発熱と腹痛をバファリンで治めてたら割と珍しい病例だった話
初めまして。うにまろと申します。
今回はバファリンを飲んで治めていた発熱と腹痛が類稀な疾患だったお話をしようと思います。長々と顛末を語っていますがお付き合いくださいませ。
この記事では入院までの流れを記載します。
まじで長いので。
全ての始まり
土曜日の朝。いつもより早く目が覚めてハッピーな気持ちになりながら布団を出ると、気付くことが。
_____発熱、してないか?
私は普段熱が出ると肌がピリつくのですが、どうもそれと似たピリつきを感じる。
まっさか〜〜〜!!昨日寝た時ははちゃめちゃ元気だったし普通に遊べてたし、気のせいだよな〜〜!!!
体温計「ピピッ(37.1℃)」
??????????????????????
まあ37.1℃なんて誤差の範囲内だしな。なんか生理はまだのはずなのに生理痛みたいな腹痛もあるけどまあ気のせいだろうな。
そう思いながら布団に戻って二度寝をキめ、一時間後に再度起床。
さ〜て、熱は下がったかな〜〜!
体温計「ピピッ!(38.2℃)」
……………………………?????
おかしい、上がっている。 しかも数分後には38.6℃まで上がる始末。なぜ?
コロナが流行っているこのご時世、そして今は1月。インフルエンザも流行っている為抗原検査をするも陰性。
じゃあなんやね〜〜〜〜〜ん と思いながら、その日は何事もなく(熱はずっとあったけど)1日を終えました。
2日目
高熱が出た時って、どうも悪夢を見ませんか?インフルの時とか。
今回は別に悪夢ではなかったのですが、今ハマっている版権漫画のスピンオフ小説を寝る前に読んだせいか、その内容を5倍濃縮して難しくしたような夢を見て死ぬほど疲れて起きました。その時点で相当嫌な予感がしつつも体温を測る。まあ下がってるかもしれn
体温計「38.6℃(無慈悲)」
だろうね。
前日から既に症状はあったのですが、二日目にして確信した症状があります。
そう、「下腹部痛」
初日の朝にもぼんやりとあった生理痛のような下腹部痛が顕著に表れました。しかしこれも発熱と同様にバファリンを飲めば治っていました。
バファリンってすごい。
しかも2日目の昼に服用した際には日付が変わる頃までずっと平熱。
これはもしかして、“勝った”のではないか─────?
さて、寝る前に一度測っておくか!
体温計「37.3℃」
嗚呼、今回も駄目だったよ。
しかもこの頃には下腹部痛も復活。
この下腹部痛が果たしてどれ程の痛みなのかを具体的に書くと、生理二日目の痛みがピークの時とほぼ同じでした。(個人差あり)
それ以外の自覚症状はなし。強いていうなら初日にほんの少し不正出血があったくらいです。
前日から「月曜日にも熱があったら病院に行こう」という話をしていたので、これは病院行き確定だな〜〜と思いながら就寝。
ちなみにこの日も抗原検査は陰性でした。
3日目 病院へ
小見出しでもわかる通り、起床と共に37.7℃の熱を叩き出した私は病院に行くことに。相変わらず下腹部痛もありました。
しかも病院に行くため下手にバファリンを飲むこともできず、ずっと腹痛と戦うハメに。
悶える程痛いというほどではないものの、大人しく寝ていても腹痛でじっとしていられない。気休めでしかないと分かっていてもトイレに何度か行き、虚無を産み部屋へ戻る。そんなルーティーンを繰り返しながら母の帰宅を待つ。(実家に帰省中。ド田舎のため車がないとどこにも行けないのだ)
おい!!!!!腹が痛え!!!!!!!(ブチギレ)
そんなこんなで母が帰宅。午後から病院に行く、としか伝えられてなかった私はてっきり昼から行くものだと思っていました。
待てども待てども病院に行く気配がない─────
母からバファリンを止められ常に存在する腹痛。抗原検査で鼻を傷つけられ溢れる鼻血。何時間待てども病院に行く気配すらない現状。(発熱があるため発熱外来の時間の診察にされていた)
私のストレスゲージはついに最高点に達し、布団の中でポロポロと涙を流す始末。 ──哀れ、成人女性。
診療所
さて時間も経ちようやく診療所へ連絡を入れる。
発熱があったため、発熱外来として診察をうけることに。そのまま電話で予約を取った私。
看護師さん「何か質問はありますか?」
私「あの、鎮痛剤って飲んでも大丈夫ですか?」
看護師さん「あ、大丈夫ですよ〜」
勝ったな─────・・・ (電話後爆速でバファリンを飲む)
抗原検査を嫌というほどしていたこともあり、診察はスムーズに行われました。うれしい。
診療所に着く頃にはバファリンも効いて何事もなく診察を進める。ちなみにこの時点で午後5時半を回っていた。
腹痛を訴えていたので、触診をすることに。
先生「押さえて痛かったら言ってね〜。ここは?」
私「痛くないです」
先生「じゃあここは?(下腹部右側を押さえる)」
私「痛いです」
先生「あ、やっぱり?」
今、やっぱりって言った?
どうやらやはり右下腹部になにか存在するらしい。自分で触っても何もわからないので医者ってすごい。
触診の後は採血をすることになりました。
(血管が見つけづらくてめちゃくちゃ時間をかけさせてしまった。ごめんね)
先生「白血球がね、10000あるね」
母「えっ」
私「???」
どうやら正常値は3500~8000辺りまでらしい。
オーバーもオーバーで草
ここでの診断は、婦人科系のものか、盲腸かのどちらかだろうということ。
詳しくはここでは診断できないので、救急外来へ今から行ってくれと言われました。
ああ、今からっすか。
紹介状を書いてもらい、診察後すぐに最寄りの総合病院(救急外来)へ。
この時点で午後6時は回っていたし、外来に行ってから中に入るまで全然1時間近くかかった。
総合病院
救急外来に通されてからまずしたこと。
そう、人生初点滴である。
通されるなりすぐ「点滴打ちますね〜」と、まるで当たり前かのように言われてめちゃくちゃビビりました。 自分、点滴初めてっス……
おそらく緊急時にすぐ薬を投与できるようにするためだと思われる。打っていたのは生理食塩水だったので。
ちなみに点滴も看護師を二人掛かりで困らせました。本当にごめん。
採血をした後にCTを撮ってもらうことになるのですが、これがまじで本当に時間がかかって、午後9時まで外来にいました。 お手数おかけしました。
CTの結果、盲腸ではないことが判明。
婦人科の内容のことは外来だと詳しくはわからないので、明日の朝にここの産婦人科を受診してください。とのこと。
ちなみにCTには素人ではよくわからないけどなんかクソでかい白くて丸い影が映っていた。
まじでデカかった。素人でもあんな臓器は存在しないことだけはわかった。
この日はそのまま帰宅。家に着いたのは午後10時を少し回った時間でした。
本当にお時間かけまして誠に申し訳ございませんでした
この日はこのままバファリンが切れることもなく、ぐっすりすやすやおやすみしました。
次回 うにまろ、入院するってよ