就職活動が丸わかり!いつ・どのように始めるのか、内定をもらう方法は?
〇はじめに
今回もUni.Newsをご覧いただきありがとうございます。
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そんなメディアをお届けしていこうと考えておりますので、楽しみにご覧ください。どんな人が書いているのか気になる方はこちらも参考にしてください!
■今回の記事の対象
就職活動を始めようと思っている大学2.3年生
■この記事を読み終わったら分かること
就職活動を行う理由・タイムライン・それぞれのタイミングで行うべきこと
「就職活動を始めたいけど、何から始めたらいいかわからない...」「情報が溢れすぎていて何が正しいかわからない...」
就職活動を始めてすぐの人はこのような悩みを抱えているのではないでしょうか。
そこで、このような悩みや不安を解消し、これからの就活生が安心して自分の理想とする進路を実現できるよう、【最新版】就職活動のまとめ を作成しました。この資料には、就職活動を行う目的、流れ、それぞれのフェーズにどのように取り組めばいいのか、絶対に活用すべきサイト、実際の経験例を22卒で就活を終えたばかりの僕たちの経験も含めて、たっぷりと記載しました。いわば、就職活動の「指針」と言える資料となっています。さらに、有料コンテンツにはこれまでのwebテストの回答集も添付しました。
この資料を見ることで、これから就職活動に取り組む皆さんが自信を持って1つ1つの対策を行い、希望の進路を実現できることを心から願っています。
就職活動の全容
ここからは本題である就職活動について全容からそれぞれのフェーズで行うべきこと、活用できるものなどを説明していきます。
まず「就職活動ってそもそもなんだ?」「何のために行うのか?」について解説します。
就職活動ってどんな活動?
就職活動は「夢を見つけ、掴み取る」ための最初の活動です。社会人になることは良い意味でも悪い意味でも生活がガラリと変わります。就職する会社によって、関わる人、業務内容、求められるレベルなど、その全てが異なるからです。これからのビジネスマンとしての基礎が作られるのが1社目と言っても過言ではないかもしれません。だからこそ、「納得のいく就職活動を行うこと」はとても大切です。
では、その就職活動の全体感はどうなっているのでしょうか。
特に重要なのが、「なぜ行うのか」と「いつ行うのか」です。
なぜ行うのかは、「希望の会社を見つけ、自分の望む人生を実現するため」です。少しでも自分の人生を豊かにしたいと考えている人は真剣に就職活動に取り組みましょう。いつ行うのかについては、極論「いつからでもいい」です。ただ、「なるべく早く始めたほうがいい」と僕らは思います。早く始めることによって、様々な業界を見ることができたり、1つ1つの選考対策を入念に行えたりするからです。早く始めることで、就職活動の目的を果たしやすくなります。
就職活動は「自己分析」「企業/業界分析」「ES作成」「Webテスト」「GD(グループディスカッション)対策」「OB/OG訪問」「面接対策」の7つから構成されています。この7つを満遍なく全て行えることが、就職活動成功の鍵です。
就職活動は誰といつから行うべき?
次にこれら7つの項目を「誰と行うべきか」「いつ行うべきか」について解説していきます。
「自己分析」「企業/業界分析」については自分で行うようにしましょう。なぜなら、この2つは自分のみが知っていることや自分がどう感じるかが重要な項目だからです。何を用いてどのように行うかについてはこのnoteの後半で記載すると共に、より詳細については他のnoteでも記載します。
「ES作成」「webテスト対策」については友達と行うようにしましょう。「友達にESを見せて役に立つのか?」と思う人がいるかもしれませんが、案外、自分では気づかない日本語の分かり難さや、論理性の欠如などは友達でも指摘してくれます。また、友達のESを添削することで、どんなESがいいのかという企業側の視点を養うことができるので、自身のESをよりブラッシュアップすることができます。Webテストについては友達と一緒に頑張りましょう。1人では難しい対策も友達と教え合うことで、上手に解く方法を身に付けることができます。
「GD(グループディスカッション)対策」「OB/OG訪問」「面接対策」については企業の人との実践の中で行いましょう。企業によっても見ている観点が違いますし、友達同士でやっても本当の緊張感や雰囲気を味わうことは難しいからです。面接の経験を積むためにも早めに就職活動を始めることをおすすめします。
さらにそれぞれの項目をどの時期に行うのかについて、内定をどのタイミングでもらいたいかという観点から説明します。
上記は外資系企業の内定、日系企業の早期内定、日系企業の一般的な内定を示したものです。外資系の企業は3年生の夏明けに内定が出るような企業や通年で採用を行っているような企業もあります。自分が希望する企業がどの時期に本選考を行っているのか、早期内定もあるのか、きちんと確認するようにしましょう。また、今までは経団連が6月以降に内定を出すという規制を行っていたようですが、その規制がなくなりつつあり、早期で内定を出すような日系企業も増えています。やはり早めに準備していて損することはないでしょう。いずれにしても自分が内定を獲得したい時期に合わせて、しっかりと準備を進めていきましょう。
ここからは「自己分析」「企業/業界分析」「ES作成」「Webテスト」「GD(グループディスカッション)対策」「OB/OG訪問」「面接対策」の7つの項目の詳しい解説を行っていきます。さらに、絶対に活用すべき「就職活動サイト」と「書籍」や実際の経験例についても紹介します。
