よこはまスウィング巡礼
年明け以降、イベントというと基本的に配信で楽しんでいました。たまに現地に向かったりもしていましたが、他媒体で感想を投げつつ、そもそも界隈の人が有意義なレポを書いてくれてるし私がnoteにまとめるほどでもないか〜と思うのもあって、箱根以来放置。
このままだと一生更新しない気がするので、直近の話でもなんでもありませんが書き留めておきます。
西山宏太朗デビューアルバム『CITY』に収録された「よこはまスウィング」は出身地の横浜を舞台にしたコミカルなミュージカルのような一曲です。
今から約1年前、別件の遠征時に時間を作って聖地巡礼をしてきました。
リリースは2020年10月、巡ったのは2021年7月ですのでその時点で1年近く過ぎており、今になって行ったんか??感も否めませんが。
※以降の内容には、「よこはまスウィング」の歌詞に沿って横浜探訪をした詳細や写真が記されています。自力で楽しみたい方は読むのをやめて横浜駅に行ってください
・タイムリミットとミッション
2021年7月、渋谷での朗読劇からハシゴして聖地巡礼をすることにしました。
1回の遠征でなんとしてでも“全部やりたい”ため、その後の予定も含め例によってギチギチのスケジュールを組み、聖地巡礼を終えて横浜駅へ戻るタイムリミットは17時。
「真昼どきのステラ」のMV撮影場所も巡りたかったため、横浜駅東口→元町まで足を伸ばします。Google mapsによると徒歩での所要時間は53分。ということは、まぁ1時間で着くということで、写真を撮って立ち止まる時間も含めて1時間半、復路はさっさと歩くとして2時間半で終わって戻れるはずです。14時半から歩き出せばOKですね。
そして今回はフォトプロップスを手作りしました。
景色だけでは味気ないかなと思い、MVで着用していた衣装や雑誌で着用されていた衣装などを着せた仕様です。
歌詞の通りに進み、その都度写真を撮っていく算段です。ということで、聖地巡礼するにあたってのミッションは歌詞に入っているスポットでの写真撮影です。
そしてこの時間の読みは案の定外れることになりますが、それも含めて書き残すことにします。
よこはまスウィング聖地巡礼スタート!
ということで、まずはコインロッカー探しです。
①待ち合わせの前に荷物を預けよう
歩き始めは横浜駅東口から、その出口に1番近いコインロッカーを探します。
これに関しては本当にシンプルで分かりやすいです。とにかく東口へ向って駅構内を歩き続けると、下りの階段が目の前にやってきます。そこで右手に曲がると地上行きのエレベーターと階段が見え、これを上ると「横浜駅東口の歩道橋」に出られます。
コインロッカーはその地上行きのの階段のすぐそばにたくさんあります。横浜駅東口 コインロッカーで検索して出てくる、1番大きなコインロッカーゾーンです。預けたらすぐに待ち合わせへ!
②最難関の歩道橋〜みなとみらい大通り
14時半、大きな歩道橋の前に到着しました。
外国人カップルはいませんでしたが西山トラベルと一緒に巡ります。
さて、ここからは「みなとみらい大通り」まで結構飛びます。道路を跨いですぐ……と思ったのですが、地図を読めないことを忘れていました。今自分がいる場所がどこなのかよくわからない。東口の前にいるけど、そこから右に行くのか?左に行くのか?
