可愛い子には旅をさせよ
※軽くネタバレを含むので「劇場版ポケットモンスター ココ」を見てない人、これから見る人は自己責任で読んでください。
この前数年ぶりにポケモンの映画を映画館で見てきました。
可愛いポケモンたち、分かりやすくも心が動かされるストーリー
そして、何より…
あまりに高いサトシのコミュ力!!!
ポケモン映画の舞台はだいたいサトシが初めて訪れる場所で、今回も例に漏れずそうだった。
しかし最強のバックパッカー少年サトシ(10歳)には関係ない
目に入るものはだいたい友達
言葉が通じなくてもヘーキヘーキ
「もしかして○○ってことなのか!?」←だいたい合ってる
実は言葉通じてない?
子供ならそんなスイスイ入っていけるところじゃないような厳格そうな場所でも、躊躇なく礼儀正しく挨拶して入っていく。10歳の私は職員室に入るのにも心の準備が必要だったのにお前…
さらに!
例によって、私利私欲のためにポケモンを痛めつける「悪い大人」が出てくるんですけど、サトシは悪役が悪い面を出した瞬間にどちらが正義かを見抜いて自分もその正義の為に敵に立ち向かうんですよ……
サトシくん人生何周目?????
もちろん悪い方が大袈裟に描かれている傾向はあるけど、判断の早さと意志の強さには鱗滝さんもビックリだと思います。10歳にして、自分という軸がしっかりしてるんでしょう。
私が知ってる10歳と違う!!!
サトシが私とは違う10歳になったのは、サトシが若いうちから旅をしているからだと思う。旅の中で誰からも支配を受けることなく色んな場所で老若男女関わらず友達になっていく。(コミュ力)
こうした旅の中で自分の価値観を手に入れてきたんだろうなと思う。
家にいたままの環境では、近しい大人の価値観に少なからず影響される。それがほとんどないサトシは色んな人の価値観を知って自分で考えて選びとって、自分だけの価値観を作り上げてきたんじゃなかろうか。
何かが起きても、サトシのように曇りなき眼で正義を見据えていきたいですね。
でもサトシくん、ロボットに生身で立ち向かうのは危ないと思うのでもう少し自分の身体を大切にして下さい。