フェーズ毎(重要7項目)の詳しい解説
1つ1つの項目について詳しく解説していきます。
①自己分析
「自己分析」は就職活動行っていく上で最も重要なフェーズになります。なぜなら、「自分が受けたい企業を見つける」「企業の人に自分の魅力を正しく伝える」「複数内定を確定した際に、自分が本当に行きたい1社を決断する」という就職活動の前・中・後それぞれに関わるからです。
さらに、このフェーズは学生のおよそ80%が取り組んではいるが、そのうちの35%が「もっと早くやっておけばよかった」と回答しています。多くの人が面倒だと思い、ついついサボってしまうフェーズであるのです。自己分析の詳しいやり方について別のnoteに記載しますが、自分なりのやり方を見つけ、取り組んでいくようにしましょう。書籍やネット診断、他人との対話など活用できるもの全てを用いて、納得感のある就職活動を行っていきましょう。
②業界・企業分析
自己分析で自分について深く知ったあとは、「業界・企業分析」を行い、「相手」を知るということを行う必要があります。業界分析は広く自分がどのような業界に興味を持っているのかを知るために行います。その業界がどのような業務を行うのか、社会に対してどのような役割を果たしているのかについて見ていきましょう。そして、それと自己分析を照らし合わせることで、自分の希望を実現することができそうなのかを考えましょう。
企業分析では、その企業の特徴について調べていきましょう。具体的には、「企業理念」や「事業内容」を見ていきます。さらに選考に直結する観点としては、「求める人材像」を確認しましょう。企業はHPなどに書いている求める人材像に合わせて採用を行います。求める人材像を把握することで、選考を突破できる確率を高めることができます。
③ES作成
「ES作成」は選考の最初のステップとなるフェーズです。基本的にどの企業でも書くこととなります。このES作成においては、もちろん各内容についても重要ですが、それ以上に「ロジカルに」「端的に」書くことを意識しましょう。
企業のESを確認する人は多い時に1日で数100~数1,000枚ものESを見ると言われています。そのような人たちにとって、流れが分かりにくい文章や一文が長く読みにくい文章は非常に苦痛なものとなるでしょう。ESを書く際には、自分がどのような流れで書くのか、要点を構造化し、まとめてから書くのが重要です。
1.2年生はしっかりESに書ける内容を作るということも重要です。よく聞かれる質問としては、「学生時代に頑張ったことは?」というものと、「自己PRをしてください」という2つがあります。この2つについては、1.2年生でしっかり何かしらの活動を頑張っていないと書く内容がない...ということになってしまうので、気をつけましょう。
④Webテスト
ESを突破すると、次は「Webテスト」を受けることとなります。Webテストの種類は主に4種類あり、「SPI」「玉手箱」「tg-web」「企業オリジナル問題」です。どれも対策が必要になりますが、「SPI」「玉手箱」の2つを採用している企業が多いです。SPIについては、「Webテスティング形式」と「テストセンター形式」の2つがあります。Webテスティング形式については、自宅や学校などで解くことができますが、テストセンター形式の場合、予約を取り、決まった時間にテストセンターに訪れて解くこととなります。
まずは、市販の参考書を一周し、そのあとは多くの企業に出願し、経験を積んで乗り越えていきましょう。きちんと努力をしたかが明確に現れるのが、このWebテストというフェーズです。しっかりと勉強し、ここで落ちることはないようにしましょう。
巷にWebテストの回答集が出回っていることもあります。それらを手に入れ、うまく活用して乗り越えていくのも1つのやり方です。以下にそのうちの1つで僕らが活用していたものを貼っておきます。
⑤GD対策
「GD対策」は必ずしも全員が行わなければいけないものではありませんが、特に「コンサルティング業界」を志望する人は選考フローの中に含まれることが多い項目であるので、意識して取り組んでいきましょう。
GDにおいて重要なことは、「とにかく話す」ということです。GDを評価する立場になったことを考えてみればわかりますが、話していない人を評価することはできません。まずは、他の選考者に怖気付くことなく、話すということを心がけましょう。
慣れてきたら、自分がどのポジションを得意なのか考えていきましょう。GDが始まった瞬間にある程度役割分けが行われます。具体的なポジションとしては、「ファシリテーション」「ロガー」「アイデアマン」「タイムキーパー」などがあります。自分が得意とするポジションを見つけ、しっかりそのポジションで力を発揮することで、落ちにくくなるでしょう。
⑥OB/OG訪問
「OB/OG訪問」は、企業研究の一環として行いますが、業界によっては明確にOB/OG訪問が必要な業界もあるので、一つの項目として資料にまとめています。その業界は「総合商社」と「広告業界」です。この2つの業界では、toBの事業を運営しているため、学生からは業務内容が見えにくいにも関わらず、きちんと業務理解がされているかを重視してみられています。面接でしっかりと話すことができるためにも行わなければなりません。
また、これらの業界では「なぜ他の企業ではなくうちなのか?」という視点が非常に重視して見られています。自己分析によって導かれた自分の過去の経験や考え方とOB/OG訪問で得られたその企業の特徴を結び付けて話せるようになりましょう。
