ライター伊藤美咲、「やりたいです!」手を挙げ続けて掴んだ実績
こんにちは!KAMIKITA HOUSE住民のきどみ(@kdmin)です。
KAMIKITA HOUSEに暮らす個性豊かなメンバーの魅力を伝える住人インタビュー。第5回は、フリーライターのみさきちさん(25)にお話を伺いました。ぜひ最後までお楽しみください!
みさきち(25)
伊藤美咲。フリーランスのライターとして活動中。東京都立川市出身。旅、音楽、ビジネスなど幅広いジャンルの記事を手掛けている。
”今、盛り上がってきている”カミキタハウス
ーーカミキタハウスSNS(Twittter、Instagram、note)の「中の人」として活躍中のみさきちさん。どんなきっかけで担当するようになったんですか?
そもそも、カミキタハウスを運営するユニネストと事業提携をしている 『TABIPPO』で業務委託のライターとして働いていました。ユニネストの1号寮『ハクサンハウス』に取材もしていて。その後カミキタハウスのSNS運用者を探している、と声をかけていただき、「やりたいです!」と手を挙げました。
ーー日頃情報を発信している「中の人」目線でのカミキタハウスの印象が気になります。
住人が増えて、盛り上がってきていると思います。自分はここに来る前もシェアアパートに住んでいましたが、”コミュニティマネージャー”はいませんでしたし、住人間でイベントを開催するような仲でもありませんでした。カミキタハウスはとても仲がいいコミュニティ、という印象です。
ライターとして世の中の“ステキなもの”を広めていきたい
ーー学校卒業後、すぐにフリーライターになったんですか?
美容師の専門学生だったので、まずは美容師のアシスタントをやっていました。中学2年生の職場体験で美容師の仕事を経験してから、ずっと憧れの職業だったんです。しかし働いていくうちに、自分には向いてないと思ってしまって……。結果的に1年と少しで退職しました。
ーーその後、すぐにライターを始めたんですか?
いえ。美容師を辞めた後は、とりあえず働かなきゃなと思って派遣会社に登録しました。メーカーのコールセンターでお客さんからの電話やメールに対応する日々の途中で、ライターも兼業として始めるようになりました。
ーーライターをやってみようと思ったきっかけは?
世の中には、ステキな人やモノがたくさんあるのに知られてないのがもったいないな、と考えたのが始まりです。もっと広めるための手段として、文章を書き始めたんです。
ーーライター歴はどれくらいですか?
最初は仕事ではなく、趣味としてnoteに書いていました。SNSで知り合った人に、取材をお願いしてみたり、参加したイベントのレポートを書いたりしてましたね。この活動自体は2018年から始めたので、そこから数えると今年で4年目になりますね。書いているうちに仕事に繋がり、独立してからは3年目です。
ーー会社員時代と今のフリーランス生活、比べてみてどうですか?
好きなことを仕事にできているという実感はあります。ただ、やっぱり毎月の収入に波がありますし、このまま続けられるのも正直分からないです。でも、何を、いつ、誰とやるかを自由に決められるのはフリーランスの特権だと思います。
将来のイメージは湧かないけど、ライターは続けていると思う
ーー何度か転職もされていますが、ライター業は4年続いていますね。
もともと“ステキなものを広める”手段として始めたので、インタビューなどを通して取材相手の過去の話、会社のバックグランドやサービス、知らなかった業界や世界の話など、色々なことを知れるのが面白いです。根源に人の話を聞くのが好きという気持ちがあるんだと思います。
ーー今までで一番印象に残っている仕事は?
『マイナビ学生の窓口』で担当させていただいた『佐藤ノア』さんの連載記事です。インタビュアーとして全22回取材を行いました。元々あまりYouTubeはあまり見てなかったのですが、佐藤ノアさんのチャンネルはよく見ていたんです。そんなときに編集者さんから仕事の依頼をいただいて、「やります!」と即答した覚えがあります(笑)
連載を続けていくうちに出版社から連絡が来て、最終的に書籍化もしました。とても貴重な経験でしたし、携われてよかった、と今でも思います。
ーー今後はどんな記事を書いてみたいですか?
これからもいろんな業界のステキな人やものの記事は書いていきたいですが、音楽が学生の頃からずっと好きなので、もっと音楽の記事も書いていきたいですね。音楽という見えないものを言語化するってすごく難しいし、知識や表現力が必要なので、もっと勉強しないとなと思っているところです。最近は音楽の知識をつけるために、ベースを始めたので、そこで得たことを記事に活かしていきたいなと。
ーーちなみに、今推しているバンドは?
たくさんいますが、中でも『PLOT SCRAPS』と『the quiet room』が大好きで、もっとたくさんの人に聴いてほしいなと思っています。『PLOT SCRAPS』は、別のバンド目的で行ったライブでたまたま共演していたのですが、演奏を初めて聴いた瞬間から好きになりました。もっと色んな人に知ってほしいですし、いつか彼らを取材したいな、と思っています。
ーー好きなことを仕事にするのは簡単ではないと思うのですが、今後もライターを続けていると思いますか?
正直、今後のキャリアについては全然決まっていません。でも、違う業界にいくことはなくて、今後もWebメディアで記事コンテンツ作成には携わっているかな。“今後こういうのが書きたい”というイメージがあるから、当分はライターに軸足を置いて生活していると思います。
ーー最後に、カミキタハウスの住人に向けて一言。
楽しんでいる様子が伝わり、段々といいシェアハウスになってると思います!SNS担当としては、みんなにもその様子をもっと発信してほしいです(笑)。みんなの投稿がもっと盛り上がるよう、頑張ります!
【取材後記】
「普段取材されることってないからな〜」。ライターとして活動しているみさきちさんはインタビューを受ける機会は滅多にないとのこと。聞き手として未熟な自分の質問に対してその場で思い付いたことを話すのではなく、じっくりと考えて丁寧に答えてくれた。日頃文章を発信している側だからこそ、自分が話す言葉に対して責任を持っていると感じた取材だった。
「チャンスをつかみに行く人」。みさきちさんへの印象である。“やりたいことは何か”を突き詰めて、表明し、行動した結果が今の実績に繋がっているのだと思う。もちろん困難なことはたくさんあったに違いないが、それでも文章と向き合い、今日まで書き続けている。先が見えないフリーランスという生き方に不安を抱きつつも、今後も自らの意志で人生を切り開いていくだろう。選択が間違えだったと途中で気付いても修正できる経験を備えているみさきちさん。これからも失敗を恐れずに書きたいことを書き続けられますように。
取材、執筆:きどみ
編集:きどみ、コージー
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