ハートのネックレス論争
世の中には、ハートのネックレスをもらったとして「身に付けられる人」と「身に付けられない人」がいる。
「身に付けられない人」とは
例えば、私はガーリッシュスタイルに身を包むことはないが、人が着てるのを見るのは好き。可愛いから。自分で着ない理由は、可愛すぎて着るのが恥ずかしいからだ。
この恥ずかしさは多分、ガーリーなものは自分には似合わないという認識からきている。
ハートのネックレスには、ガーリーさがあると思う。人を選ぶ原因の一つにはこれを挙げたい。
また、ハートについて
小・中学校のころに買った筆箱や裁縫道具、家庭科で作ったナップサックやエプロン。男の子用はドラゴンやドクロ、女の子用はハートやリボンがあしらわれていたことが多かったと思う。
あれから10年以上経った今
私はハートのアイテムを見ると、子供っぽい、というイメージを抱く。
これは刷り込みかもしれない。私の好みも大きいかもしれない。ただ、こうした感情は、裁縫バッグから来ている気がする。私はハートの可愛さを「子供っぽい可愛らしさ」だと感じているみたいだ。
世間を見ても、少女向けなら、洋服、アクセサリー、ありとあらゆる道具、なんでもハートがついているものはある。多分。それに対して、成人女性向けのハートアイテムはまじでアクセサリーと鞄と財布くらいしかない。多分。しかも割と若い層向け。これはマジ。
まとめると、
・自分に似合うと思うものしか身に付けられない
・ハートは若い人向け
「身に付けられない人」は、ハートのネックレスは自分には似合わないと思っている、もしくは自分の年齢には相応しくないものであると感じている人
逆に「身に付けられる人」は、その人にとってハートのネックレスは自分に似合うもの、年齢相応のものであると感じている人、ということになる。
感性なので個人差はあるが、対象年齢層ごとにおすすめブランドを調べてラインナップを見ると何歳からハートアイテムが減るのかがわかると思う。(調べてない顔)
というわけで、ハートのネックレスをあげること自体が悪いことではなく、あげる相手が「身に付けられる人」と「身に付けられない人」を見分けられていないが問題なのだ。
女目線で言うと見たら分かるだろって思う。けど、分からない人や彼女に少女のような可愛らしさを感じておりハートのネックレスが候補にある場合は
・若いかどうか
・ハートのアイテムを持っているかどうか
で見たらいいかもしれない。
ただ、人は誰でも年を取るのだから、ずっとつけてほしいならハートじゃない方が長くつけられると思う。
「その人のために選んだものなら喜んでくれるよ」とよく言うけど、あれは
「その人の趣味嗜好や欲しがっているものを十分に把握して、その情報を元にプレゼントを選ぶ」場合は成功するけど、
「その人に似合うと思ってプレゼントを選ぶ」場合には、自分の感性と相手の感性のずれが大きいほど相手の好みから外れる問題が起こりうる。
上を読むとプレゼント選びは難しそうに見えると思うし実際難しい
けど、ハートのネックレスは年齢で除外できるから簡単。なのにそれが分かってなかったから叩かれてるんだと思う。
他人が身に付けるものを選ぶとき、分からなかったら本人や店の人に聞こう。物を売る仕事してると思うけど有識者に何も聞かないで買い物して失敗する人はもったいない。お店の人は味方です。
ところで、裁縫道具のカタログを調べてみたけど、最近のはかなりオシャレだった。
未来の男性には、彼女へのプレゼント選びにかなりのセンスが問われるようになるかもしれない。