⑦面接
「面接」は、よっぽど得意な人以外は「経験」が非常に重要です。なぜなら最初は企業の人がする質問に対してどのように答えればいいのか分からないからです。そのため、聞かれていないことに答えてしまうこともしばしばあります。僕たちも就職活動を始めた当初はうまく受け答えすることができず、落ちてしまうことがたくさんありました。しかし、しっかりと1つ1つの面接の反省を行い、改善したことで、第1志望とする企業からは内定をいただくことができました。
「面接に取り組み始めた最初は、簡単に突破することはできない可能性がある」ということを頭に入れ、5社程度落ちても頑張り続けることが重要です。サマーインターンの時期やウィンターインターンの時期で多くの経験を積み、本選考ではうまく自分自身を表現できるように準備を進めていきましょう。
絶対に活用すべきサイト
絶対に活用すべきサイトは主に以下の5つ(6つ)です。
就職活動を始めてすぐに登録してしまうサイトとしては、「リクナビ」や「マイナビ」がありますが、実はそれらのサイトを使うことはほとんどありません。
インターンや本選考への申し込みに使うサイトは主に「外資就活.com」と「ONE CAREER」の2つです。この2つに登録すれば、しっかりと締め切りなどを把握して就職活動を進めることができます。また、就活コラムも充実しているので、これらのサイトのコラムを読むことで、業界/企業研究を行うこともできます。
「Goodfind」はベンチャー企業を中心に厳選された企業を見ることができます。「一括エントリー」を行うこともでき、ガクチカを1つ記載するのみで、いくつかの企業の一気にエントリーすることができます。また、就職活動に役立つセミナーを多く開催しており、参加することで多くの学びを得ることもできます。
「BIZREECH Campas」はOB/OG訪問を行うために使います。自分の所属していた大学のOB/OGなどを把握してから申請することができるため、ある程度どのような人なのか理解してOB/OG訪問をすることができます。しかしながら、BIZREECH Campasは採用活動の一環として行っている企業もあるので、きちんと何を聞きたいのか準備をしてから行う必要があります。気軽にOB/OG訪問を行いたい場合は「マッチャー」という他のアプリを利用しましょう。
絶対に活用すべき書籍
絶対に活用すべき書籍は以下の通りです。
自己分析については、「絶対内定」と「ストレングス・ファインダー」を使用しましょう。特にストレングス・ファインダーは科学的に自分の強みについて分析してくれ、かなり細かく書いてくれているため自身の気づかなった部分について気づく機会ともなります。ただ、中古本を購入すると、専用のURLを手に入れることができず、診断を行うことができなくなってしまうので、その点には注意が必要です。
業界/企業分析では、四季報が毎年出版している「業界地図」を使いましょう。かなり細かく企業の分布について書かれているので、業界の中でどの企業がどの程度のポジションにいるのか、特徴を掴むことができます。
ES作成については、特に参考書はありませんが、ロジカルシンキングを学ぶと構造化して文章を書くことができるようになり、伝わりやすくなります。
Webテストでは、「SPI」「玉手箱」「tg-web」のそれぞれの参考書に取り組むと安心することができます。全てをやる時間がない人は少なくとも「SPI」と「玉手箱」を解けるようになりましょう。この対策ができる本であれば、基本的に市販の参考書どれでも構いません。
GD対策は、「問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」がおすすめとなります。ほとんどのGDがこの流れに沿って行われることが多いためです。一通り流れを押さえることで、短い時間での問題解決を話し合う流れをマスターすることができます。
希望の企業から内定をもらった具体的事例2つ
希望の企業から内定をもらった事例を2つ紹介します。どちらも22卒の事例になります。参考に就職活動の準備を進めてください。
Aさんは1月に就職活動を終了し、外資系のITサービスを提供する企業へ就職することとなりました。上記のように、自己分析や業界分析については常に行いつつ、サマーインターンの経験を活かし、本選考は4社ほどに絞って選考を受けたようです。
Bさんは6月の1週目に就職活動を終了し、大手総合商社へと就職することとなりました。学生団体やサークルの活動に精力的に取り組んでいたBさんは3月から本格的に就職活動を始め、それまではある程度経験を積むということを重視していたようです。ある程度経験を積んでいたため、難関とされる総合商社への内定を獲得することができました。
この2つの事例からも分かるように、就職活動をする時期は「自分の志望している企業」によって大きく異なります。自己分析と企業分析をしっかり行い、企業ごとにあった対策と準備を進めていきましょう。
まとめ
ここまで就職活動をする目的、フェーズ毎の取り組み方・ポイント、就職活動の際に絶対に使うべきサイト・書籍、実際の経験事例の順で最新の情報を記載してきました。それぞれの詳しいやり方については他のnoteでも記載していく予定ですが、自分なりに試行錯誤して取り組んで見てください。
皆さんが希望の就職先から内定を獲得し、自分の望む人生を送ることのできる一助となれば幸いです。心から応援しております。
☆その他
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