結果としては、
歩道橋を上がって大きな道路を跨いだら、右に曲がって歩き続け、そのまま階段を下りる
が正解でした。
なんとここでもたもたしすぎて進み始めたのが14時50分。まずいです。
そのままとにかく歩き続け、小さい橋やらなにやらを渡るなどして、次の小さい歩道橋に辿り着きます。
みなとみらい大通りは渡った側の歩道に繋がってはいますが、ここで渡らずともあとで合流できます。無駄に階段を上がるはめになるので、ここの歩道橋はスルーして、左に曲がって行きましょう。
少し坂になっていますがどんどん進みます。
地図を見るためのスマホ、フォトプロップス、日傘と手元がめちゃくちゃになりながら歩きます。
1つ目の信号で、右へ渡ります。
渡った先が「みなとみらい大通り」です。
ずんずん進もう!(進まないと帰りの時間に間に合わないため)
②いちょう通り〜あのナニフィコ横浜
みなとみらい大通りを進み「いちょう通り西」の信号を左に曲がるとその名の通りいちょう通りに出られます。ちなみに曲がらずにまっすぐ歩き続けると右手にぴあアリーナMMがあります。すぐそばにはランドマークプラザがあったりと、スタステ4thに参加した人は見覚えがある場所になってくるかもしれません。
曲がって2つ目の信号「美術の広場前」を渡ると、目の前には横浜美術館の通り道が!となるはずでしたが、この7月、美術館は工事中でこのあたりにもトラックがベタベタに止まっていたりコーンが置いてあったりしたため……
ここで曲がり、横浜美術館に来ました感を出すことにしました。
ここで宏ちゃんフォトプロップスをひとつ落とし1人でわたわた探し回っていたら、たまたま外国人カップルが来て、美術館が閉館中ということにショックを受け、どこかへ行ってしまいました。
現在工事が終了しているかはわかりませんが、歌詞の通りに進むには先ほどの「美術の広場前」からけやき通りに抜けていきます。
1本道がずれてしまいましたが、ランドマークプラザに突き当たったところで左に曲がるとそこがけやき通りです。
まっすぐ歩き続けると……
パシフィコ横浜、防衛部でもお世話になりました。他ジャンルも含め、1番訪れている会場かもしれません。いつかここで「よこはまスウィング」を歌ってくれる日が来たら泣いちゃうかもしれない。
次に目指すは赤レンガ go go!
③ポスト〜サークルウォーク
先ほどのパシフィコ横浜前を右に曲がると、歌詞の通り橋の手前にポストがあります。
Google maps上でも郵便ポストとして載っていますが、有名なのでしょうか?
観覧車の時計を見ると現在15:30、夕日には少し早い上に曇ってますが辿り着けたのでOKです。
ジェットコースターが動いている瞬間に撮れませんでしたが、手を振っておきました。
ここから歩いていくと、左手にカップヌードルミュージアムが見えてきます。
ちなみにとても楽しいので時間に余裕があれば寄ってみてください。オリジナルカップヌードルも作れます。まぁ、今日は時間が無いのでスルーです。
橋を渡って小さい坂を下っていくと円形の歩道橋、サークルウォークが現れます。
こちらから上がるには、左手にあるビルの階段を上る必要があります。
丸いのでぐるぐるできますが、ルートとしては真っ直ぐ進んで下りていきます。
ベイブリッジ、ギリ見えてます。
④かもめハープ〜プロムナード
サークルウォークからの写真左に赤レンガっぽいものが見えてますが、これはレンガ造りの建物というだけで目的地ではありません。
歩道をそのまま歩き進むと、海のそばに「赤レンガ倉庫」がどんと構えています。
さっさと早歩きをしていて疲れてはいますが、正直ちょい休するほどの時間はありません……
がしかし、アイスを買わねば聖地巡礼にはなりません。
横浜といえばアイスクリーム発祥の地、あいすくりんが有名です。
赤レンガ倉庫にある馬車道あいすくりんをいただきます。
※2023.4.1追記
赤レンガ倉庫は2022年から改装工事を行なっており、リニューアル後にこちらのお店は入らず閉店してしまったようです。別のアイス屋さんは入っているのでアイスを買うことはできますが、横浜らしいあいすくりんが無くなってしまったのは悲しいな…
かもめハープは、赤レンガ倉庫を出てすぐ、赤レンガパーク内にあります。
モナカがさくさく、アイスはしっかりバニラ味でとても美味しかったです。そしてこの写真を撮るのにかなり苦戦しました。
