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来訪者~その後~

前回の投稿後も来訪者は続き…といってもほとんど昆虫で、昆虫観察日記のようになってしまうと自粛していたら前回から半年以上が経ってしまいました。珍しい虫がやって来る以外にも不思議なことはたくさん起こって、毎日のように起こって、今日も起こっていて…まとめようがなくなっていました。ですがやはり虫のお話です。

昨年のことですが、部屋の中で羽音がしていると思ったら、野外でも見たことのないイトトンボが晩秋だというのに家の中を飛んでいたり、玄関の脇の壁に毎日毎日違う見慣れない虫が止まっていたり、日本で一番大きいテントウムシのカメノコテントウがやって来たり…なんだってこんなに虫がやってくるのかということが続きました。そして思い出したのです。私の誕生日石は「虫入り琥珀」だということを。石は石でも化石だし、異物が混入しているこの誕生日石を私は結構氣に入っているのに、すっかり忘れていました。生まれつき虫が関係しているのです。この現象は仕方ありません。

そして来訪者たちは虫の知らせ、虫の居所、弱虫に泣き虫、どうやら体内に居そうな「虫」から連絡が来ているということを知らせているのではないかと思ったのです。さらに虹の虫へんは「龍」を表していると言いますし、ネイティブアメリカンの伝承ではトンボ(dragonfly)は龍がコヨーテにそそのかされ、どんな者にもなれることを証明するために変身したものだと言います。人は生まれるときに龍に乗って来るという話をどこかで聞きました。虫と龍には深い関係がありそうです。虫からの連絡は自分の片割れのような存在との関係を深めなさいということなのでしょう。

虫が知らせる予感や直観を受け取り、感情に反応して虫を見失うことなく、弱音や泣き言にもよくよく耳を傾けることができれば本音が現れ、この世の幻想に惑わされることなく、自分の中の無二の親友と協力して独特な自分を表現していけるのではないでしょうか。これからは集団で同じ動きをするとか、出る杭は打たれるということはなくなり、唯一無二だらけでハーモニーを奏でるというような世界が現れるのではと夢想しています。

ここ数年、人は選んだ世界を生きるのだなぁと実感しています。ただ自分の望む世界を生きると決めれば良いのです。最初は自分の本心がわからなくてちょっとズレた線を選んだりしてしまうかもしれませんが、ズレていると氣づいた時点でまた選び直せば良いのです。制限なしです。私の場合目の前に現れる現象が思いのほかファンタジーなので、頭の中は自覚してる以上に現実離れしているようですが、その流れに身を任せています。もう何者かに何かを強制されたり、創造を制限されたりする世界は終わっていくでしょう。信じた者勝ちです。これからの自由な創造世界、楽しみですね。

では、また。ごきげんよう。


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