櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!にて
とある日曜日、思い立ってチケットを取り足を運んできました。
地方民の私にとっては、巡回展待ちだな〜なんて思っていたんですが、この会場だからこそ意味がある!と強く思ったのでまとめてみることにしました。
PLAY!会場まで/入場まで
オタクのイベントでたびたび出向く最悪の平面会場「立川ステージガーデン」に行ったことがある人は、ほぼそのルートでOKです。
立川駅北口から出た後はデッキの左側へと歩き続けて、日陰を進んで、まっすぐサンサンロードに向かいます。
公式サイトのアクセス動画が1番わかりやすいです。
https://play2020.jp/visit/
受付を通って入場特典を受け取ります。
今更ながら、ファンクラブで応募しておけば会員特典も貰えたんだなぁとちょっと後悔。
たまたま空き枠の時間に滑り込めたのでラッキーだったけど、何が貰えたんだろう〜……。
ちなみにPLAY!MUSEUM内には無料のロッカーがあり、展示入場前に荷物を預けることができます!
パンパンの大きめリュックが入るくらい(駅のコインロッカー小サイズ)なので、キャリーケースは駅に預けましょう。
いざ入場!
(展示内容について書いています。情報無しで観に行きたい方は閲覧しないでくださいね)
どうも、の挨拶と共に翔くんとご対面。
この会場である理由はまだよく分からないから、先の展示を思ってわくわく……。
翔くんが綴ってきたたくさんの文章に囲まれながら、未来への言葉展は始まります。
ロケバスの中で変な話しちゃった〜
マネージャーくんがこんなことしててさ〜
おもしろアクシデントがあって〜
そんな読みきれない毎日が並ぶなか、ピックアップされた文章たち。仕事のこと、誕生日のこと、震災のこと、平和のこと。
とても自然な形で、ブログのひとつとして書かれているそれは、私たちにとっても日常だと思わされるようでした。
翔くんが好き、嵐が好き、そんな私たちに伝えてくれる、戦争と平和と震災。
会場前には休日を満喫するファミリーが集って、あたたかなガーデンスペースが広がっていて。ポップでカラフルな入り口を通った先は、思っていたよりも少しヘビーな気がしました。
だけどきっとこれは、“この会場だからこそ”のひとつであり、“櫻井翔”が伝えることの意味だと思います。
現実に目を向けてもらうこと、託されて報道すること、誰かに寄り添うこと、
全てが、アイドルである櫻井翔だからこそできること。
この仕事をしてきたんだよ、この仕事をする意義なんだよという明確な決心を読み取れた気がしました。
私が想定していたよりも何倍も何十倍も、歴史と現状を多くの人に伝える仕事への責任を持った人でした。
櫻井翔という人が背負った大きな使命を感じながら進むのは、彼の中のアイドルが詰め込まれた世界です。
サクラップサウナは、元からある空間を利用したのか?設置したのか?半円に積まれた階段状のベンチに座ると一気に雰囲気が出てワクワクしました。
湯気を模したリリックがもくもくと浮かんでいるのも雰囲気が出て楽しい!
ラップを聴きながら、周りの人も自分も、入場特典のリリックをチラチラと見て「もらった言葉」の登場を待ったりして。
熱波のように注がれる言葉と、ととのったあとに訪れる「すきのあいうえお」は、翔くんがアイドルであることの確信と安心感を与えてくれます。この辺りで、ちょこちょこ涙を拭いてる方がいたなぁ。
「あ」って「嵐」じゃないんかい!wとツッコんだのも野暮な話で、嵐の活動休止中の今、新リリースは無いけれど「歌」やっぱ好きなんだなぁとか。「ツアー」なんて言われちゃったら、ドームのど真ん中で歌って踊るトップアイドルを思い出したり。(数年に1度のペースでしか行けなかったのも嵐ファンとしての思い出の一つだね)
あと、デフォルメされた5人のイラスト、かなり似てませんでした?特徴捉えてて可愛い。
このあと展示されているオリンピックのパスやリリックノート、最後の「ありがとうの交換。的な。」に至るまで、どこまでいっても根底は嵐というグループにあるんだという、若干ファンへのマウントとも取れるような熱量を感じました。(笑)
櫻井翔、嵐好きすぎだろ。
もちろん伝わりますよ!みんなが見たいであろうものを集めた結果嵐だったってことでしょ?その通りですよ!ありがとうね!でも私たちが嵐を好きな気持ち以上に愛情がないとあんな素敵な展示用意できないからね!?
言葉を通して、自分の出来る最大限まで伝え切ることも、こっそり大事な人にだけ耳打ちしたいことも、どっちもある。
時に厳しいこともあるし、ふらっと聞いてほしいこともある。
「私は伝え続けたいと思います。
現状を伝え、社会へ訴え、変化を望む。
それがかなわなくても、笑顔を伝えるだけでも。」
「未来への言葉展」……“言語化の追求”があらゆる角度で詰め込まれた今回の個展は、安心と信頼の櫻井翔に溢れたものでした。
会場を出たら芝生ではしゃぐ子供達の声が聞こえて、夢のまた夢のような存在である嵐がそれでもなお人に愛されてそばにいてくれているような、あの感覚がありました。
帰路のこの感じ……も含めてPLAY! MUSEUMが選ばれたのだとしたらすごいことだな、と。
以下はちょこちょこっとしたツギハギの感想です。
・気になっていた「ことば工場」は刻まれるビートに合わせて翔くんがラップを披露してくれます。
このシステムがなかなか優しい!
係員さんが「皆さんがお持ちのリリックが5つ集まると櫻井さんがラップを歌ってくれまーす」と呼びかけてくれていて、1人こそこそと(4人に声かけて人集めるってこと…!?)などと陰のムーブをかましていたわけですが、そんなわけもなく。
入場特典のコースターを読み込ませると、工場にリリックが貯まります。5種類貯まると自動で再生スタート!展示を見ながら読み取らせるので待機列もできないし、5つで動き出すのでどんどん稼働するし、オトノハを読みながら自然と翔くんのラップを聴けるし、面白い。
・1月25日 午後1時25分 3150g生まれ!(覚え書き)
・journeyでも見た気がしますが、関係者パスの証明写真が良すぎるだろ……。アー写使ってんのはマジでおもろいです。証明写真がアー写ってなに?誰が真似できるそんなこと?(真似しません)
・「言霊ァ…………(吐息)」櫻井翔ver、いいっすね……
以前、アイドルに詳しくない人に櫻井翔の印象を聞いた時、「キャスターをしてるし真面目な司会者みたいなイメージ」との答えをもらいました。
まさにそうです!嵐の優等生でありブレインなんです!と返したけど、それって櫻井翔という氷山のほんの一角で。
なんてことは、嵐を応援してきたすべての人が思ってるけれど、今回の企画展はまさにその一角をたくさん集めて、氷山の大きさに気付けるようなものでした。
櫻井翔の導入編であり、総まとめの超応用でもある感じ……ディープなファンが何も知らない方を誘って見にいくっていうのも面白いかもしれません。
へーすごいね櫻井くんって、をきっかけにしてとんでもない谷にゴロゴロ転がり落ちてくれるかも。
落ちた先の谷では数多のオタクがわらわら蠢きつつ、櫻井翔の賢さを見習って割と良いサバイバル生活を形成している気がします。
寒い時はグレーのパーカーを2枚重ね着するとか。
おわり
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