そばのベンチでアイスを食べながら海を見ていると、ふと思ってしまいますが、横浜赤レンガ倉庫はオタクが1人で来るところではないですね。
幸せそうなカップルか子犬を連れた幸せそうなファミリーしかいません。人生を見つめる前にアイスを食べて聖地巡礼に戻りましょう。時間もないので(なんでこんなに時間がないんだろう)
象の鼻パークに行くため駐車場横の歩道を歩いていたらマラソンガチ勢ランナーが何人かいて、ちょっと救われました。
私も1人で進むことだけに集中しよう。
先ほどのかもめハープから、港に沿って歩いていくと象の鼻パークに着きます。開港の丘越しに赤レンガ倉庫が見えます。
そのまま道なりに上っていくと、もうプロムナードを歩いていることになります。
右手側はビルや道路、左手側は海。
なかなかピントが合わず、自撮りしてるカップルに「え、なんかスゴ……w持ってる……」と小声でドン引きされました。ポーン?ぶ、ブリー???えーと……うーん……(苦笑)
⑤山下公園〜中華街
プロムナードから下りる階段はひとつしかないので、そのまま進みます。下りた地点はもう山下公園の中です。
歌詞通りに巡るため、中央口から公園を出ましょう。中央口は、噴水の目の前の出口です。「山下公園中央口」の交差点に出て横断歩道を渡ります。
そのまま歩けば……
飲茶・ルーロー飯・エビチリ・麻婆……
夕飯を食べる時間を作ってまた来たいです。
というわけで、「よこはまスウィング」巡り完了!1日かけて、ご飯を楽しんでゆっくり回るのがオススメです。
度々迷って立ち止まりながらの所要時間は2時間弱。行き方を分かった上で、早歩きをして、1時間半といった具合です。最短で駆け抜ければこの時間で回れるので、ギチギチに予定を詰めてしまった方もチャレンジしてみてください。
時刻は16:20、あと40分で横浜駅に着いていないといけません。
徒歩で駅に戻ることはまず諦めました。近くの地下鉄に乗って移動することにして、続いて「真昼どきのステラ」の聖地を巡ります。
⑥中華街〜元町
目指す場所は、サビで歩いていた「元町通り」と、お花屋さん「モトマチフローリスト」。中華街を突っ切って進んでいきます。
中華街は入り組んでいるので難所です。(個人の感想です)
山下公園中央口から中華街の入り口が見えましたが、そのまま進んでいくと二又にぶつかります。左側の南門シルクロードに進みます。
中華街に来たというのに車を気にして進むだけで味気ないですが、そのまま通り抜けると、「前田橋」という橋に出ます。
渡った先で右に進むので、この時点で右側を歩いていると良い気がします。気がするだけです。左側を歩いててもそんなに大差ないかもしれません。
渡るとなんだか地面がオシャレになるので流れが変わります。
このオシャレな地面の通りが元町通りです。
ここを歩いていたのか……と感動します。
元町通りは結構長いので、そのまま歩きます。しばらくすると元町の交差点に出ます。渡らずに、左に曲がりましょう。
進んでいって、車道にバス停の表示があるところが「モトマチフローリスト」があったところになります。
「真昼どきのステラ」が公開されてから2ヶ月ほどでお店は閉店されましたが、この特徴的な屋根は残っています。
このあと、元の道を戻らないと訳がわからなくなると思い、10分かけて中華街近くまで戻り、山下公園前にある入り口から地下鉄に乗って横浜駅へ無事到着しました。
反対方向に向かって3分歩けばJR石川町駅があったようです。
やられましたが、知らない道ですので恐らく10分近くかかるだろうと思い込むことで、平静になれました。
この日、渋谷やビブレまでの移動も含めての歩数計がこちら
健康も維持させてくれる、西山宏太朗くんってなんて優しいんだ〜!!!
今回の教訓
・コインロッカーの荷物を忘れずに
→地下鉄で戻ってきてしまったので結局駅の中で迷いました。
・立ち止まる時は一旦左右背後を確認
→これは1番気をつけていました。自分の安全と周りの人の安全のためです。
・スニーカーでも2万歩歩けば足が痛くなります
→痛くなります。
・できれば一緒に楽しめるオタクと共に
→そもそも1人で凸る想定の人の方が少ないかもしれませんが……でも迷っても早歩きして疲れても困らせる相手がいない方が気が楽だよなぁ……。
・キルフェボンは30分並ぶ
→人生初キルフェボン、買うだけだとナメてたら階段下まで並びました。
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