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夏フェスで暑さ対策してみた

ロックフェス初心者向けガイドはこちらの記事も参照してください↓

空調服

購入したもの


買ったのはワークマンのこちら

これに別売りのファンとバッテリーを買いました。
カタログでは別のもの(もう少し日常づかいできてファンを隠せたりするものとか、ファンを回したときに膨らみが目立ちにくいもの)が候補だったんですが、店舗で見たら生地が厚くて重めだったので、1番軽くてかさばらない、着ていない時にはカバンにサッとしまえるものにしました。

ネットにも色々と空調服は販売されていますが、バッテリーが含まれるものはいろいろと安全性が心配なので、安心安全のワークマンさんに(空調服ガチ勢は別のメーカーも愛用されているようですが、メンテナンスを考えると近くに店舗があるところが良いかなと)。

当日の使用感

家や日常生活で試したときにはかなり涼しい印象。3段階ある風量の1でも十分。で、実際ロッキンに装着していきました。朝はバッテリー維持のために1に、それでも背中に常に風が流れているので汗が乾きやすい印象です。ただ日が登って気温が上がってくると2でも「涼しい」とは感じませんでした

ビオレの冷タオルを背中に挟んで、冷ハンディミストを首に振り掛けながら空調服着続けたら、体温が上がりすぎることなく日陰ではだいぶん楽でした。(友人にも貸したところ同じ感想)
ただNovel Coreのヒルサイドステージでは飛び跳ねるために脱いでいて、直射日光満点だったので、そのあとは空調服マックスにしていても体温が下がらず、やばかったww

ただ、1日経って同じく参加した友人のポストを見ると汗疹がすごいという投稿がいくつかみられて、敏感肌で汗疹体質の私には常に風が流れているというのは大事だったのかなと思いました。

デメリット

見た目はベイマックスみたいになります。背中側が特に膨れます。(先述した通りあまり膨れないタイプもあります)
まだフェスに来てる人はちらほらという感じなので、正直まあまあ目立ちますが、命と汗疹との引き換えだと思えば私自身はそんなに気になりませんでした(気にしませんでした が正しいかな?気になるのは周りですよねww)

多少重いので脱ぐ時は荷物になります。
ジャンプしたいので推しのパフォーマンス中は脱いでいたため少し大きめのショルダーバッグが必要でした。

氷しか勝たん

保冷バッグは必須

私に限らずペットボトルを凍らせて持参している人は多かったですが、タオルに包んだだけとかだとすぐに溶けてお湯になっていました。
前に買って持っていた保冷バッグをショルダーバッグに入れていきました。

持ち手がついていなくて薄手なのでバッグインバッグに最適。500mlのペットボトル2本と300mlのパウチ2つくらいまで入ります。チャックもついているので冷気も逃げにくいです。

ロックアイスが買えたら即買い

2024年のロッキンジャパン、Novel Coreのステージの後で体温上がりすぎて(空調服脱ぐなよ)友人と2人で無言で日陰でうつむいていましたが、インフォメーションの近くでロック氷(大、小)を販売していて、思わず購入したら最高に生き返りました。首や頭頂部、脇の下などを冷やしていくとだんだん喋れるようになって食欲も出てきました。

友人撮影の、別名「命の氷」。マジで神でした。

途中、氷が溶けてくると袋から水が漏れたり、その水を飲むために袋の口を切っても一気には飲めないから持て余したりするので、ジップロックを一枚持っておくと便利でした(私は偶然汚れたウェットシートを入れようと一枚持ってて助かりました)。

サーモボトルも何かと良き

凍らせた飲み物を万が一買えなかったりした時用に、BMSGサーモボトルを持っていきました。コンビニで凍った飲み物は買えたのですが念のためロックアイスも買ってボトルに入れておきました。
移動時に一つずつ口に含むだけで体の内部から冷やせて助かりました。先述の会場で買ったロックアイスも溶けて小さくなってからボトルに入れました。

ひんやりグッズ

空調服のところでも触れましたが、ビオレの冷タオルは、ライブのプロであるYouTuberさんのノウハウでブラの紐に通して背中に貼っておきました。同じビオレの冷ハンディミストは、一瞬清涼感がありますが長続きしません。いずれも水分の気化熱とメントールですうっとさせるものですが、空調服やハンディファンとセットにしないと氷ほどの効き目はないかも。

