満員チワワ

今日は会社の研修がある
普段は電車に乗らないが
今日行く場所は電車で行くしかない

慣れない電車に乗り込み
乗り換えをしていると
何故か2列の動かない人達

俺は乗り換えをしないから
階段に、、、、

なるほどホームの奥に階段がある。
この混み具合では行けそうもない。
エスカレーターの登り待ちらしい。

時々途中から割込むおじさんが居る。

ゆっくりと列は進む。

電車に乗り込み
すぐに置くまで押される、

待てよ、

降りるとき真ん中位まで
押されたら
出れないだろうが。。

あぁーーー。

駄目だった。

すでに電車の中央まで押されてしまった。

次は東西南北市川駅です。

電車のアナウンス。

ガラー。

ドアが開いたかドア付近しか人が降りず
俺は降ります!!と言ったが
新しく人が乗ってきて閉じ込められた。

やってんな。降りれなかった。

これはまずいぞ。

痴漢だのテレビやニュースで騒いでいるが
そもそも女性だの避けられない
混み具合だ。
これが満員電車か。両手をあげて
冤罪防止だ。
捕らえられた宇宙人の様になった。

研修に間に合わないな

まず落ち着いて降りよう。

人が人を押して集まると
本当に窒息死など有るだろう。
体感した。

手をあげまま
気がつくと電車が急停車した。

バックもスマホも吹っ飛んで
何もなくなり、
人が崩れてきて
バランスを崩したら
電車が横転した。

アナウンスは聞こえない
電車内はざわざわしている。

チワワが暴れるから
床に置いたら
歩いて進む、

ちょっと？

横になった車内を
進み、人に踏まれそうになるから
抱き上げようとしても人に当たって
うまく進めない、

そんな時に車両の連結が外れ
下に下りれそうな場所があった。

チワワが飛び降りた。

意外にも降りれそうだ。
俺は降りた、

みんなザワザワこっちをみて
何か言っている。

降りるとそこは地盤沈下で
車両が飲み込まれた
と言うことが分かった。

チワワに付いていくと
そこには5匹位の、チワワが居た
5匹だ。

風船を膨らませて
チワワ達は風船を口でくわえて
空に飛んだ。

俺はそのチワワを真似て
風船を膨らませ一緒に飛んだ。

チワワの国に着くと
様々なチョコタンやソックスの
チワワ、大きいチワワ
小さいチワワ
沢山いた。

飛んでる時は
喋れなかったが
チワワ王国に着くと
みんな喋ってて
俺も言葉がわかる。

猫が最近
ネズミを追って
チワワランドに攻めてくると
言う事が困っているそうだ。

確かに僕らチワワはネズミは追いかけない。
猫達はネズミを追って
チワワランドに
入ってしまうそうだ。

チワワ達にとって
強力な爪を持つ猫達が
怖いそうだ。

そんな時に
またネズミと猫が入ってきた。

俺が猫を抱きかかえると
チワワ達が
大喜びした。

猫を倒せ
追い返せと。

でもみんな待ってくれよ。

同じ動物出し
お互い危害は加えないじゃないか。
猫も悪気が無いと
言っているし。。

チワワ達が猫と
和解した。

猫とチワワがお互いの国に
出入りする事になった。

チワワ達が
俺にお礼を言った。

これからは
猫とチワワで
仲良くするよ
きっかけを有難う。

俺はもふもふに囲まれ
チョコタンチワワや
ストロベリーまろ眉チワワ
ホワイトソックスチワワなど
色々なチワワを撫で撫でして

にやにやした。

チワワ達に見送られ
俺は歩いた。
　

なんて夢を見た電車内。

チワワ（モカ色のチワワ。あだ名モカチ）