自己紹介 初めてのnote
私は、ユニコーンぴぃ。
29歳のOLだ。
noteってまともな方が多そうで、心配である。
私は普段、驚くほど真面目で普通のOLだ。
私は社会人として必要なことをたくさん学んできた。
周りがどうやったら仕事がしやすいかな。
どうしたら、効率よく仕事ができるだろう。
そうやって失敗を学びに変えて、進んできた。
そして、周りの人から認めてもらえるようになってきた。
そんな20代後半。
私は非生産性の高い行為ができなくなっていた。
ドッチボールはしない。
セミの抜け殻は集めない。
友達とモテない遊びをしない。
ベロは出さない。
運動目的以外で走らない。
2階から目薬をやってみない。
反対に私が、今することは以下の通りだ。
風呂に入る。
部屋を片付ける。
洗濯をする。
貯金する。
自炊する。
いかれている。
そんな遠いところまで来てしまったんだ。
休みの日に、ニトリで鍋を選んでいる自分に驚いた。
生産性がすぎる。
最近買った本は、冷凍弁当のレシピ本。
5日分を休日に作り置き弁当を作り、毎日持って行く本。
生産性がすぎる。
ついには、先日パートナーと3年間で〇〇円貯金する。
と言った、将来を考えた計画も作った。
生産性に侵されている。
これらは、決して悪いことではない。
少ない時間で最大の効率を上げる。
生産性を高く生きることは、大人になる上で、必要なスキルであり、
自分たちが健康に、健やかに食っていくために必要な行為だ。
でも、私はここ数年こういったことに囚われすぎた。
学生時代、簡単に思い浮かべることができた空想の世界。
社会には、非生産的で需要のないものは必要ない。
だから、私は空想のアイデアを生み出した時、意識的にそれを排除していた。
なるべく考えないように。
そんなことを考えるのは、子供っぽい。
恥ずかしいことだ。
そう思ってここ数年、過ごしてきた。
すると、どうだろう。
空想好きのユニコーン牧場の支配人だった私は、跡形もない。
かつてのユニコーン牧場では、血肉がみなぎったユニコーンたちが、走り回り歌い踊り、土を掘り、山を作り、ビックサンダーマウンテンを作り、ファストパスを発行した。
そして、キャンプファイヤーでマシュマロを焼いたら火力が強すぎて、焦げたので一皮剥いてから食べた。
厩舎でマリカーをして、カーストの低いユニコーンが接待プレイをしていた。ユニコーンは何かを飲み込み、ぐにゃっと笑った。
そんな自由で、意味のない世界が、わたしの中にあった。
でも、いまの牧場では、ガリガリで生きてるのか死んでいるのかもわからないユニコーンが数匹いるだけだ。
私は、社会にとってなんの意味もない、
非生産性の高いことが、自分にとって必要だと思う。
社会に必要ではないが、私にとって必要なもの。
それを呼び起こし、ユニコーン牧場を元の姿に戻す。
それが私のnoteを始めた理由です。
なので、面白さとか、有用性とか、有益情報とか。
まるでない事を目標にします。
これから定期的に、OLの日常の些細で、無駄なこと。
それを書いていければと思います。