ヒヤロンも持って行ったのですがいつも何だか使わないんですよねぇ。

濡らして首に巻くタオルも持っていますが、空調服の空気を遮断してしまうので(つまり首元から頭まで抜ける風が通らない)、空調服とは相性が良くなかったです。
JAPAN JAMの時には巻く方が巻かないよりも涼しかったですし、日焼け防止にもなるので良いのですが、組み合わせ次第なのと、あまりに暑すぎるとすぐに乾いてしまって気化熱での冷却効果は一瞬で失われてただの首巻きになってしまいます😭

日が落ちて、バスで会場を後にする前に、日焼け止めと汗を落とすためにお手洗いで全身をボディシートで拭きました。敏感肌なのでかぶれやすく、強い日焼け止めをすぐ落としたいのです。
私が愛用しているのはこちら。香りが自然で、かつ清涼感が強くかぶれにくいです。

ダイソーの小さなチャック付きビニール袋に一つずつ小分けして持っていきました(荷物の重量を少しでも減らすため)。

服装

吸汗速乾のTシャツ

本当は最推しNovel CoreのバンT着ていきたかったのですが、どれも黒ベースで温度を吸収しそう💦
涙を飲んで色が薄めで吸汗速乾機能のある、アウトドアブランド(Franklin Climbing)のTシャツを選びました。

ボトムは機能性重視

UV加工冷感のレギンスの上にGUのナイロンカーゴショートパンツ(ポケットがたくさんついていて、スマホやペットボトルを入れたりできて便利)を履きました。
足の裾が広がっていると、フェスでは避けられない簡易トイレで裾を汚さないように脱ぎ履きするのが大変なので注意です。

ソックスを履いてナイキのエアマックスココを履いたので、下半身は直射日光を浴びる隙間を作っていません。ところがソックスを履いている足先の部分にジリジリと日光が差し込んで少し痛かったです!次は無難にスニーカーにしよう…

帽子は耳と首までカバーできるものを

キャップはおしゃれですが耳や顔の横側がカバーできないのでバケハタイプがおすすめ。私は友人が勧めてくれたネックカバー付きのバケハを愛用してます。ネックカバー部分はスナップで簡単に取り外しできて便利。

キャップ派の人はフード付きタオルなど、別のアイテムで首と耳を守ってください。日焼け止めにも限界があります。

アームカバーは黒のスーパーロング

半袖のTシャツからのぞく腕と手はアームカバーで守ります。50センチ以上の、二の腕までしっかり覆うものがおすすめ。
私かなりアームカバーは渡り歩いていて、しばらくこちらを愛用してました。

長さがたっぷりなのと、素材の割に涼しくて気に入っていたのですが、あるとき気づいたんです。腕の内側がほんのり焼けていることに。
日常生活で使う分には腕の内側は日光に当たりませんから全然メッシュでいいんですが、そう、私たち、ハンズアップの民には致命的。

そこで次に買い換えたのがこちら。

ネットの評判も口コミも良かったので買ってみたのですが、リプ編みのタイプは汗が溜まりやすいのと、親指が穴が空いているだけで超灼熱の太陽の下だと親指だけ焼けるという悲劇が起こり、うーんという感じ。

そこで次に選んだのがこちら

指先長めは本当に第一関節近くまで隠れますし、親指もしっかりカバーしてくれます。するんとした薄手の生地ですがUV効果もちゃんとありました。(ロッキンではお手洗いのたびに、腕にも日焼け止めを塗り直していました)

黒は熱を吸収するから暑いのですが、Tシャツと違ってアームカバーはなるべく薄めにしたいので、遮光効果を考えると黒一択かなと思います。

日傘は意外と使わない?

普通の夏フェスは日傘禁止の会場が多いのですが、ロッキンジャパンはもともとグッズやフードの待機列はOKにしていて、今回はさらに開演10分前までステージエリアでも日傘を解禁していました。

日傘使えるタイミングが増えるのありがたいー!と思っていましたが、私は今回Novel Coreの前方が当たっていて、他のアーティストは無理して待機せずに後ろから見たり、夕方からだったりしたので、いわゆる日陰ではないところで長時間座ったり立っていることがありませんでした(というかあまりに暑くてできませんでした)。

歩いている時に使えないのであればそんなに使う場面はなかったなぁというのが個人の感想です。

命だいじに

これからもサマソニなど灼熱の夏フェスがさまざま予定されていますが、参加される方はくれぐれも無理しないように!当日倒れてしまったらせっかく参加しているのに楽しめませんし、なんとか乗り切れても翌日体から熱が引かずに具合が悪くなったりしている人もいましたので、様子を見ながら早め早めの水分補給と体温調節を忘れないようにしてください。
体調最優先で、最高の夏の思い出を作りましょう!

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