許せなかったこと、許してはいけないこと
みなさんは、許せなかったことや、トラウマはありますか?
私は、許せない人が家族に2人いました。
父と姉です。
父からはD Vと嫌がらせを、
姉からは執着と暴言を受けてきました。
父からの、DVと嫌がらせは8年間続き、
思い通りにいかないと殴られたり、家に遊びにきた友達を蹴られたり、
携帯を壊されたり、小さなことから大きなことまで多岐に渡りました。
よく、父と母は喧嘩をしていたので、包丁を隠したり、
何度声をかけても母を殴ることをやめないので、警察を呼んだりしました。
どうして安心した生活もできないのか、怒りでいっぱいでした。
母には、「本当に離婚してほしい」と何度も伝えましたが、
母は児童養護施設育ちなこともあり、家族を失うことが嫌だと伝えられました。
姉からは、幼い頃は友達とお揃いのバックを庭に捨てられたり、部屋に閉じ込めたり、
思春期には、私の彼氏の悪口を執拗に言われたりしました。
また、成人してから数週間、姉と同居をしていたのですが、
疲れて横になっていると、私を見て、
「なぜだらけているのか」と怒り出し、
「なぜ一緒の布団で寝てくれないのか」
「なぜ私の料理をもっと食べてくれないのか」
と、よくわからない不満も伝えられました。
疲れていて対応できなかったので、「少し外に出るね」と家を出ると、
放っておかれたことに怒り出し、外まで追いかけてきて
「お前が勝手なことをしているから、私はお前のせいで人生苦労している」と、深夜の道路で怒鳴ってきました。
数日後、「彼氏ができたので、家を出てってほしい」と言われ
部屋を急遽出ていくことになりました。
父とは私が家を出てから、数年間は話をしていませんでしたが、
姉の出産を機に少し会話をできるようになりました。
姉とは、彼女が普段はフレンドリーなのもあって、
時間が経つといつも何ごともなかったかのように仲良くしていました。
「私の大切な母が、大切に思っている人だから、仕方ない」
「自分もきっと誰かに許されて生きているから、
自分も人を許したい。あたたかい人間になりたい。」と思い、
父と姉と接してきました。
しかし、精神科に初めて行った日の夜に、
人生を振り返る時間が生まれた時、
どうにも、父と姉の存在が心の中で引っかかりました。
「なぜ、あんなに酷いことをして、時が経っても一度も謝らず、
自分の行動を省みない、みようともしない人たちに、
自分の優しさを搾取されないといけないのだろう。
大人になったつもりでいたけど、全然許せていない。
2人は自分から謝るような人じゃない。もう許さなくていい。」
と、思いました。
法的に縁を切ることはできないので、
母には「もう2人と関わることはない。」と伝え、
今は、極力接しない方法を模索しています。
家族と縁を切ることも、
人を許せないことも、とても悲しいことです。
それでも、許してはいけないことを許さない。
当たり前のことですが、そうすることで、
すごく、自分からの愛を感じたのです。
この選択は間違っていて、未熟なのかもしれません。
ただ、今は自分の判断を信じて、
毎日を穏やかに過ごしていきたいです。
暗い話になっちゃいましたね。。今日はここまで!
次回は、「セルフネグレクトと優しさ」についてお話しします。