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ロシア_2019-11
行く前のこと ━2時間と少しで行けるロシア
パンデミック直前、かつパンデミック中にロシアによるウクライナ侵攻があったため結果的に大変貴重な経験になった。
感想を述べる難易度は上がったしその感想の中身も随分変わった。
当時の気持ちはあまり思い出せないかもしれない。社会人になって以降、有休のことや普段の疲れ具合のことを考えることが増え「近いのに全く文化の異なる地域」ウラジオストクに魅力を感じるようになった
確か簡易ビザで渡航できるようになってすぐの時期だった。オンライン申請→パスポートと証明写真をセンターに持参するという流れだったと思う
ロシア文学の暗く冷たい迫力が好きで、いずれロシアには実際に訪れてみたいと思っていた
大学時代は第二外国語がロシア語だったので、少し使ってみたい思いもあった
1日目 ─青いサンドイッチと絵本のような町
見た目と味の差
アエロフロートの機内は真っ青。青が好きなので最初は心地よく感じた
しかしおなかは空いていたのに軽食のサンドイッチがその青色のせいでひどい色に見えて食欲がなくなった。コーヒーの色も
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かじったら至って普通のシンプルでおいしいハムサンドだった
絵本のようなあたたかみ
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到着は夕方、ホテルで軽く休んで外に出た頃には夕飯にも少し遅いかなという時間だったもののまだ人通りはあったので外へ
父親から「モスクワの人間の感情が『冷たい』だとしたらペテルブルクの人間の感情は『無』」という話を聞いたことがあり少し身構えていたものの、実際のウラジオストクは絵本のようなやさしさの漂う町というのが第一印象だった。店の外観や壁の色合い、照明、空調などが落ち着いていて過ごしやすい
ただ、確かに店員さんの笑顔は控えめ
外の寒さとのギャップもありあたたかいごはんが心に沁みる
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ただこのマシュマロ入りココア風のやさしい見た目のホットカクテル、喉が痛くなるくらいアルコール度数が強かった。急なロシア
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ホテルでもギャップ多々
ホテルはA hotel amur bayへ
静かで穏やかな場所だった
夜は少し怖い見た目であるものの、
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太陽が出ると綺麗
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あと朝食バイキングのソーセージが爆裂していた。ロシア
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2日目 ─ソビエトの香りとお土産事情
遺産なのかそうでないのか
2日目は朝から潜水艦C-56博物館へ
当時は「跡」という印象しかなかった。2024年に振り返ってみるとなんとなく気が重くなる
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中央広場にはレーニン像が
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美味しいごはんといい景色
近くのレストランで食べた、マッシュポテトとハンバーグを四角いさくさくで包んだようなものがとんでもなくおいしかった
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でも店内のこの置物には本気で飛び上がった。ロシア
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そして黄金橋を通りルースキー島へ。天気がよくて景色がいい
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お土産の主力
プーチン大統領だった
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当時はそれが面白くて仕方なかったけど、ウクライナ侵攻が始まって以降、それを楽しんでいた自分の感性に対する気まずさと反省がずっとある(詳しくはまた後ほど)
3日目 ─教会と寺と
明け方の教会
午前中には空港にいなければならなかったため、この日は朝早かった
ボクロフスキー聖堂はライトアップを眺めるのみ(このあとすぐ消えてしまった)
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日本の気配
与謝野晶子記念碑と浦潮(うらじお)本願寺
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最後までロシア
帰りの飛行機からふと外を見たら北朝鮮機があった。ロシア
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帰ってからのこと ─反省
成田で焼肉
たった3日の旅行でも、空港価格だとしても、帰国を経ると日本らしいものが食べたくなってしまう
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反省
2024年、思うことといえばそれだけ
プーチン大統領は確かにキャラクターとしての面白さがある人だったと思う。でも政治家にそういう尺度での親しみを持つのは間違いだった
キャラクターだけを評価することで政治家としての問題を許して独裁を許す空気を作って、今この現状を導いた。反省しているし、反省すべき人は大勢いるとも思う
帰ってきたヒトラーは名作だったと改めて