運営部に入ったことが転機。学業、資格勉強、SNSマーケを両立する理系大学生【運営部インタビューNo.4】豊永希さん
みなさんこんにちは!UniVisit広報部の石川です。
【UniVisit運営部インタビュー第4弾!】
今回は、広報部所属の豊永希(とよなが のぞむ)さんにお話を伺いました!
UniVisit運営部では、高校生の皆さんに、もっともっとUniVisitについてU-communityについて知ってもらいたい!そんな思いから、U-communityに所属する大学生運営部員に対談形式でインタビューを行っています。是非、他のメンバーの記事もチェックしてみてください!
《UniVisitの広報部に所属》
ーーUniVisit運営部に入ったきっかけと運営部における広報部としての役割について教えてください。
UniVisitのコミュニティ、そして運営部に入るきっかけとなったのは、U-Communityに所属していた友人に誘われ、高校生向けの推薦入試に関するイベントで登壇者として参加したことです。
当時、残りの大学生活を充実させる意味でも、なにかしらの「団体」に所属したいという気持ちがあったことから、登壇者としてイベントに参加後、U-Communityに所属することに決めました。また、運営部の広報部へ所属を決めた理由としては、「発信」を行うインスタでの投稿に関心があり、実践的に行ってみたいという思いがあったためです。
現在は、関心のあったインスタでの投稿物の作成とポスティング、これに加えて、インスタのストーリーのポスティングとツイッターでの情報発信業務も担当しています。
《豊永希といえば=?》
ーー豊永さんが今一番力を入れて取り組んでいることを教えてください。
今は、自分の「趣味」に一番力を入れています。趣味は主に3つあるので、1つずつお話します。
1つ目は、インスタアカウントの運営です。「発信すること」に興味を持ち始めたのをきっかけに、発信用の公開アカウントを作成して、自分の好きな、カフェ、ケーキ、紅茶に関する投稿をしています。
2つ目が、資格取得の勉強です。夏休み期間中、時間にゆとりがあった事もあり、かねてから興味のあった紅茶の検定とITパスポートの取得を目指して勉強しています。紅茶の検定の勉強を始めた理由としては、資格取得のための勉強を通して、自分の大好きな紅茶に関する知識を深めることができるのではないかと思ったからです。そして、ITパスポートに関しては、もとより、自分がゲーム好きであったことが理由です。ゲームをするために、ゲームPCを買いたかったんですが、高額で手が出ず、それならば、IT機器に関する知識だけでも深めてみようという気持ちでITパスポートの勉強を始めました。
そして、3つ目ですが、これは、中学時代から続けているバスケです。大学でもバスケ部に所属していますが、それとは別で、自宅から自転車で15分ほどのところにある公園でバスケをしています。友人と行くこともありますが、一人で行くことも多く、その際は、バスケをしに公園に集まってきている人たちに混ざってプレーしています。たまに、海外の人もいたりするので、そんな時は、英語で交流しながらプレーをしています。
ーーかなりアクティブに活動されているんですね。意欲的に活動をするきっかけというのはなんだったんでしょうか?
実のところ、こういった趣味に力を入れ出したのは大学3年生になってからと割と最近の話なんです。
大学1、2年生の頃は、平日は授業を受け、土日は課題をこなすといった日々、それでもって長期休みは、ゲーム、アニメ、アクティビティを楽しんでいました。なので、「自分を磨くための活動」みたいなのをしてこなかったんですね。
ですが、3年生になって、UniVisitに所属したことをきっかけに人間関係が広がって、周りの色々なことに挑戦しているメンバーに出会いました。「自分を表現するためのものが欲しい!」「自分といえばコレ!みたいなものを増やしたい」、活発に活動するメンバーに刺激を受け、そう思うようになりました。ですから、UniVisitへ入ったのは自分の中での転機だったのかもしれませんね(笑)
ーーサークル活動、アルバイト、インターンシップ等、取り組んでいることがあれば教えてください。
趣味としても挙げているように、自分はバスケをすることが好きなので、大学ではバスケ部に所属しています。(一様、部活内の役職にも就かせてもらっています)
アルバイトに関しては、これまでチェーンの居酒屋とコーヒーにこだわったカフェで働き、今は派遣系のバイトに落ち着いています。居酒屋とカフェはかなり激務であったのに対し、派遣系のバイトは人材派遣会社に登録し、自分の都合に合わせてシフトが組めるので、忙しい中でも働きやすいです。また、時給も1,500円と割高なので、「稼ぎたい人」「忙しいけどバイトがしたい人」にとっては好条件のバイトだと思います。
《豊永さんの大学選択》
ーー所属している学科ではどのようなことが学べるのでしょうか。
自分が所属する生命科学部生命医学科では、端的にいうと、「遺伝子」「ゲノム」のキーワードに代表される、生物や化学の分野について比較的幅広く学ぶことができます。(青いバラの品種改良、マウス・ラットの遺伝子実験、先天性障害・病気の改善など)大学での授業は、座学を中心とする講義科目と実験を行う実技科目で構成されています。
「生命医学部」というのは比較的マイナーな学部で、他大学で同じ学部があるのは、有名どころでは学習院大学ぐらいです。よりメジャーな学部として、「薬学部」を挙げることができますが、薬学部との違いは、「薬を処方する」のか「薬を創る」のかにあると思います。薬学部出身者がよく就く職として薬剤師がありますが、薬剤師という職の役割は、創られた薬を患者さんに処方することです。一方、生命医学部では、創薬について学べることから、生命医学部出身者は薬を生み出す職に就くことが多いです。
自分は、「薬の開発・研究に携わりたい」との意志があったので、自分のやりたいことが一番に行える環境である、生命医学部を志望しました。
ーー豊永さん自身は、大学ではどのようなことを学んでいますか?
