「公」がかかわるオンライン学び支援の場⑷
note『Story of My Life〜なぜ無償にこだわるのか〜』の結びに、こう書いた。
公(学校や自治体)が学校があわないこたちのための場や学びの場を、公設民営や校内フリースクールやオンライン支援等で、無償であたたかい学びの場をつくってくれるならば、
私の役目は終わるかなと思っている。
そんな「公」がはじめたオンラインの支援の場を、ひとつずつ紹介中。
無償の場であり、かつ、特例校ではない、
「場」に焦点をあてる。
今回、ご紹介するのは、熊本市の取組。
熊本市は、コロナウイルスが猛威を振るう前からICTの準備が進んでいて、タイミング的に前倒しになり、1人1台端末の対応もオンラインでの学習に切り替えて学びをとめないことも、スムーズにはじめていた印象がある。
そして、今回、熊本市が取り組むのが
誰ひとり取り残さない教育ICTを活用したオンライン学習支援
7月末に発表があったように記憶している。
以下、熊本市のホームページ記載文より、引用する。
熊本市教育委員会は学校への登校が難しい児童生徒への学習支援として、教育ICTを活用したオンライン学習支援を行います。来年度からの本格実施に向けて今年度はオンライン学習体験を行います。
オンライン学習支援校を公立小・中学校に1校ずつ配置する模様。
こんなふうに、どこの自治体でも、学校があわない子どもたちへ学習支援がオンラインでできるようになるといい。
ただ、ひとつ思うのは、オンラインのよさを生かすのであれば、自治体で区切るのはもったいない、ということだ。
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群馬県館林市が委託事業として取り組んでいるオンラインフリースクールでは、館林市の子をはじめ、全国のこどもたちがともにつながりあっている。
運営実施団体である「まなビバ!シリウス」では
連携する自治体・企業を募集しています。
いただいたサポートは、こどもたちへの学びの扉渡しに還元してまいります⁂