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いよいよ本番! 《得体の知れない箱で都市を過ごす》

いよいよ本番! というか、ひとまず一回アウトプットしてみます《得体の知れない箱で都市を過ごす》。やることは「大きい箱を山車や神輿のように、みんなで押して目的地まで運ぶ」と、単純明快。そうして探りたいことは「山車や神輿に見立てた箱をみんなで運ぶことで、無意識下にある日本の宗教観や祈りを客観的に捉え、且つどう宗教観や祈りの異なる他者へと想像力を拡げられるか」と、なんだかよく分からないし、複雑怪奇…。(と思われる方が多いと想像)

日本では特に山間地域に継がれてきた祈りのあり方(たとえば民俗芸能)は過疎高齢化によって継承が難しくなり、都市に集まってきた人たちも、祭りや自治会といった活動には多くが関心を示しません。また世界各地で起こる紛争や、先のアメリカ大統領選挙など、宗教観の違いを根底とした争いや分断は絶えません(もちろん、宗教だけに問題は集約できませんが)。世界的にも、国内的にも生じている宗教観/祈りのあり方の齟齬を、「箱を押す」というミニマムな形で演じてみて、感じたところから今後のあり方を探ってみよう、というイベントです。

まあ大風呂敷を広げても仕方ないし、でも宗教に関わるからと無視を決め込めば、もっとたいへんなことになる(というかすでになっている)。別に危機感を煽りたいわけではないけれども、身体を使って考え、それを誰かと共有して揉み込み、ゆっくりと熟成させていく時間は、こんな時代だからこそ大切なのではと考え、ひとまず《得体の知れない箱で都市を過ご》してみます。

武田 力

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集合時間:2024年12月7日(土)13:00集合 ※アフタートークあり。終了は16:00を予定
集合場所:float(東京都墨田区文花2‐6‐3
https://maps.app.goo.gl/3XjZ91XxGhShrBNi7)※荒天の場合は順延
料金:無料
定員:なし
申し込み:予約不要。当日13時にfloatへお越しになるか、箱のゆく道中で加わってください。どのルートを通るかは後日改めて発表します。
【同行人】酒井 七瀬、武田 力、古川 友紀、北條 風知、増谷 陽、山本 敦子、よしの ももこ
【囃子方】宮内 康乃
【制作】酒井 七瀬
【チラシ製作】よしの ももこ
主催:武田力、「隅田川 森羅万象 墨に夢」 実行委員会
共催:墨田区
協賛:東武鉄道株式会社
協力:float

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試演として実施した「得体の知れない箱を動かしてみる」の当日レポートはこちらからどうぞ
https://note.com/unidentifiable/n/n19fe648069dc

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