自分は、悪性腫瘍、とりわけ「癌」の治療薬の研究に関心を抱いています。なので4年生になり研究室が始まったら、腫瘍研究室に入って学びたいです。(研究室が4年生からスタートは他大学と比べて割と遅め)今はそれに向けた準備段階で、悪性腫瘍を遺伝子の観点から勉強中です。
癌治療に興味を持った理由としては、自分の身内が癌を患うことが多く、癌という存在が否応にも身近であったことが挙げられます。「手術による治療の道」を自分が志さなかった理由としては、自分が血液を見ることが得意ではなかったことや、学力的にハードルも高かったことも理由としてありますが、一番の理由は、癌になってからの治療よりも、癌を患う前の「予防」に関わりたかったという思いが強かったことです。だからこそ、サプリや食事面からのアプローチで癌治療に関わりたいと思いました。
《理系大学を目指した受験勉強》
ーー受験された公募推薦について、どんな受験であったか教えてください。
受験する学校によって、テストがある形式、面接がある形式、小論文がある形式、グループディスカッションがある形式など、違いがあるとは思いますが、自分が受験したのは、エントリーシート提出後に筆記テスト(理科[物理・化学・生物から1つ選択]・数学・英語)と3対1の面接がある形式のものでした。筆記テストの問題は基本的な問題が多く、特別に対策がいらない、一般受験に向けて勉強していれば十分に答えることのできる問題でした。
ーー受験時代はどのように勉強していましたか?(とりわけ理系科目)
自分は河合塾に通っており、そこで、英語、数学、化学の対策をしてもらっていました。
暗記の多い化学ではインプットが重要なので、東進の1問1答を何周もして勉強したり、河合塾のテキスト、学校で配布された資料を使って勉強しました。
数学は、チャート式を「1日1ページ」とタスクを決めてひたすら解いていきました。数学の中でも数3は特に曲者で、問題を何度も解きながら、問題パターンを覚えたり、公式を暗記したりしました。
とはいえ、理系の数学の勉強は一人で取り組むにはしんどいので、河合塾とは別に、個人指導塾にも通って、重点的に対策をしました。暗記系の科目であれば、個人で黙々とタスクをこなせば良いのですが、数学に関しては問題を解いていて、「なんでこうなるの?!」という場面がどうしても多くなるので(笑)個人指導塾の先生に、そういった問題の解説をしていただいたり、問題の解き方のコツを教わったりしました。
《高校生に向けて》
ーー今の高校生に向けて何か伝えたいことはありますか?
「友人は大切にしてほしい」ということを伝えたいですね。
友人はなにをするにも支えてくれる存在です。どんな行動も大抵のことは、自分ひとりでできます。ですが、一人での行動ばかりを突き詰めるのはとても孤独だし、辛く感じることも多いです。一人での行動の方が圧倒的に作業効率は高いですが、その一方、友人といる時の、ストレスのかかり方は、一人の時と比べ段違いに低くなります。
自分自身、高校生の頃、理系受験をする友人が少なかったことから、理系受験について気軽に相談できる仲間が少なかったり、頼れるのは先生しかいなかったりと、孤独な思いをすることが多くありました。そういった経験からも、友人、そして受験を支え合える仲間の重要性を感じました。なので、高校生である今の友人をぜひ大切にしてほしいです。
それともうひとつ!受験生の皆さん、睡眠時間はちゃんと確保しましょうね。自分も寝る間を惜しんで勉強をしたりもしましたが、どんなに勉強しても、結局寝ることにはなるので、ちゃんと適切な睡眠時間は確保しましょう。(個人的には5時間ぐらいは寝た方が良いと思います)
《おわりに》
今回は、豊永さんにお話を伺いました!
インタビューを通して、豊永さんの目標を定めて実行する行動力と自分以外の他者から影響を受け、それを良い方向へ動くための糧としている姿が印象に残りました。
文系大学所属の自分にとって、理系大学に所属する豊永さんの話は、普段耳にしないようなワードであふれていて新鮮でしたし、なにより、とても刺激的でした!
「東京薬科大学、理系、創薬、公募推薦入試、バスケ部、カフェ巡り、インスタ発信」などのキーワードに関心のあるみなさんは、是非、Slackで豊永さんにメッセージを送ってみてくださいね!
そして、U-communityに所属していない高校生の皆さん、U-communityでは、完全無料で、全国の大学生に進路相談ができます!「こんな大学生に話を聞いてみたい!」「相談してみたい!」と思った皆さんは是非、
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《インタビュー, 文章:石川》
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