウン&写真の音 の導入
今回は「camera-shutter」という素材を用意したのでこちらを使います。
僕がエディットした音声です。わかりやすいですがあまりかわいさみたいなものはないです。使いたい方はご自由にどうぞ。
今回はこちらの音声を使って写真をとる演出を作成していきます。
この音声のシャッターのおとはだいたい5.8秒地点でシャッター音が流れるようになってますので、たぬえさ3の遅延システムを利用して音声が再生されてから5.8秒後にスクリーンショットが撮影されて、画面に表示かつ保存されるように設定します。
ご自分で用意した映像や音を使う場合はシャッターの音がでたタイミングに合わせてスクリーンショットが撮られるように設定しましょう。
今回は例で僕の作成した音声を使って写真を撮る演出を作ってみましょう。
まず音が流れるようにします。
次に写真を撮るオペレーションと保存するオペレーションに遅延をつけます。
遅延の時間はシャッター音がするまでの時間を設定します。
「camera-shutter.mp3」のデータは5800msなので先に作った2つのオペレーションに遅延を設定していきます。
まず画面に画像を表示するオペレーションに遅延を設定します。
同じようにスクリーンショットを保存するオペレーションにも遅延をつけます。
ここまでできたらプレビューをしてトリガーがきちんと動いているかを確認しましょう。
プレビューを押すとたぬえさ3の📁Screenshot 内に画像が入るはずです。
📤Discordに撮影したスクリーンショットを送る方法
それではスクリーンショットを保存することまでできました!
ここからはDiscordに撮影したスクリーンショットを自動で送信されるようにカスタマイズしましょう!
ココから先の設定では配信画面に映ると困る設定もあるので、
配信画面に映してしまわないように気を付けましょう。
まず上のGitHubからdiscord-auto-uploadをダウンロードします。
📎Webhook URL の取得の仕方
ここからはDiscordで作成したBOTをウェブサイトとつなげるためのウェブフックURLの取得の仕方を画像で説明していきます。
ユーザー名を事前に設定したものと同じにして連携完了です。
連携がちゃんとできているかを確認してみましょう。
以上で簡単な写真の設定は終了になります!
ここからは配信のクオリティを上げるためのヒントをだらだらと書いていきます。
💡写真と共に配信のクオリティをあげるためのヒント
💡撮れる写真を上手く見せるためにOBSに新しいシーンを作ってそこを撮影しよう
途中でも解説していましたが、改めてヒントコーナーにまとめておきます。
この項目を設定することで配信画面全体の撮影ではなく配信画面の一部を切り抜きして写真を撮影することができます。
具体的には
・OBSのシーンに写真を撮るためのシーンを作ってそのシーンの撮影をします。
→これをするメリットは普段の配信画面に影響なしで写真を撮影できます。
また、自分で付けたい額縁を設定したり、特別なメッセージや日付を付与することもできます。
この[写真用]のシーンをOBSコマンド対象に設定します。
この状態で写真を撮影すると、次のように写ります。
🕶️撮影したスクリーンショットをかっこよく出してみよう
ここまで説明した方法だと突然左下に画像が表示されるようになっています。
ここでは雑にだらだらと左下以外に画像をだすための位置設定のスクリーンショットを置いていこうかと思います。
左上に5秒
左上からくるっと出てくる
左下から回りながらにゅんてでる
※なぜかわかりませんがくるっと回すと正しい角度で表示されるようになりますw
他にもこんな動きを教えてほしいとかあればコメントや僕の配信に聞きにきてください!サンプルとしてお渡しします。
❓Twitchで作成したチャンネルポイント出てこないんだけど?
チャンネルポイントを作成してもたぬえさ3に新しいチャンネルポイントが選択肢に出てこない方いませんか?
チャンネルポイントを追加した後はかならずたぬえさ3でチャンネルポイントの情報を取得する必要があります。
チャンネルポイントの取得をするには次の操作をします。
❓OBSで作成した新しいシーンが選択肢に出てこないんだけど?
オペレーションの追加でタグ:OBSにて、OBSで新しく作成したシーンがでてこないことがあります。
OBSで作成した新しいシーンはたぬえさ3で取得する必要があります。
また、うまく動かない場合はWebsocketの設定や、OBSを一度閉じてもう一度開くなどしてみてください。
また、シーン取得後であればシーンの名前を直接入力すれば認識することができます。
🎉レイド、サブスク、ビッツに反応して写真を撮る。
チャンネルポイントを交換された場合に写真を撮れるように設定した
写真を撮るトリガーをそのまま別のイベント、例えばレイドが来た瞬間、サブスクを交換された瞬間、ビッツをいただいた瞬間などに記念写真を撮りたいなって思うことありますよね。
チャンネルポイント向けに作ったトリガーを代用することができます。
コピペ機能を使って別のイベントにも写真機能を実装してみましょう。
📚おわりに
今回はこの機能に注目があつまっていたことと、この機能をうまくつかって新しい活用方法を生み出してもらえると良いなと思い、このような記事を執筆することを決意して書いていました。説明が足りないところもあると思いますが、まず自分のほしい機能を導入してみて、気に入れば独自の面白いものを導入してみてください。
面白い写真撮れたら教えてね。
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